ゴルフ【2023】おすすめ人気ゴルフボールの特選モデル 人気メーカーから、初心者向けモデルやレディースタイプなどもご紹介

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スピン系、飛距離アップ、柔らかいコア、ヘッドスピード別の選び方がキーワード。初心者向けモデルや、レディースゴルファーへのおすすめなど、さまざまなタイプのゴルフをご紹介。

『ゴルフボール』と検索すると、実にさまざまな商品がでてきます。

海外では、タイトリスト、キャロウェイ、テーラーメイド。

国内では、ダンロップ、ブリヂストン、ミズノ、キャスコなど、人気メーカーだけでも展開しているメーカーはこれだけあり、さらに各メーカーからタイプ別にいくつかのモデルが発売されています。

ボールのカラーまで合わせると、100種類は超えるでしょう。

なぜ、そんなにたくさんのモデルがあるのか?今回は、ボールのタイプや構造について、そして、「どのボールがどのようなタイプのゴルファーに合っているのか」という意味での《相性》にもフォーカスしてご説明しながら、最後にタイプ別・価格帯別のおススメモデルもご紹介します。

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ゴルフボールの素材や構造、バックスピンの原理

まずは簡単に構造のご説明から始めていきます。

ボールは、基本的にはゴムや樹脂で造られています。

質の違う素材をいくつかの層として重ね合わせることで、さまざまなタイプをつくることができていますが、この層の数をピース数といい、2ピース3ピースといった呼び方をしています。

3ピース以上のボールは、飛距離やスピンコントロールの性能も高くなりますが、素材や製法のこともあり、2ピースより価格も高くなります。

また、ボールの表面はツルツルではなく、全体的にたくさんの凹みがあります。

形状は大小もあり、丸や六角形などもありますが、この凹みのことをディンプルといいます。

ボールは回転しながら飛んでいくため、このディンプルの存在があることにより空気の流れが生まれやすくなり、《揚力》という、上に浮く力が強くなります。

弾道の高低をコントロールする役目にもなるので、各メーカーはディンプルで特許をとっていたり、機能の違いをアピールしたりと、とても大事な役割をもっています。

モデルによって違いはありますが、数としては300~400くらいになります。

また、飛距離やスピン量は、インパクトの瞬間のつぶれ方や、フェースのヒットの仕方で決まります。

つぶれることで反発力が生まれボール初速につながりますが、ボールの中心部であるコアが柔らかいとつぶれ方も大きくなるため、飛距離アップにつながります。

ただ、ヘッドスピードが速いハードヒッターがヒットした場合、柔らか過ぎると、つぶれ過ぎてしまい逆に反発力が落ちてしまいます。

また、一番外側の層のカバーの種類によっても、球質が変わります。

特にアイアンやウェッジでのショットの場合、インパクトの瞬間にフェースの溝にボールのカバーが食いつくことでバックスピンが生まれますので、柔らかいほどスピン量が増します。

このように、ヘッドスピードや求めるコントロール性能によって、コアやカバーの適正な柔らかさが変わってきます。

ボールのタイプ、柔らかいウレタンカバーの『スピン系』、高弾道低スピンの『ディスタンス系』

ボールのタイプは、大きくわけるとディスタンス系スピン系、さらに少数ですがディスタンス&スピン系の3種類に分類されます。

スピン系は、スピン量とコントロール性能を重視する造りとなっていて、構造の特徴としては《柔らかいカバーと硬いコア》になります。

アイアンやウェッジ等のアイテムで、バックスピンなどのスピン性能を求める場合、前述のとおり、フェースの溝にくいこむような柔らかさが必要になります。

そのため、『ウレタンカバー』というソフトな素材を採用して、摩擦が起きやすいようにしています。スピン系のボールを両手で持ち、ボール同士をこすると、その柔らかさがよくわかると思います。

飛距離の性能ももちろんありますが、スピン量をコントロールする性能も重視しているため、ハードヒッターや中上級者にあわせて、コアも硬めになっているモデルが多くなります。

