ゴルフ【2025】(中古)おすすめ人気アイアン特選10モデル 人気メーカーの歴代高評価モデルをご紹介

アイアン
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2025年の最新版、過去に発売された人気メーカーのなかから、アスリートタイプ、アベレージタイプ、飛び系などのカテゴリー別に、購入や買い替えを検討しているゴルファーのみなさまに、歴代の高評価モデルをおススメ。

打感の良さ、フェースの弾き、ルックス、寛容性など、アイアンに欲しいキーワードをもとに、対象ヘッドスピードのおすすめシャフトなどもご紹介しています。

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アスリートタイプ、アベレージタイプ、飛び系、打感の良さがキーワード。初心者向け、ロングセラーの名器など、さまざまなタイプのアイアンをご紹介

各モデルごとに⦅Golfdo⦆在庫・価格状況をご案内しています。気になる品があればCHECKしてみてください。

①SRIXON(スリクソン)ZX5アイアン

日本を代表するアスリートブランド『SRIXON』の名器

2020年に発売。ダンロップのアスリートブランド『SRIXON』からは、同時期に数モデル発売されています。

バリバリのアスリート系のマッスルバック、松山英樹プロも使用の『Z-フォージド』、次のアスリートタイプに位置する『ZX7』、そして一番ヘッドサイズも大きくロフトもたっている『ZX4』があります。計4種類。

その中でも、この『ZX5』はひときわ人気があります。

まだ発売後の年数は浅いですが、すでに名器のような存在になりつつあります。

アスリート好きな顔立ちなのに、飛び系に負けない飛距離性能

スリクソンのアイアンは、この数年『7シリーズ』『5シリーズ』を発売しています(9シリーズも発売している時もありました)。

2モデルの経緯としては下のとおりです。

『725』➡『745』➡『765』➡『785』➡現行モデルの『ZX7』

『525』➡『545』➡『565』➡『585』➡現行モデルの『ZX5』

2年に1度のペースで、その時々で『ZX4』などの追加分もありつつ、テイストは変えることなく、継続して発売しています

ヘッドシェイプ、ロフト設定などあらゆる要素がアスリートラインの『7シリーズ』。

「スリクソンは使いたいけど、難しいアイアンは使えない…」というゴルファー向けに少しキャビティを深くポケットタイプにしてロフトもストロングな『5シリーズ』という分け方をされていました。

『7シリーズ』がメインブランドではありますが、やさしいタイプの人気が出るのは必然、歴代モデルの『5シリーズ』も、常に継続した人気を保ってきました。

ただ、この『ZX5』は、発売と同時に、突出した大ヒットとなります。

理由は明確で、スリクソンファンにとっての「ここをもっとこうして欲しい」という、求める要素をすべて取り入れてくれたかのような素晴らしい完成度だったからです。

『7シリーズ』とすみ分けするためには、やさしさを感じなければなりません。

そのため、これまでの『5シリーズ』は、ポケットキャビティにしたことによるバックフェースの厚みとルックス、低重心にするための少しワイドなソール、少し気になってしまうセミグースなど、アスリートゴルファーとしては、ある意味で少し妥協せざるをえないポイントがいくつかありました。

そのいくつかのポイントを、この『ZX5』は、パーフェクトとまではいわないまでも、かなりのレベルで整えてくれています。

ポケットキャビティなのに構造の工夫でそうは見せないバックフェース、構えたときの上からのルックスはほとんど見分けがつかないフェイスデザイン、ボテッと感を感じさせないソール形状と、保ったのはロフト設計くらいで、あとは完全なアスリートテイストとなって登場してくれました。

もうひとつ、ストロングロフトと連動しますが、フェースの弾きがよく、アスリートとはいえ飛距離のサポートは欲しい、というニーズまで、フィーリングで実感させてくれる造りとなっています。

シャフトのバリエーションは、スチールがメインになります。

安定感を求める方には、しっかり感がある『NSプロMODUS3 TOUR105』。やや軽めのしなりを求める方には『NSプロ950GH neo』をおすすめします。

2024年に最新モデルが発売されましたが、まだまだコチラも人気は健在。中古市場でも高値ですが、それだけの価値はあります。そして、このモデルの特徴を考えると『NSプロ950GH neo』とのコラボは絶妙かと思います。

