2024年の最新版。購入や買い替えを検討しているゴルファーのみなさまに、ストロングロフトアスリートタイプのアイアン(ロフト設定で5番が23度or24度)、人気メーカーから最新モデルと歴代高評価の中古モデル、特選20モデルをご紹介します。ポケットキャビティや中空構造、初心者ゴルファーにもおすすめできる激安モデルもあります。

※本ページにはプロモーションが含まれています
- アイアンの種類とコンセプト 『SLタイプ』というカテゴリー
- ①ダンロップ SRIXON ZX5MkⅡ
- ②テーラーメイド P790
- ③タイトリスト T100・S
- ④ダンロップ ゼクシオエックス
- ⑤キャロウェイ X-FORGED STAR
- ⑥ダンロップ SRIXON ZX5
- ⑦タイトリスト T200
- ⑧ミズノ ミズノプロ920
- ⑨PING G410
- ⑩プロギア RSフォージド
- ⑪本間 TR20P
- ⑫キャロウェイ APEX 2016
- ⑬PING(ピン) ⅰ500
- ⑭ダンロップ XXIOフォージド
- ⑮タイトリスト VG3 2016モデル
- ⑯ヤマハ RMX216
- ⑰ダンロップ SRIXON Z545
- ⑱テーラーメイド GLOIRE F
- ⑲ブリヂストン JGR FORGED
- ⑳ミズノ MP-54
アイアンの種類とコンセプト 『SLタイプ』というカテゴリー
以前に「クラブ選びを楽しむ アイアンの種類とコンセプトの選び方」というテーマで、「アイアンの種類は、ロフトや素材、飛距離だけでなく、コンセプトによって分類される」という考え方をお伝えしました。
その分類された種類の『ストロングロフトアスリートアスリート(以下SLタイプ)』の中から、特選モデル20モデルをご紹介します。
人気メーカーを軸に、見た目はアスリート系なのにスッキリみえるポケットキャビティや、最新テクノロジー搭載の複合構造タイプ、マッスルバックにみえてしまう中空構造など、現行モデルとなる最新タイプから、コスパ重視の2015年発売のモデルまで、おすすめの20モデルをお伝えします。
各モデルごとに⦅Golfdo⦆在庫・価格状況をご案内しています。気になるモデルがあれば、是非CHECKしてみてください。
①ダンロップ SRIXON ZX5MkⅡ


大ヒットモデルの2代目 ポケットキャビティの性能はさらにアップ!
2022年発売の最新モデルになります。
ダンロップのアスリートブランド『SRIXON』としては、現行で4タイプのアイアンを展開。
そのうち、今作『ZX5MkⅡ』と、やや大きめのヘッドサイズとなる『ZX4MkⅡ』が、このカテゴリーに属します。
のちほどご紹介する『SRIXON ZX5』が2020年に発売されましたが、この初代モデルが大ヒット。
アスリートタイプには、松山英樹プロが使用するマッスルバックの『Z-FORGED』のシリーズと、ハーフキャビティの『ZX7』があります。
『ZX5』は、ヘッドサイズやフォルムがほぼ同じ。なのに、バックフェースのポケットキャビティ構造の効果で、見た目よりもはるかにやさしい性能。
構えたときのルックスはアスリートタイプなのに、ミスヒットへのサポート力は抜群というイイトコだらけのモデルだったため、大きなスタイルの変化をさせずに、2022年に2代目として今作が発売されました。
②テーラーメイド P790

中空構造にはみえない、スタイリッシュなフォルム
2021年発売のモデルです。
タイガー・ウッズやコリン・モリカワなど、世界を代表するアイアンの名手たちが使用するだけあって、テーラーメイドのアイアンは、近年急速に評価が高まっています。
そんな中、バリバリのマッスルバックだけでなく、ストロングロフト設定のカテゴリーにも高評価のモデルがあります。
それが、この『P790』。これだけシャープなビジュアルでありながら、なんと鍛造中空構造となっています。
その中空の中身には、テーラーメイド独自のテクノロジー『SpeedFoamAir』が搭載。
ボール初速をアップさせてくれると同時に、打感と打球音もしっかりキープ。
また、ボディの薄肉化を相当な比率で進化させているため、その分、31gのタングステンウェイトを内部に搭載。とんでもない寛容性と安定性をもたらしてくれています。
中空構造ならではの、高いレベルでの美観と性能の共存。こちらも最新モデルなので、新品と中古品の両方が市場にあります。
③タイトリスト T100・S