ディスタンス系は、飛距離性能を一番に重視している構造で、特徴は《硬めのカバーと柔らかいコア》です。

スピン量よりも飛距離を重視する場合、一番飛ぶ球として『高弾道低スピン』という概念があります。

これはブリヂストンから発売されている飛距離性能が評判の『JGR』ボールのインパクトの瞬間ですが、これだけボールはつぶれます。

つぶれることにより、真円ではなく、楕円に近い形になります。物理的な理由で、真円よりも楕円の回転がしづらくなるため、つぶれたほうがより低スピンになるというわけです。

ディスタンス&スピン系は、両方の《良いトコ取り》のタイプといってよいかもしれません。

スピン系のボールは、ハードヒッターをターゲットとしている構造のため、コアが硬めです。柔らかいとつぶれ過ぎてしまい、反発が弱まってしまうからです。

そこで、ヘッドスピードはそんなに速くないがスピンはかけたい、というゴルファーをターゲットとして作られたのが、このディスタンス&スピン系です。

これはコアもカバーも柔らかめになります。スピン性能はスピン系ボールほどではないですが、ディスタンス系よりもスピン性能があります。

なお、スピン系とディスタンス系の見分け方は、カバーの種類を確認してみてください。メーカーの公式ホームページをご覧いただくと、多くのモデルがウレタンカバーアイオノマーカバー(またはその他)のどちらかの素材を採用している記載があります。

ウレタンカバーが採用されているボールは、スピン系と認識していただいてよいと思います。

ゴルファーとの相性、マッチング

前述のとおり、3種類のタイプがありますが、ゴルファーのタイプによって相性があります。そして、飛距離性能やスピン量など、スコアアップにつながる部分で、大事なポイントがありますので、具体例をあげてご説明していきたいと思います。

コントロール重視の『スピン系』 おすすめのゴルファー

バックスピン、コントロール性能、という単語をならべると、プロや上級者向けのイメージが強く、特にバックスピンなどと聞くと「いやいや…、自分にはバックスピンなんて…」と思われる方もいるかもしれません。

もちろん、場面やシチュエーションにもよりますが、バックスピンは決して技術だけでかけるものではありません。

ある程度のヘッドスピードのゴルファーが、ショートアイアンやウェッジできちんとナイスショットを打ち、スピン系のボールを使っていれば、バックスピンはかかります。

グリーンの硬さや速さ、使用する番手によってスピンのかかり具合は変わりますが、少なくとも、グリーンセンターに落ちた後にコロコロと奥まで転がるようなことにはなりません。

たとえば、キャリーで160ヤードを7番アイアンで打つゴルファーのケースで考えましょう。

アイアンのロフト設定(最近は飛び系などもありますので)にもよりますが、ドライバーのヘッドスピードが45くらいの方と想定します。

ピンまで160ヤード、スピン系のボールであればピンの距離に落ちてピタリと止まる球が打てるはずです。

ただし、スピン系以外の球ですと、160ヤードに落ちた後に少し奥まで転がってしまうかもしれません。

これは、100ヤードくらいのショートレンジでも同様です。

もし、ドライバーで250ヤードくらいの飛距離の方で、「ショートアイアンでも、グリーンに落ちてから転がってしまう…」という方は、是非スピン系のボールを試してみてください。

ショットのときの距離計算をピンまでの距離で考えればよくなるので、コースマネジメントが変わってくると思います。

※ラフからの場合はフライヤーになりますので、スピンはかかりづらくなります。詳しくはコチラをご覧ください。

飛ぶ『ディスタンス系』初心者の方、女性ゴルファー、シニアゴルファーにおすすめ

ディスタンス系はコアの柔らかさが効いて、インパクトでつぶれてくれることにより、高弾道低スピンの球筋になりやすく、特にボールが落ちたあとのランが出やすくなるのがメリットです。