②タイトリスト AP2 712

発売から10年以上経過、まだまだ高機能、コスパも最強のアスリート系アイアン

2011年発売のモデル。複合構造で、すっきりしたハーフキャビティではないにも関わらず、トーナメントプロも使用するクオリティ。

《やさしさ》と《操作性》をあわせもつ、この年代ではかなりのレベルの高機能なアスリートモデルです。

タングステンウェート内臓で、見た目より低重心、高い打ち出しで、ミスヒットにも強い

《国産ではミズノ》《海外ブランドではタイトリスト》と表現してもよいくらいに、アスリート系のアイアン、特に軟鉄鍛造のラインは、この2強が近年のメーカー競争では際立った良質なプロダクトを発売し続けています。

タイトリストでは、完全なマッスルバックの『MB』、ハーフキャビティの『CB』、フルキャビティの『AP1』と、この『AP2』

ともに、多様なバリエーションを展開することで、ゴルファーのニーズに応えてきましたが、《操作性重視》というアスリートタイプのど真ん中の要素に、さりげなくタングステンウェート内臓による《寛容性》をプラスしてくれたのが、この『AP2 712』の大人気の理由ではないでしょうか。

構えたときのルックスやヘッドシェイプ、表面の仕上げは、一度好きになったらタイトリストから離れられない、そんなイメージをもたせるほどの《格好良さ》をもっているかと思います。

こちらもアスリートタイプのため、スチールシャフトがメインになります。

スチールとはいえ少し楽に振りたい、という方には『NSプロ950GH』。ブンっと振りたい、という方には『ダイナミックゴールド』がおススメです。

ゴルフを始めて間もない方で「一度タイトリストを使ってみたい」「アスリート系といわれるアイアンも使ってみたい」という方には、3万円前後の品もありますので、コストパフォーマンス抜群の今モデル、オススメの一品です。

③ミズノ MP-54アイアン

かつての軟鉄鍛造の日本代表『MP』シリーズ。そのなかで一番やさしいモデル。

2013年発売のモデル。バリバリのアスリート系ブランド『MPシリーズ』は、軟鉄鍛造を軸として、実はさまざまなタイプの形状・構造・コンセプトのモデルを造ってきました。

ゆるがないポイントは、フォージドならではの打感コントロール性能

世界的な規模でも、高い評価を得ていた性能は、世界ランク上位の欧米のプロが使用するほどに、《メイドインジャパン》の凄さをアピールしてくれていました。

そのなかで、この『MP-54』は、ポケットキャビティのやさしさ重視のめずらしいモデル。

ただ、軟鉄鍛造なのは一緒。最高の打感は味わえます。

ポケットキャビティで、やさしい『MP』を実現

過去の『MP』シリーズを見渡したときに、マッスルバックやハーフキャビティのモデルはかなりの数があり、ちょっとしたヘッドシェイプやテイストを選ぶときに、たくさんの選択肢があります。

ただ、フォーカスするポイントが『やさしさ』だった場合は、おそらく『MP-54』がトップにくるのではないでしょうか。

『MP』のなかでも、『MP-58』や『MP-59』のようなチタン複合にすることで、慣性モーメントと操作性を両立させたモデルもありますが、このモデルはロフト設定も少し立っていて、広い意味で『MP』ファンに対して《やさしさ》を提供してくれたのではないか、という印象をもつ、そんなモデルかと思います。

バリバリのアスリートタイプは難しすぎて使えない、でも本格派の軟鉄鍛造アイアンを使ってみたい、というゴルファーには、一度味わってもらいたいモデルです。

シャフトのおススメですが、『MP』シリーズはカスタムオーダーで新商品を購入するかたも多かったため、いくつかの種類がありますが、メジャーなシャフトを選択するのがよいと思います。

ある程度楽に振りたい、という方にはNSプロ950GH。ヘッドスピード速めのかたにはダイナミックゴールド装着のセットをおススメします。

『MPシリーズ』の中ではやさしめですが、今どきのアイアンと比較すると、やはり本格派です。ただ、軟鉄鍛造の打感の素晴らしさは味わえます。「本物のフォージドを使ってみたい」という方には、コスパの良さも含めて、おすすめのモデルです。