2021年発売にされたモデルになります。
2019年から始まった『Tシリーズ』のアイアンも、今作で2代目。5タイプのモデルを展開しています。
その中で、ロフト設定もコンセプトも一番のアスリートタイプが『T100』。かつての『AP2』シリーズの後継となる位置づけですが、そこにストロングロフトによる飛距離追求をプラスさせたのが、この『T100・S』。
ネーミングもわかりやすく、ストロングロフトを意味するSがついているカタチになります。
性能面では、もはやお家芸といってもよい「タングステンウェイト内蔵」により、高い寛容性を発揮。
シャープなトップライン、ほぼストレートにみえる最小限のオフセット(グース)、これだけのコンパクトなヘッドサイズでコントロール性能も感じさせながら、トゥ・ヒールの高比重タングステンウェイトのおかげで、高弾道と安定感を両立させています。
④ダンロップ ゼクシオエックス


2021年発売されたモデル、こちらも現行モデルになります。
「アスリート感を漂わせる」というよりは、やさしさを第一に考えたコンパクトなヘッドサイズ、というコンセプトのほうがしっくりくるモデルです。
ゼクシオブランドですから、まずはやさしさありき。ミスヒットへのサポート力や飛距離性能は最優先の機能としてもっていますが、レギュラーモデルのゼクシオと比較すると、わかりやすくヘッドシェイプが違います。トップブレードをはじめとする全体的な厚み、球のつかまえ方を左右するオフセットの度合い。構えたときの第一印象で、大きさを感じるレギュラーモデルより、一回りコンパクトなイメージをもたせてくれます。
そして、細かな性能面の進化も備えています。ロング・ミドルアイアンは高弾道をもたらるための低重心設定、ショートアイアンはグリーンキャッチを優先に考えた縦の距離感を保つためのフェース上下間慣性モーメントを大きくしています。
このあたり、ひたすら飛距離重視、というわけではなく、アスリートらしさもしっかり残しているところが、このカテゴリーにいれた理由になります。
⑤キャロウェイ X-FORGED STAR


2021年に発売、こちらも現行モデルになります。
キャロウェイは、ブランドもモデルも展開数がおおく、それぞれに特徴を有していますが、この『X-FORGED STAR』も最たるストロングポイントは単一素材での軟鉄鍛造。
高弾道や高い寛容性を得るために、このSLタイプのカテゴリーでも複合構造のモデルが主流になりつつあります。ただ、「打感の良さ」という点にフォーカスした場合、ミズノやタイトリストのマッスルバックではないですが、やはり単一素材での軟鉄鍛造には敵いません。
とはいえ、ストロングロフト設定で、寛容性も求めるカテゴリーです。ロフトをたてれば高弾道への機能が必要になりますし、同時にある程度も寛容性も欲しいところです。
今作は、その双方を満たすため、ラージヘッドサイズと構造上限界に近い低重心設計となっています。画像ではわかりづらいですが、バックフェースの「Callway」と刻印されている箇所は、かなりの肉厚になっています。この形状の効果で低重心化に成功、ストロングロフトでも高弾道を可能にしています。
そして、全体のフォルムが工夫されているため気づきにくいですが、大きめのヘッドサイズとなっています。
打感も最優先に求めつつ、それでいてやさしさも高弾道も欲しい、という方におススメのモデルです。
⑥ダンロップ SRIXON ZX5

近年発売のなかでは、トップクラス高評価の名器です
2020年発売のモデル。
こちらでは何度かご紹介しているモデルですが、ひとつ前のモデルにもかかわらず、すでに名器の域にある感もあるため、特選に入りました。
理由は、このカテゴリーの真骨頂ともいえる、アスリートテイストとサポート性能の見事な共存。
先にご紹介した最新モデルの2代目でも同様ですが、かまえたときのルックスとバックフェースの形状の工夫による全体的なビジュアルが秀逸です。
マッスルバックと同じくらい、と言ったら大げさですが、変わらないくらいのカッコよさを持ち合わせています。
そして、性能面は、しっかりとポケットキャビティの威力をもっています。
斜面でのショットやラフからのリカバリーでは、芯でとらえるのが難しいもの。
コンパクトなヘッドサイズゆえの抜けの良さはありながら、ミスヒット時の飛距離&方向性ロスの軽減は、見た目からは想像がつかないほどのサポート力をもってくれています。
ただ、軟鉄ボディではありますが、単一素材ではないため、打感はやや硬め。少し飛距離を重視したフィーリングになっています。
⑦タイトリスト T200


