ゴルファーとして少し身びいきな表現になるかもしれませんが、数あるスポーツの中でも、最もファッションの自由度が高いのは、ゴルフだと思います。
特に最近のゴルフウェアは、カジュアルなテイストのブランドがすごい勢いで増えてきています。パーカやスウェット素材のパンツを採用しているブランドもあり、ひと昔前では考えられなかったほどに、スタイルの幅がひろがっています。
そして、春夏秋冬、それぞれのシーズンに合わせてアイテムを楽しみながら着こなすこともでき、シューズやキャップなども含めれば、より個性のあるオリジナリティあふれるコーディネートもつくれますので、さらに幅がひろがります。
今回は、そんなゴルフウェアの中で、もっともベーシックなトップス、ゴルフウェアを語るうえでは絶対に外せないであろうアイテム、ポロシャツについてお伝えしていきたいと思います。

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ゴルフウェア「ポロシャツはなんでもいい」はもったいない
これからゴルフを始めるかた、コースデビューをひかえて準備を進めているゴルファーのかた、まずはクラブやシューズなど、ラウンドするために必要な専用の道具をそろえることから始めていると思います。
そして、ラウンドの前に「さあゴルフウェアを用意」というときに、どのようなイメージをされているでしょうか。
「Tシャツにジーンズにサンダル」というゴルフ特有のウェアリングマナーに反するスタイルでなければ、というイメージで、「半袖のポロシャツにジーンズ以外のパンツ」というチョイスになる方、多いかもしれません。
ただ、クラブなどの道具とは違った意味で、楽しむ要素満載のゴルフウェアです。
好きなカラーをおさえたり、普段着では着ないようなデザインで気分をあげていくこともできるので、是非とも楽しみながら選んでいただきたいと思います。
そんなポロシャツですが、いざ選ぶときには、その特徴からも2つのポイントをおさえてチョイスすることをおススメします。
ゴルフ専用のスポーツウェアとしての機能「ストレッチ性」と「吸汗速乾」
半袖のポロシャツは、春夏にはトップスとして、秋にはインナーとしても着用されるため、前述のとおりゴルフウェアの中ではもっともベーシックなアイテムになります。
ゴルフは走ったり飛んだりすることはないスポーツですが、スイングという動作はしっかり全身を使いますし、特に上半身はクラブを振るために各パーツをフルに動かすため、動きやすくするための「ストレッチ性」は必須の機能になります。
もちろん、普段着のブランドにもストレッチ性のあるアイテムも増えてきていますが、そこはスポーツ専用のウェアをあつかうゴルフウェアブランドです、やはり性能が違います。
20年から30年より前、その頃のプロのトーナメントの映像などを観ていただくとわかりますが、トップスもボトムスも、かなりゆったりしたサイズ感のウェアが主流となっています。
今ほどのストレッチ性の機能はなかったので、アスリート感のあるタイトなシルエットのスタイルは難しかったのでしょう。
現在は、トップスもボトムスもその分野の機能は格段に向上しているため、選択肢の幅は相当にひろがっているといえます。
プロのトーナメントにおいては、鍛え上げた見事なボディが一目でわかるタイトなシルエットのゴルフウェアが多く、動きやすさも一見しておわかりになるかと思います。
そして、吸汗速乾、あわせてUVカットの機能も外せません。
1年をとおしてプレーするゴルフ、特に真夏の炎天下のプレーでは、吸汗速乾とUVカットの高い機能は不可欠です。
一度、この機能の有無の違いを実際のラウンドでお試し頂くとすぐに実感できると思いますが、汗による不快感だけでなく、肌に生地がついてしまうような肌感がまるで変わりますので、結果的に動きやすさにも影響がでてしまいます。
以前は、吸汗速乾などのジャンルに関しては、スポーツウェア専門メーカーの得意分野となっていました。
ですが今現在は、アパレルブランドから展開されているゴルフウェアも機能充分。
前述のストレッチ性と合わせて、この機能抜きにはゴルフウェアとは呼べない、といえるほどに必須のポイントになっています。
ゴルフウェアはファッション性も楽しみましょう シルエット・色使い・派手な柄も選べます
半袖のポロシャツは、長袖のインナーシャツとの色も考えて組み合わせをすれば、春も秋も着ることができます。
ノーマルなロングのパンツとの組み合わせもあれば、夏場などはショートパンツとのコーディネートもできます。
また、シュっと細身に見えるタイトなシルエットのスタイルにするか、上半身をボリューミーにして下半身をタイトにした下半身細見え効果を狙うか、全体のシルエットでも個性を演出することができます。