④PING i500アイアン

シャープなルックスの中空アイアン。『飛び系』のロフト設定で『飛び系ブレード』という新しい概念が登場。

2018年に発売。もともと現行モデルだったときの定価価格が高かったうえに、経過年数も浅いため、未だに中古市場でも高価格ですが、すでに後継モデルも発売されていますので、ご紹介したい一品です。

上からも横からも前からも、どこから見てもマッスルバックのルックスなのに、構造は中空アイアン。

そして、近年トレンドとなりつつある『飛び系』のロフト設定という、驚きだらけのモデルです。

7番でロフトが29度と、しっかりと『飛び系』 《格好良さ》と《飛び》を高いレベルで両立。

ロフト設定だけではありません。フェースもマレージング鋼で薄い造りのため、わかりやすく《弾き》を感じ、飛距離面をサポートしてくれます。

また、トゥとヒールと後方にもウェートが配置されているので、見た目からは想像もつかないほどの慣性モーメントの高さがあり、ミスヒットも助けてくれます。

ここ数年、絶好調なメーカーとして認知されている『PING』ですが、ウッド系だけでなく、アイアンでも革新的なプロダクトを提供してくれています。

深いキャビティ形状で、一目で低重心がわかる広いソール、安心感を与えてくれる厚いトップブレードのタイプの飛び系アイアンは、競合がひしめく大人気のカテゴリーになっていますが、この『i500』のようなコンセプトのアイアンは、あまり見かけません。

マッスルバックのような見た目にこだわりたい、でも飛距離は助けてもらいたい、そんなアイアンをお探しの方におススメのモデルです。

シャフトバリエーションですが、フィッティングメーカーのPINGが販売元なので、中古市場にもさまざまなスペックのセットがあります。

飛び系なので、軽量スチールのZELOS7が装着されているセットは「飛距離を助けてもらいたい」というゴルファーにおススメ。

しっかり振れる重さが欲しい、という方にはNSプロMODUS3TOUR105あたりが適度に重めでよいかもしれません。

とにかく「カッコイイ」モデルです。それでいて、やさしくて飛んでくれる。いまだに中古市場でも高価格なのがわかります。コスパよりも「カッコよさ」を求めるかたにおススメです。

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⑤キャロウェイ APEXアイアン(2019モデル)

キャロウェイの人気ブランド『APEX』シリーズの飛び系アイアン

ウッド系で登場した『2本の柱』にみられる革新的な機能と、スマートなスタイリッシュさをあわせ持つ、キャロウェイらしい一品です。

ややコンパクトなヘッドサイズですが、セミグースなのでつかまりも良く、トップブレードも厚めなので、ミスヒットにも強く、トータルの性能はしっかりと『飛び系』です。

純正シャフトは、スチールもカーボンも市場にでているので、対象のヘッドスピードも幅がひろく、希少なモデルかと思います。

コンパクトなのに、複合構造。『飛び系』なのにやわらかい打感を実現

ボディとフェースの間に振動を抑えてくれる素材を採用。ステンレスフェースですが、ギャップといえるほどの打感の良さを感じます。

キャロウェイも、PING同様に絶好調なメーカーで、近年、アイアンモデルのバリエーションが豊富になり、ユーザーが求める要素を細かく分類して、すべてに応えるくらいの造りをプロダクトに反映してくれています。

この『APEX(2019)』は、構えやすい《コンパクトヘッド》、スライサーでも安心できる《セミグースのつかまり》、スピン系ボールに合った《複合による打感のよさ》という、層としては一番多いゴルファーをターゲットとしたモデルかと思います。

シャフトのバリエーション。前述のとおり、スチールもカーボンも中古市場にあります。

少し軽めのシャフトで楽に振りたい、という方には標準カーボンのSpeeder EVOLUTION for CW。スチールシャフトでしっかり振りたい、という方にはNSプロMODUS3TOUR105が装着されているセットがおススメです。

大きいヘッドのやさしいアイアンはたくさんありますが、このタイプは稀少。しかも、しっかり感のあるスチールシャフトも、楽に振れるカーボンシャフトもあります。幅広い層のゴルファーにおすすめできるモデルです。