2019年発売のモデルです。
『T100・S』のところでお伝えしました『Tシリーズ』の始まり、初代シリーズのラインナップのひとつで、位置づけとしては『T100』よりも、やさしさ重視のコンセプトになっているモデルです。
全体的なフォルムと印象は、さすがタイトリスト、というところですが、やや大きめのサイズになっていて、『T100』とのすみ分けが感じられます。
そして、ヘッド内部の構造にも違いあり。
ロングとミドルの番手には、なんとヘッド重量の3分の1を超えるタングステンウェイトがトゥ・ヒールに搭載。
お家芸とはいえ、この構造をきけば、相当な寛容性の高さをイメージできます。
そして、「鍛造Lフェース」という構造。複合構造のなせる業ですが、フェースからフェース寄りのソール部までが一体となっている造りのため、ヘッド下部でヒットしたときもロスを軽減、打感の良さも維持してくれる設計となっています。
⑧ミズノ ミズノプロ920


2019年発売。
日本が世界に誇る軟鉄鍛造、極上の打感、マッスルバックの王者ともいえるミズノプロですが、今作は、少し様相が違います。
ミズノプロブランドでありながら、ややグースネックのつかまりを感じさせるヘッドシェイプ。
そして、幅のひろいソールはボールとのコンタクトを助けてくれて、それゆえにわかりやすく低重心になっているため、球を上げてくれる性能も持ち合わせています。
そして、バックフェースをみると、こちらもミズノプロとは思えない驚きの構造。
ミズノいわく『ダブルポケットキャビティ構造』。この効果で、ミズノプロ史上最大のスイートエリアの広さと、そこから得られた反発力のおかげで、飛距離性能も向上。
でも、打感はしっかりとミズノプロ。
ヘッドサイズはやや大きめにはなりますが、世界最高級のミズノの打感を味わいつつ、やさしさと飛距離の性能も欲しい、というかたにおススメの逸品です。
⑨PING G410


2019年発売のモデル。
近年、絶好調メーカーのPING。世界最高のフィッティングメーカーだけあって、アイアンも複数のタイプを有してしますが、今作は歴代の『Gシリーズ』のなかでも高評価。
やさしさと飛距離とビジュアルをバランスよく持ち合わせているモデルといえるでしょう。
特に、ミスヒットをサポートしてくれる寛容性。
近年のPINGが大人気の理由には、使用プロの大活躍だけでなく、慣性モーメントの高さも挙げられます。
それはドライバーからアイアンにいたるまで共通の特徴。
左右への球のバラツキと、芯を外したときの飛距離ロス、そしてフェース構造のテクノロジーにより、高弾道と飛距離も同時に高性能。
それでいて、大き過ぎないヘッドサイズにしてくれている点が、このカテゴリーで特選とさせてもらいました理由になります。
⑩プロギア RSフォージド
2018年発売のモデルです。
この年、フルキャビティのグースネックでロフトがたっている『RSアイアン』と、コンパクトなヘッドサイズでストロングロフト設定の『RSフォージドアイアン』を発売しました。
ネーミングのとおり軟鉄鍛造のセミキャビティですが、こだわりの特徴があります。
アマチュアゴルファーは、打点がフェース中央より下目になる、というデータに基づき、実打点17mmの反発エリアを拡大するテクノロジーを搭載。
フェースの上下のミスヒットに対する寛容性の高さを特徴としているのは、他のモデルではあまりみかけません。
ただ、本格派メーカーのプロギアが造ったフォージドアイアンです。
構えやすいストレートネックのシャープなヘッドシェイプでありながら、フェース構造のテクノロジーで飛びとやさしさを兼ね備えていたモデルに仕上がっています。
⑪本間 TR20P
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2020年発売のモデルです。
TR20PのPはポケットキャビティのこと。
ですが、そうとは思えないほどの小ぶりなヘッドサイズ。
ネック形状もほぼストレートで、トップブレードからトゥ側の形状に至るまで、すべてがスッキリとシャープになっていて、本間伝統の逃げ顔、といったテイストになっています。
そんなルックスですが、前述のとおり性能はきちんとポケットキャビティ。
低重心設計にはなっていないので高弾道にはなりませんが、ミスヒットに対する適度な寛容性はもちつつ、コンパクトなヘッドゆえのフェース上下の操作性も備えてくれています。
そして打感と打球音。国産メーカーだけあって、日本人の好みはしっかりおさえてくれています。
ルックスだけでなく、フィーリング面も抜群。
マッスルバックには敵いませんが、このカテゴリーの中では、上位に入る打感をもっているモデルです。
⑫キャロウェイ APEX 2016
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2015年発売のモデルです。
このモデルのひとつ前、『APEX』ブランドとしては初代となるモデルが2014年に発売になります。
その他にも、キャロウェイとしては、『XR』や『BIGBERTHA』など複数のブランドを有してしましたが、他のメーカーを見渡しても珍しい、アイアンのみのブランドとして現在まで継続しています。
この『APEX』がスタンダードな位置づけとなっていて、さらにアスリートテイストが強い『APEX PRO』というラインがありますが、コンパクトなヘッドサイズは共通点。
ネック形状とキャビティの深さが2つの違いを明確にわからせてくれます。
ルックスは小ぶりなヘッドサイズで、ややグースネックですが、性能面の評価をグッと上げたのは、キャロウェイ独自のテクノロジー『360°カップフェース(ステンレス)』を搭載したこと。
4番から7番までのヘッド限定ですが、その番手はコントロール性能と同時にボール初速も欲しいところ。
フォージドボディとの複合構造は、構えやすいビジュアルと飛距離のサポート力の双方を備えた、レベルの高いモデルを実現してくれました。
⑬PING(ピン) ⅰ500