そして色使いに関しても、全身を1色の系統でそろえるワントーンコーデから、基本5色(白、黒、グレー、ネイビー、茶)の中から3色をベースにした基本的なグラデーションのコーディネートにするなど、パターンは選び放題。
さらにゴルフウェアは、トップスの柄の種類が本当にたくさんあります。
パンツを基本色の単色にして、合わせで柄のポロシャツを数パターン持つことで、コーディネートのバリエーションも増えます。好みやラッキーカラー、シンプルなドットやストライプなどもあれば、人目を惹く派手な柄もありますので、ゴルフウェアならでは楽しみ方が味わえるかと思います。
ゴルフウェアの基本 ウェアリングマナーをおさえたうえで、コーディネートを楽しむ
ポロシャツをパンツにインしてベルトを締めたスタイルが、ゴルフの王道の着こなしになります。
どんなコースでも、どんな同伴者とのプレーでも、このスタイルであれば問題ありません。
時にジャケット着用をドレスコードとしている格式高いゴルフ場であっても、このコーディネートであれば、ジャケットとの組み合わせもOK。
ただ、薄暮プレーなどのラウンドスタイルや、リゾートコースなどドレスコードが厳しくないゴルフ場であれば、裾をアウトにしたリラックス感たっぷりのスタイルもOK。
最近は、特にドレスコードが厳しくないゴルフ場が増えていますが、念のためドレスコードを事前に確認したうえで、コーディネートを選ぶと、より確実かと思います。
ポロシャツの基本デザインもおさえておきたい 裾の長さもポイント
ポロシャツには裾の長さにも種類があります。パンツにインして着用することが基本デザインになっている品番だと、裾丈が長いスタイルになっています。その長さでアウトにしたスタイルにすると、一見してだらしなく見えてしまいます。
裾丈の長さや、裾のラインなど、アウト出しに向いているタイプもしっかりとありますので、選ぶときのポイントにしましょう。
ゴルフウェアのブランド トップスとボトムスのコーディネートをどうするか
ゴルフクラブのメーカーはたくさんあります。有名どころでは、国内でダンロップ、ミズノ、ブリヂストンなどがあり、海外ではテーラーメイドやキャロウェイ、タイトリストやPINGなどがあります。
ギアの分野では、一定の人気メーカーが販売シェアの上位を継続して占めていて、その数は覚えきれないほどではありません。
ただ、ゴルフウェアのブランドの数はまったく違います。
メンズとレディースを合わせると、果たしてどれほどの数があるのか、ここで簡単にはご紹介できないくらいです。
ただ、クラブとウェアの大きな違いは、ブランドの数よりも、価格の幅の広さかと思います。
上記のギアの人気メーカーであれば、ドライバーの価格に関していえば、ある程度の範囲の中におさまっており、それほどの差はありません。
しかし、ゴルフウェアは違います。
半袖のポロシャツ1着、5千円前後のラインナップがあるブランドもあれば、2万円から3万円を超えるブランドもあり、パンツやアウターとのコーディネートを考えると、ゴルフウェア全身の総額の差はさらに広がってしまいます。
ひとつのブランドのなかで、セットアップをイメージして設定されている型番も多数ありますし、トップスとボトムスを組み合わせることは、コーディネートとしては一番ブランド感を出せるベストなチョイスになるかもしれません。
ただ、実際のラウンド数にもよりますが、オールシーズンのプレーを考えると、ポロシャツだけでも数着持ちたいところですし、すべてをゴルフウェアブランドでそろえるとなると、お財布との相談が必要になってきます。
その意味では、前述のとおり、機能面やファッション性を重視して、トップスのポロシャツをゴルフウェアブランドでチョイス。ボトムスはある程度のストレッチ性をふまえてリーズナブルなブランドでチョイス、としてバリエーションをつくりやすい単色のカラーにすれば、数パターンの組み合わせをつくれて、それでいて、お財布にもやさしいかと思います。
まとめ
ポロシャツとパンツの組み合わせは、カラーやシルエットなどをふまえてコーディネートをつくっていく過程で、他のアイテムとなるキャップや小物なども加わってきて、単なるスポーツウェアの範疇をこえた個性の演出にもなりえます。
おそらく、そのコーディネートを見ただけで、人柄や好みなどもイメージできてしまうほどに、ゴルフウェアは自己を表現する大事なパーツになるでしょう。
ラウンドの前の晩は、鏡の前でアレを着たりコレを着たり、そんな悩みも楽しみのひとつであるかと思います。
是非、ゴルフというスポーツの楽しみのひとつ、ゴルフウェア選びを思い切り楽しんでください。
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