また、スピンがかかりづらいということは、サイドスピンも抑えてくれる、つまり《曲がりづらい》という特徴にもつながります。

ゴルフを始めて間もない初心者の方には、ドライバーショットで曲がってしまったときなど、できるだけコースの幅のなかでおさまって欲しいものです。

ディスタンス系は2ピースタイプのコスパの良いモデルもありますので、後ほどご紹介しますね。

適応ヘッドスピードは、メーカーの公式記載では幅がありますが、レディースゴルファーからシニアゴルファー、そしてヘッドスピードが40前後の方におススメかと思います。

その中で、コアの柔らかさをもとめつつ、ショートアイアンやウェッジではスピン性能も欲しい、という方にはディスタンス&スピン系を使ってみていただくと、違いがお分かりになるかと思います。

スピン系ボールのおすすめモデル(ブリヂストン、タイトリスト、スリクソン、キャロウェイ、テーラーメイド)

スピン系のモデルは、ひとつのメーカーから2種類か3種類発売されているケースが多くなります。同じくウレタンカバーが採用されていますが、《柔らかさとスピン重視》のタイプと、《飛距離重視で打感がしっかり》というタイプにわかれます。トーナメントプロでも、使用率はわかれますので、何を一番重視するか、によって選び方が変わってくるというところですね。

ブリヂストン『TOUR B XS』『TOUR B X』

出典 ブリヂストン

軟らかめでスピン重視の『XS』と、しっかりめで飛距離重視の『X』の2種類。

特に『XS』は、世界のスーパースター、タイガー・ウッズが使用しているモデルです。

クラブはテーラーメイド契約ですが、ボールは『XS』なので、相当な信頼をもって使用しているのがわかります。

スピン系を使ってみたい、という方でしたら、是非最初に知っていただきたいスピン系ボールです。特に、打感の軟らかさとコントロール性能は、全商品の中でも一番におススメできるモデルです。

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タイトリスト『PROV1』『PROV1X』

出典 タイトリスト

タイトリストは、クラブや他のアイテムも展開していますが、ゴルフボールに関しては、世界ナンバーワンのメーカーといってよいでしょう。

その中でも、この『PROV1』(通称 ブイワン)は世界のトーナメントプロの使用率もナンバーワンを継続していて、圧倒的な人気を誇るモデルです。

ソフトな打感とスピン性能重視の『PROV1』、少ししっかり感のある打感で高弾道重視の『PROV1X』。

2023年2月に最新モデルが発売されました。

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ダンロップ 『SRIXON(スリクソン)Z-STAR』『Z-STAR XV』『Z-STAR ◆』

出典 ダンロップ

松山英樹プロが使用するなど、日本人プロの使用者が多いモデルです。

こちらも2023年2月にNEWモデルが発売されました。

種類は3つ、柔らかさとスピン重視の『Z-STAR』、少し飛距離重視の『Z-STAR XV』、さらにしっかりした打感でミドルからロングアイアンでのスピン性能を重視した造りの『Z-STAR ◆』があります。

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キャロウェイ『CHROME SOFT』『CHROME SOFT X』『CHROME SOFT X LS』

出典 キャロウェイ

柔らかさ重視から順番に、『CHROME SOFT』『CHROME SOFT X』『CHROME SOFT X LS』という3種類になります。ラインナップとしては、SRIXONと同様ですね。

キャロウェイは、特にカバーの柔らかさに定評があり、ボール同士を手で持ちこすり合わせると、摩擦がすごく、その柔らかさがおわかりいただけると思います。

また、パターの人気ブランドであるオデッセイシリーズを展開しているキャロウェイらしく、パッティングの時に構えやすいTRIPLE TRACK(トリプルトラック)という青と赤で3本線のラインが引かれているラインナップがあります。パターにもヘッドに同じカラーリングのラインがあるモデルもあり、合わせて使うのも面白いかもしれません。