2018年発売のモデル。
他のメーカーを見渡しても、なかなかお目にかかれない『飛び系ブレード』という概念。
言葉は飛び系なので、このカテゴリーにいれるにはやや異色ではありますが、ロフト設定としては許容できる範囲という点。
そして何よりも、ほぼマッスルバックのビジュアルこそ、このカテゴリーにふさわしいという点が特選に入れた理由になります。
何も聞かずに手渡されれば、誰もがノーマルなマッスルバックと思ってしまうでしょう。
トップブレードもソール幅もシャープな仕上がりで、とても中空構造とは思えない。
しかも、マレージング素材を使うことで、極薄フェースを実現。
それによって生じた余剰重量を飛距離アップと寛容性向上の性能に費やすことを可能にしています。
ただ、これだけの特殊な構造、打感はフォージドと違って弾く感触が強いフィーリングになっています。
⑭ダンロップ XXIOフォージド
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2016年に発売のモデルです。
やさしさを表現するブランド『ゼクシオ』と、打感の良さを伝える『フォージド』というネーミングが同居したモデル。
2006年に初代『ゼクシオフォージドアイアン』が発売されて以降、2年ごとに新作が発売され続け、6代目となるモデルです。
その後、先にご紹介した『ゼクシオエックス』へと継がれていくことになりますが、アイアン単独のブランドとして長い間人気を保ってきた理由は、やさしさと飛距離とルックスの共存でしょう。
レギュラーモデルに対して、ややコンパクトなヘッドサイズにはしていますが、小さ過ぎず大き過ぎずという絶妙なテイストに仕上げています。
このルックスを前提として、ミスヒットへの寛容性の高さと、フェースが弾いてくれるような心地よい打感をもちながら、さらに飛距離面もサポートしてくれるという、実に贅沢な性能が集約されています。
⑮タイトリスト VG3 2016モデル
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2016年発売のモデル。
本格派アスリートブランドである『タイトリスト』が、日本市場向けのアベレージブランドとして展開を始めたのが、この『VG3』。
ドライバーからアイアンまでのラインナップでしたが、特にアイアンの評価が高いシリーズとなっていました。
そのなかで、この2016モデルは、このカテゴリーに欲しい要素が満載。
まず、タイトリストのお家芸、トゥ・ヒールへのタングステンウェイト搭載は標準装備。
そして、バックフェースを極薄化することと、かなり深めのキャビティ構造にすることで、飛距離アップと高弾道を可能に。
さらに、コンパクトなヘッドサイズにもかかわらず、ややグースになっている形状はつかまり性能も併せ持つという、やさしさを表現するときに必要なパーツはすべて持ち合わせている、レベルの高い性能になっているモデルです。
そして、極めつけ、しっかり軟鉄鍛造なので、打感も抜群です。
⑯ヤマハ RMX216