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⑥XXIO FORGED(ゼクシオフォージド)アイアン(2013モデル)

ゼクシオのやさしさとフォージドの打感をあわせ持つ長年のヒットブランド

2006年に初代が発売されてから、レギュラーモデルの『ゼクシオ』とは違うカテゴリーとコンセプトで、発売は数年に一度のペースで続き、今現在は後継の『ゼクシオエックス』が名を変えてコンセプトを継続させています。

これだけのヒットとなった理由は、『やさしさ』と『打感』の共存です。

ロフト設定は、7番で30度とストロングタイプですが、レギュラーモデルよりは、ややコンパクトなヘッドシェイプ。

グースも少なく適度なつかまり具合で、フィーリング面の特徴も、ある意味でゼクシオらしくない《打感の良さ》。コアなようで、実は幅広かった層のゴルファーに大反響となりました。

スチールシャフトを使いたいヘッドスピードのゴルファーで、ゼクシオのやさしさを求めるかたにおススメ

4代目となる『ゼクシオフォージドアイアン』ですが、初代から3代目までも人気があり、5代目と6代目、現在の『ゼクシオエックス』も変わらぬ人気をもっています。

これだけ人気を継続している理由がもうひとつあります。

レギュラーモデルの『ゼクシオ』は、アベレージモデルの王道、世界でも稀な長寿ブランドですが、ターゲットとしては、カーボンシャフトがマッチするシニアゴルファーがメインのカテゴリーになります。

そのため、ある程度の若年層、スチールシャフトを振りたいヘッドスピードの層には、かつてはアスリートタイプのスリクソンだけが選択肢になっていました。

ただ、ゴルフを始めて間もない時期、30代や40代のゴルファーで、ヘッドスピードが40から45あったとしても、スリクソンのような難しいモデルが使える、というわけではありません。

「できれば少し重量感もあって、やさしいモデルがあれば…」というニーズに『ゼクシオフォージド』がマッチしたのが、これほどのブランドとして定着した理由になります。

レギュラーモデルの『ゼクシオ』は12代目まで発売されていますが、長年の歴史を持つからこそ、大きくテイストを変えてきていません。

この『ゼクシオフォージド』のシリーズも同様で、2013モデルに限らず、前のモデルも高い完成度をもっています。

ヘッドスピードとしては、40以上あり、できればスチールシャフトを使いたい、でもゼクシオのようなやさしさも欲しい、というゴルファーにおススメの一品です。

シャフトのバリエーションとしては、スチールとカーボンの両方が市場にあります。

前述のとおり、スチールシャフトNSプロ950GH DSTがおススメになりますが、標準カーボンシャフトのMX4000もレギュラーモデルのゼクシオに比べると少し重めのスペックになりますので、ヘッドスピードによっては、選択肢としてOKかと思います。

とにかく一度打ってもらいたい打感です。飛んでやさしいアベレージモデル、というつもりで打つとギャップを感じると思います。そしてスチールシャフトが似合う、振れるアベレージタイプのアイアン。オススメです。

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⑦inpres(インプレス)UD+2アイアン(2016モデル)

《プラス2番手の飛び》。『飛び系アイアン』の初期モデル。

2016年に発売。実は、《プラス2番手の飛び》を意味する《UD+2》という名称は、この前に『インプレスRMX UD+2』というモデルで使われています。

ただ、ヤマハというメーカーのなかで、アスリートラインの『RMX』とアベレージラインの『インプレス』をはっきりと分けられてから発売されたのが、この『インプレス UD+2』になります。

今のゴルフ市場では、当たり前の存在となった『飛び系アイアン』ですが、どのメーカーの、どのモデルが火付け役となったかは断言できません。

ただ、「プラス2番手の飛び」というキーワードは、きっかけの代表のひとつであることは間違いないと思います。

7番で、かつての5番の飛距離を打てる『飛び系』。それ以外にもプラス要素

7番アイアンでロフトが26度、純粋にかつての5番アイアンで設定されていたロフトになります。

理屈としてはロフトがたっているので、弾道も低くなり、グリーンに止まりづらい、というイメージになりがちです。

ただ、一目でわかる、面長でシャローなフェース、本当にアイアンなの?と思ってしまうほどのユーティリティみたいなワイドなソール、これ以上は不可能ではないか、というくらいの深いキャビティ構造ゆえの低重心、全てが合わさって、オートマチックな高い弾道を実現してくれています。

