2023年の最新版です。購入や買い替えを検討しているゴルファーのみなさまに、2015年以降に人気メーカーから発売された中古モデルから、つかまりの良さが高評価のモデルと、走り系の先調子シャフト『スピーダー』シリーズのマッチングによって「最強のスライス対策」性能にアップさせた、スライサーにおすすめのドライバーTOP7をランキング形式でお伝えします。

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- ヘッドとシャフトのマッチングによるスライスの直し方 最高飛距離と平均飛距離アップへ
- 7位 ブリヂストン JGR + Speeder569EVOLUTIONⅢ
- 6位 タイトリスト TS2 + Speeder661 EVOLUTIONⅤ
- 5位 テーラーメイド M6 + Speeder661(569)EVOLUTIONⅤ
- 4位 キャロウェイ EPIC MAX + Speeder569(474)EVOLUTIONⅦ
- 3位 ピン G425SFT + Speeder or ALTA DISTANZA
- 2位 キャロウェイ ROGUE ST MAX D + SpeederNX
- 1位 テーラーメイド STEALTH HD + Speederシリーズ
- まとめ
ヘッドとシャフトのマッチングによるスライスの直し方 最高飛距離と平均飛距離アップへ
以前に、『クラブ選びを楽しむ シャフトの種類と違い』という回で、クラブのヘッドとシャフトのマッチングについてお伝えしました。
そのなかで、「つかまりの良いヘッドタイプ」+「先調子の走り系のシャフト」という組合せをすると、相乗効果でつかまり性能がアップされて、スライスを矯正できる、スライス対策になるというご案内をしました。
スライス対策は、方向性の安定感を増すだけでなく、必然的に最高飛距離と平均飛距離のアップにつながることになります。
そこで今回は、過去の人気メーカーの高評価モデルのなかで、タイプとしてはつかまりの良いヘッドをご紹介。
「練習してもスライスが治らない」「とにかく真っ直ぐ飛ぶドライバーが欲しい」という方への、おすすめセッティングのスライス対策ドライバーです
そこに2010年以降のシャフト市場の大ヒットブランド、フジクラの『Speeder』シリーズ、その中の『Speeder EVOLUTION』シリーズ奇数の代、すなわち先調子の走り系『Speeder569(661)EVOLUTION』の3代目、5代目、7代目。そして、近年の最新ブランド『Speeder NX』が装着されているモデルを、中古市場に在庫有りを前提として、ランキング形式でTOP7モデルをご紹介します。
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7位 ブリヂストン JGR + Speeder569EVOLUTIONⅢ
コスパ抜群! スピーダーのシャフトがついて1万円台の品が多数あります
2015年の発売のモデルです。
こちらでは、おすすめドライバーとして数回登場していますが、それくらいつかまりの性能では高評価だったモデルです。性能面では他のモデルに負けないくらいのモノを有していますが、年式とコスパ重視ということで、7位にランクしました。
このモデルのあとに、『TOUR B』という新しいブランドができて、『JGR』というネーミングは3代目までいきますが、なんといってもコストパフォーマンスの良さが抜群なので、こちらをご紹介しました。
装着シャフトは、50g台のスピーダーエボリューションシリーズの3代目『Speeder569 EVOLUTIONⅢ』の品が多く、状態のよいCランクでも15,000円未満のモノがあります。
このクラスで総重量が300g前後ですから、重過ぎず軽過ぎずといったバランスのよいところかと思います。
Speeder569EVOLUTIONⅢが装着。グリップは少し摩耗していますが、クラウンはきれいなCランクです
6位 タイトリスト TS2 + Speeder661 EVOLUTIONⅤ
飛距離アップで高評価の『TS2』に、大人気シャフト『Speeder EVOLUTION』の5代目が装着
2018年に発売のモデルです。
タイトリストは、言わずと知れたアスリートブランド。つかまり性能、と聞いてもピンとこないかもしれませんが、このTS2の同期のモデルに、スタンダードな『TS3』、さらにアスリートタイプの『TS4』があることから、設定としてはつかまり系に入るタイプとみてよいと思います。
ただ、さすがはアスリートブランドのヒットモデル。中古市場にスピーダーエボリューションシリーズ装着の品はたくさんありますが、ほとんどが60g台の5代目『Speeder661 EVOLUTIONⅤ』。総重量としても310gを超える重さになるので、バリバリ振れる方におススメのスペックとなります。
もともと高評価だったタイトリストのドライバーですが、この『TS』シリーズから、さらに評価が高まりました。そこに、走り系で大人気となった『Speeder EVOLUTION』の5代目が装着、魅力抜群です。
Speeder661 EVOLUTIONⅤ装着。Cランクなので、クラウンもソールもよい状態です
5位 テーラーメイド M6 + Speeder661(569)EVOLUTIONⅤ
飛距離アップの機能『スピードインジェクション』初搭載のモデル
2019年に発売のモデルです。
同時期発売のモデルに『M5』があります。こちらは、スライドウェイト搭載のチューニング可能なタイプで、位置づけとしては『M5』が本格派のアスリートタイプ、『M6』はつかまり重視の少しサポート力のあるタイプ。
ただ、以前にもこちらでご紹介しましたが、つかまりの良さは飛距離アップにもつながるため、メインモデルのはずだった『M5』よりも大ヒット。中古市場の本数も、『M6』のほうが多くなっています。
そして、大ヒットの証拠として、ありがたいことに50g台も60g台もたくさんあり、総重量の選択が可能になっています。