2016年に発売のモデル。
ヤマハには『RMX(リミックス)』と『inpres』の2つのブランドがあり、こちらの『RMX』のシリーズはアスリートテイストのブランドとなっています。
そのシリーズのなかにも複数のタイプを展開していますが、この『RMX216』は飛距離性能を重視したタイプとなっています。
ロフト設定はストロングロフトの位置付けながら、当時のカタログには『飛び系、全身マレージング』という文字が。
高強度なマレージング鋼を使用するとともに、ソールを限界まで薄くすることやヘッド全体のたわみを生じさせる構造にすることで、とにかく反発力アップを最優先にしてつくられたモデル。
ここまできくと、コンセプトとしては『飛び系』に感じますが、前述のとおりロフト設定はストロング。そして、やや大きめのサイズながら、ヘッドシェイプはRMXらしさを感じる、整った形状になっています。
⑰ダンロップ SRIXON Z545
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2014年発売のモデルです。
こちらでは、さまざまなカテゴリーでご紹介しているモデルですが、このカテゴリーにおいては、この年式にもかかわらず名器扱いといってよいモデルとなっています。
先にご紹介した現行モデルの『SRIXON ZX5MkⅡ』とひとつ前の『ZX5』の人気の流れは、このモデルからスタートしたといってもよいかと思います。
ストロングロフトの設定で飛距離面を助けてくれる点は同じ。
ただ、現行のSRIXONと比較すると、ヘッドサイズはやや面長の大きめ。
しっかりとポケットキャビティなので、SRIXONブランドにもかかわらず、幅広い層のゴルファーにおすすめできるやさしさとカッコよさが共存した、実に嬉しいタイプとなっています。
⑱テーラーメイド GLOIRE F

2014年発売のモデルです。
もともとはテーラーメイドがアベレージタイプのジャンルで、日本市場でのゼクシオの対抗馬として登場させたようなブランドですが、現在ではすっかり定着して、長年継続している人気のブランドになった感があります。
そんなアベレージタイプのブランドですから、全体的には軽量とやさしさがアピールポイントとなっていましたが、このシリーズはやや趣が違い、セミアスリート向けのラインナップがされていました。
ドライバーには、脱着式スリーブ、いわゆるカチャカチャがついていましたし、総重量も290g超えがあり、シニア向けではないセッティング。
アイアンでも、カーボンだけでなく、スチールシャフト装着が似合うテイストのモデルが展開されていましたが、それが『GLOIRE F』になります。
ボテっとした印象はなく、やや大きめには感じながら、整ったアスリート感のあるヘッドシェイプ。他のメーカーでいえば、ゼクシオフォージドと同じテイストになるでしょう。
その意味では、性能面も同様。飛距離とミスヒットへのサポート力、そして打感の良さもアピールポイントのひとつとなっています。
⑲ブリヂストン JGR FORGED
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2015年発売のモデル。
こちらも、何度かご紹介しているシリーズになります。
ブリヂストンから発売されたプロダクトのなかでは、実にバランス良く設定されたテイストとなっています。
小さ過ぎず大き過ぎずの絶妙なヘッドサイズで、構えやすさと安心感を上手くミックスさせてくれていますし、ヘッドシェイプもアスリートタイプをちょっと大きくしただけの感があり、スタイリッシュでありながら、やさしさ系の性能面も持ち合わせている、このカテゴリーでは外せないポイントをしっかりおさえてくれているモデルといえます。
そして、国産メーカーがつくる軟鉄鍛造らしい、打感のよさ。年式ならではのコストパフォーマンスの良さとあわせて、魅力的なプロダクトかと思います。
⑳ミズノ MP-54
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2013年発売のモデルです。
ミズノのMPシリーズは、バリバリのアスリートブランドではありますが、数モデルこのタイプのモデルを発売しています。
先にご紹介した『ミズノプロ920』と同じくではありますが、構えたときの第一印象はやや大きめ。バックフェースのキャビティ効果をルックスで伝えてくれるくらいのテイスト。
そもそもストロングロフト設定なので、他のMPとは違う感はありますが、全体的な印象はやはりMP。整ったヘッドシェイプとなっています。
そして、これがMPシリーズにとっては、一番大事。極上の打感。
年式ゆえに、コストパフォーマンスも最強クラスです。この価格でミズノの打感を味わいたい方におすすめの品です。
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