この後に、2019モデル、2021モデルが発売されて、現在少しネーミングを変えて、最新モデルが発売されていますので、この2017モデルは中古市場では、価格的にお買い得となっています。

カーボンシャフトを使うかたで、『飛び系』を試してみたい、というゴルファーには一番におすすめのモデルです。

飛び系のひとつの特徴、番手構成が特別で、PWの次にAW➡AS➡SWという設定になっています。ロフトがたっていることが理由ですが、このモデルを使う場合、7~9、P/A/AS/Sの7本セット、シャフトはRフレックスがおすすめです。

このモデルの
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⑧キャロウェイ EPICSTAR(エピックスター)アイアン

キャロウェイから発売の、ガッツリ『飛び系』アイアン

2017年に発売のモデル。ドライバーの大ヒットにより、ブランドが認知されたこともありますが、アイアンの個性も高評価となり、今現在の中古市場でも人気を保ち続けています。

ロフト設定は、7番で26度。完全な飛び系ですが、ルックスは全くそれを感じさせません。

適度なグースでつかまりをもたらしてくれていますが、コンパクトといってもよいほどのスッキリとした顔立ちで、『飛び系』なのに構えやすいという希少なモデルです。

『EPIC』ブランドですが基本的には軽量タイプ。スチールシャフトも『ZELOS』がメイン。

ウッド系の『EPIC』は、ここ数年のキャロウェイのなかでは《アスリートタイプ》の立ち位置ですが、アイアンは他に『APEX』ブランドがあるため、この『EPICSTARアイアン』は、軽量のカテゴリーに入るスペックになっています。

ただ、純正で使われているシャフトに『ZELOS7』があるのが目立つ特徴です。

『ZELOS』は近年人気が急上昇している軽量タイプのスチールシャフトですが、適度な重さがあるのに、しなりも感じるというのが、人気の理由です。

そのため、長年ゴルフをしていてスチールシャフトを愛用していたゴルファーが、いきなりカーボンに変えるとフィーリングが変わり過ぎてしまうという懸念があるなか、この『ZELOS』シリーズであれば、できるかぎり少ないストレスで重さを変えていくことができる、というのが大きなメリットとして受け入れられています。

この後に、後継として、2019年に『EPICSTARフォージドアイアン』が発売されていて、こちらも好評ですが、もともとの販売価格が高額だったため、まだ中古市場とはいえ、高値がついています。

長いゴルフ歴をお持ちの方で「そろそろ楽なアイアンに買い替えようかな」とお考えの方には、コンパクトな顔立ちも含めてオススメの一品です。そして、こちらも飛び系の特徴、9番の次はPW・AW・GW・SWという番手構成になっています。

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⑨SRIXON(スリクソン)Z545アイアン

やさしい『SRIXON』はここから始まった。《飛距離》と《寛容性》をあわせ持つアスリートモデル。

2014年に発売。先にご紹介した『ZX5』の3代前のモデルです。

同時期の『Z745』も人気はありましたが、この代にはマッスルバックのバリバリのアスリートモデルとして『Z945』があったため、どちらかといえば、こちらの『Z545』のほうが違いをハッキリさせていたので、高評価なアイアンとなっていました。

『SRIXON』ブランドを使ってみたい。でも「できればやさしいタイプを使いたい」というゴルファーにおススメ」。

この一つ前に『Z525』が発売されていますが、『スリクソン』らしい、アスリートタイプらしいスマートさとスッキリしたフェイスデザインをスタートさせたのは、このモデルからではないでしょうか。

『9シリーズ』はマッスルバック、『7シリーズ』はハーフキャビティながらバリっとアスリートラインです。

対して『5シリーズ』はルックスでも性能でも《飛距離》と《寛容性》をハッキリと表現してくれてこそ複数シリーズ展開の意味がある、ということを考えると、さまざまな点でわかりやすく違いがあります。