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テーラーメイド 『TP5』『TP5X』

出典 テーラーメイド

柔らかさとスピン重視のTP5と、打感しっかりで飛距離重視のTP5Xの2種類。

上記の4メーカーと比較すると、スピン系ボール市場では後発になりますが、近年はテーラーメイドのクラブ契約プロでボールも使用しているプレーヤーも多く、評価は上がってきています。

PIXという、パッティングのときに転がりがわかりやすい独特なデザインのラインナップがあるのも特徴です。

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ディスタンス&スピン系のおすすめモデル

タイトリスト『AVX』

出典 タイトリスト

PROV1とPROV1Xのラインナップに、数年前に発売されたモデルになります。コアの柔らかさをもちつつ、しっかりウレタンカバーなので、アイアンショットやウェッジのアプローチショットではスピンをきかせてくれます。ヘッドスピード35m/sから40前後の方で、スピン性能を求めるゴルファーの方におススメかと思います。

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ディスタンス系ボールのおすすめモデル 見やすいカラーのグリーンやレッドもあります

タイトリスト『VG3』

ディスタンス系ボールは、何よりもコアの柔らかさが大事です。

このVG3は、世界ナンバーワンのボールメーカーであるタイトリストが発売しているモデルだけあって、抜群の柔らかさをもっています。

カラーリングは3色ですが、マットグリーンは他のメーカーではあまり発売していないカラーなので、ラウンド中に遠くからでも同伴プレーヤーと見分けがつく意味でも面白いかと思います。

タイトリストからは、ディスタンス系でVELOCITY(ベロシティ)TRUFEEL(トゥルフィール)など、ソフトな打感を重視したモデルを複数の価格帯で発売しています。

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ブリヂストン『JGR』

出典 ブリヂストン

「つぶして飛ばす」「復元力で飛ばす」というキャッチですから、文字通りのディスタンス系といったところでしょうか。とにかく飛距離アップが目的でしたら、一度お試しいただきたいモデルです。カラーリングも、なんと5色展開。こちらも珍しいカラーのマットレッドがあります。

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初心者の方におすすめのモデル コスパ重視のモデルあります

上のおすすめモデルは、性能の評価は高いモデルたちですが、1ダース5,000円~7,000円の価格帯になります。

たしかに性能は大事ですが、クラブと違ってボールは消耗品です。

ショット次第ではOBに打ち込んだり、池や谷に打ってしまったり…、1ラウンドでの使用球数を考えると、コストパフォーマンスも大事になってきます。

これからゴルフを始める方や、始めて間もない方には、1ダース2,000円前後のモデルもありますので、そちらをおすすめします。とはいえ、その価格とは思えないほど高評価のモデルです。是非ご検討ください。

本間ゴルフ『D-1』

カバーはアイオノマーが使われているので、基本的にはディスタンス系ですが、なかなかのスピン性能もあります。

また、カバーの耐久性もよく、紛失しなければ使えるホール数も稼げそうです。ホワイト、イエロー、の他に、最近では珍しいオレンジや、1ダースの中に4色入っているマルチカラーもあります。

キャスコ『KIRASTAR(キラスター)』『KIRASTAR V(キラスターブイ)』

こちらはレディースゴルファーにおススメのモデルです。打感がやわらかいのも特徴ですが、何しろカラーリングが豊富です。スタンダードな『KIRASTAR』は7色展開、マットカラーの『KIRASTAR V』は6色展開。1ダースで2,000円台とコストパフォーマンスも最高です。

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まとめ

クラブの特徴のマッチング、シャフトの相性などと同じで、ボール選びもなかなか結論は出ないかもしれません。スピン系がおススメのゴルファーの方でしたら、ブリヂストンやタイトリストなど、たくさんの対象モデルがあります。

ただ、ひとつの例ですが、アスリートゴルファーの方に使用ボールブランドの理由を聞くと、性能やフィーリングなどもひとつの選択基準ですが、「ベストスコアが出たときに使ったボール」という返答も意外に多く聞きます。

モデルによって、本当にそれぞれに特徴があります。

ボール選びもゴルフの楽しみ方のひとつとして、是非、いろいろと試してみてください。

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