スピーダーエボリューションシリーズとしては5代目の50g台『Speeder569EVOLUTIONⅤ』の品もあれば、60g台の『Speeder661EVOLUTIONⅤ』もあって、ロフトも9度と10.5度が満遍なくあって、こちらの選択肢も増やしてくれています。
『Speeder661 EVOLUTIONⅤ』装着。トゥに少しキズがありますが、クラウンはきれいなDランクです
4位 キャロウェイ EPIC MAX + Speeder569(474)EVOLUTIONⅦ
軽量シャフトも似合う”つかまり”と”高弾道”が特徴のモデルです
2021年に発売のモデルです。
この年、EPICブランドとしては複数のタイプを発売していますが、軽量タイプの『EPIC MAX FAST』を除いたこの重量帯では一番つかまりの良いモデルとなっています。
そして、この年代に装着されているのは、最後のスピーダーエボリューションシリーズとなる7代目。どちらかというと『Speeder569EVOLUTIONⅦ』の50g台や、40g台が多くなっています。
そして、このモデルのもうひとつのメリットはヘッド後方にスライド式ウェイトが搭載されていること。
スライス対策となる「つかまりの良さ」が今回のテーマですから、これは嬉しい機能です。
ヘッドとシャフトをつないでいる、いわゆるカチャカチャに使うレンチで簡単に動かすことができ、一番ヒール寄りに設定して、さらにスリーブも『D』に設定すれば、一番つかまるセッティングになります。つかまり過ぎる場合も調整可能ですから、色々と設定を試せるようになっています。
珍しい40g台『Speeder474 EVOLUTIONⅦ』が装着。ロフトも上げやすい10.5°です
3位 ピン G425SFT + Speeder or ALTA DISTANZA
直進性で高評価のPING(ピン)の本領発揮のモデル 軽量系ではスライス対策のトップクラスです
2020年に発売のモデル。
SFTは『ストレートフライトテクノロジー』の略ですが、文字通りスライス➡ストレートに、というコンセプトでつくられて、PINGのメインモデルが発売されるときは、必ずラインナップに入る人気シリーズです。
どちらかといえば、軽量が似合うコンセプトのため、ロフト展開は10.5度のみ。
ただ、歴代のつかまり性能の良さが知られているため、中古市場には、50g台だけでなく60g台のシャフト装着の品も多く、人気の高さがうかがえます。
PINGのドライバーは、スリーブの調整で1.5度までロフト調整が可能ですから、多少の高低は合わせることができます。
また、今回の趣旨とは少し変わってしまいますが、PING純正のシャフト『ALTA DISTANZA』という超軽量のやわらかいシャフトが装着されていると、290g以下の重さになり、かなり振りやすい設定。
シャフトのしなりとヘッドのつかまり、という観点では、この上ない性能になりますので、合わせておすすめかと思います。
純正軽量シャフトの『ALTA DISTANZA』装着。
2位 キャロウェイ ROGUE ST MAX D + SpeederNX
2022年の大ヒットシリーズの”つかまりタイプ” スライス対策と飛距離アップにおすすめ
2022年に発売のモデル。
このシリーズでは、細かく分けると7種類のタイプがあり、ある程度の重さをもつタイプのなかでは、このDは一番つかまるセッティングとなっています。
なんといっても、昨年発売のまだまだ新しいモデル。中古市場だけでなく、新品もあるほど。
シャフトも、フジクラのNEWブランド『Speeder NX』が装着。
重さとしては、40g台から60g台まであり、選択肢の幅がひろくなっていますが、この『ROGUE ST』シリーズは飛距離の面でも評価が高く、つかまり+飛距離性能+シャフト性能、というコラボでの相乗効果がなされた威力を存分に味わえるセッティングかと思います。
※前年発売のモデルのため、純正シャフト『VENTUS5 for CW』装着の新品もたくさんあります。「まずはヘッドだけでも使ってみたい」という方は是非検索してみてください。
『SpeederNX50』が装着。新品でこの価格!お買い得品です!
1位 テーラーメイド STEALTH HD + Speederシリーズ
”カーボンウッド”搭載のつかまりタイプ 最新テクノロジーで飛距離アップ&スライス対策!
2022年に発売のモデル。
テーラーメイドの中ではアスリートブランドとしての位置付け、こちらも同年に複数タイプが発売されましたが、その中でも、この『HD』はつかまり重視のタイプになります。
別の回でもご紹介しましたが、とにかく『STEALTH』シリーズは2022年の大ヒット作。
『カーボンウッド』という革新的な新しいテクノロジーを搭載。
フェースにカーボンを採用して、飛距離アップと寛容性アップに必要な様々な数値が格段に向上。
この後にアベレージブランドの『GLOIRE』シリーズでも搭載された機能で、翌年2023年には『STEALTH2』がバージョンアップして発売されましたので、初代シリーズは中古市場の在庫も豊富、装着シャフトも『Speeder NX』がたくさんあり、50g台も60g台も選べます。
2位にランクインした『ROGUE ST』と比較すると、やや低弾道低スピンとなりますので、そこがチョイスの基準とみてよいかもしれません。
弾道が高めでスピン量が多い方はSTEALTH、高弾道を求める方はROGUE、といった選択肢ですね。
※こちらも前年発売のモデルのため、純正シャフト『TENSEI RED TM50』装着の新品もたくさんあります。「まずはヘッドだけでも使ってみたい」という方は、是非検索してみてください。
『SpeederNX』の50g台が装着。ロフトも10.5°で振りやすいスペックです。
まとめ
ヘッドのタイプとシャフトのマッチングによる性能向上、という視点で、つかまり系ヘッドと走り系シャフトの組み合わせのおすすめをご紹介しました。
次回は、真逆のテイスト。低スピンタイプのヘッドと元調子系のあばれないタイプのシャフトの組み合わせのおすすめをご紹介する予定です。
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