ヘッド全体のシェイプはスッキリとしていますが、実は『7シリーズ』と比べると少し大きめです。

そして、バックフェースはポケットキャビティで寛容性を見せてくれて、ソールは少しワイドなので高弾道をイメージしやすく、ロフトはストロング設定なので飛距離面のサポートもバッチリ。

ゴルフを始めて間もない、または数年のキャリアの方。

ヘッドスピードが40以上「ブンブン振っていくぞ」という年代のかたには、バリバリのアスリートモデルは難しいけど、スリクソンのようなアスリートブランドも使ってみたい、というゴルファーの方も多いと思います。

純正シャフトのラインナップも、ヘッドスピードが40~45くらいの方にはNSプロ980GH DST、45以上のハードヒッターの方にはダイナミックゴールドDSTと、しっかり適正なスペックもそろっています。価格もセットで3万円台や4万円台もあり、コスパも良い感じ、おススメのモデルかと思います。

この年式にしては、中古市場でまだ高価格かもしれません。ただ、コンパクトな構えやすい顔と飛距離を含めたやさしさのコラボは最高!ヘッドサイズ40台の方で、カッコよさとやさしさの両方が欲しい、というゴルファーには、オススメのモデルです。

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⑩XXIO(ゼクシオ)エイトアイアン

10選では、やはり外せない『ゼクシオ』ブランド。アベレージタイプの王道です。

2013年に発売。いわずと知れた、アベレージタイプの王道です。

現在では12代目の『ゼクシオ12』が販売中。

初代が発売されてから、20年以上続き、ドライバーからアイアン、パターまで展開。

メンズ、レディースはもちろん、他のカテゴリーを対象とした『ゼクシオプライム』『ゼクシオフォージド』まであり、ボールやグローブ、キャディバッグなど、ゴルフ用品全般にわたって長年愛され続けている、文字通りの化け物ブランドです。

中古市場をみると、アベレージタイプは沢山。迷ったら『ゼクシオ」が安心。

長年ヒットを続けているには、やはり理由があります。

ドライバーで飛びぬけて飛距離が出るとか、アイアンでは革新的な突出した性能があるとか、ある意味でコアに目立った要素があるわけではありません。

一番の理由は、クラブに求められる様々な要素において《日本人が一番好きなところ》を集約したこと、ではないでしょうか。

クラブには、飛距離や方向性といった性能以外にも、たくさんの構成要素があります。

まずはルックス、構えたときの顔立ちとカラーリング。

代によって、ブラック系やネイビー系や濃いグリーン系を使い、他のメーカーが白いクラウンやヘッド全体で目立つデザインを使うなかで、一番落ち着く雰囲気を醸し出すオーソドックスなカラーリングとデザインを『ゼクシオ』は継続してきました。

そして、打感と打音。ここはフィーリングが占める割合が高いジャンルですが、長年続くからこそ可能なことですが、フィッティングや試打会などの現場でユーザーの意見を集約して商品開発にフィードバック、一番好まれる、というより《嫌がられない》を見事に表現して、どの代にも反映させています。

もうひとつ、グリップです。これもフィーリングに類するかもしれませんが、ここはスイングとも連動します。

通常、他のメーカーのクラブは、グリップメーカーの純正の品を装着させて新商品として販売しますが、ゼクシオはグリップもクラブのひとつのコンセプトとしてとらえているため、自社製の独自のグリップを装着しています。

軽量でやわらかい感触のグリップは、《振りやすさ》という動きの部分にも影響させて、スイング全体をイメージしやすいように造られています。

このように、構成されるあらゆる要素において、日本人の好むところを正確にとらえています。

違う表現でいいますと「飛ぶけど、音がちょっとすっきりしてなくて…」とか「性能は良いけど色と形がイヤだな…」といわれることが、きわめて少ないブランドです。

アベレージタイプを使ってみたい、でも特に好きなメーカーはない、安心感をもって信頼して使えるモデルが欲しい、というかたには、一番おススメのモデルです。

まとめ

今回は、人気メーカーから過去に発売されたモデルの中から、おすすめの10モデルをご紹介しました。

他にも、初心者ゴルファーにおすすめのモデルなどをご紹介している記事もあります。合わせてご覧ください。

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