人気メーカーから厳選した特選モデルの中から、おすすめの1セットをご紹介する“Special Choice”
今回は、ストロングロフトアスリートタイプアイアンの中から、『SRIXON ZX5』をご紹介します。スタイリッシュなビジュアルとやさしさをあわせ持つ稀少なモデル、すでに名器の感があります。

※本ページにはプロモーションが含まれています
日本を代表するアスリートブランド『SRIXON(スリクソン)』

『SRIXON(スリクソン) ZX5アイアン』2020年に発売されたモデルです。
このモデルの本質を語るには、少し歴史に触れなければなりません(といってもそんなに長くはありません。)
今では日本を代表する、世界に誇れるアスリートブランドとして定着している『SRIXON』ですが、ブランドの誕生は1996年。
当初はボールを中心にした展開で、クラブとしては2002年にウッド『W-201』とアイアンの『I-201』が登場。
市場を動かすべく、アスリートタイプとして勢いよく売り出したいところですが、簡単にはいかず。
ただ、同時期に誕生しているアベレージタイプのブランド『ゼクシオ』は絶好調。
2000年の初代発売開始以来、着々と怪物ブランドへと育っている最中でしたが、プロや上級者をターゲットとしたスリクソンは伸び悩み、2000年代は苦しい時期を過ごしていました。
そんな中、2008年にダンロップ社が「クリーブランド」ブランドを手元におきます。
クラブの開発を着実に進めていき、2009年には『Z-TX』というモデルが発売されます。
プロや上級者の使用者も伸び高評価となってはいましたが、1種類のみの展開だったため、幅広いニーズへの対応はまだまだ、という感がありました。
そして、いよいよ2012年、現在までの系譜となるシリーズが発売となります。
初代の『Zシリーズ』として3タイプをラインナップ。
軟鉄鍛造の小ぶりなヘッドサイズ、バリバリのマッスルバック『Z925』。
スタンダードな位置づけとして、『Z-TX』の後継ともいえる軟鉄鍛造のハーフキャビティ『Z725』。
そして、高弾道設計でストロングロフト、軟鉄鍛造複合ポケットキャビティの『Z525』。
この9と7と5のタイプ分けは、そのままの分け方として、この後2代続きます。
2年後に『Z945』『Z745』『Z545』、さらに2年後に真ん中の4を6にして、同じく3タイプを発売。
ただ、その次は『Z785』と『Z585』の2種類のみ。1年ずらして2019年には9のシリーズの後継といえる『Z-FORGED』が発売されます。
そうです、松山英樹プロがマスターズで優勝したときに使用していたモデルです。
その後、2020年、少しネーミングをかえて、7と5の後継として『ZX7』と『ZX5』が発売。
2021年には、『ZX5』よりも少しヘッドが大きめ、やさしいイメージの位置付けとして『ZX4』が発売されて、Zという冠がついたアイアンは計4タイプになります。
2022年にはZXの2代目がMKⅡというカタチで3タイプを発売。2023年にはZ-FORGEDの2代目が発売されて、現在に至っています。
さて、少し話を戻します。
2012年にZシリーズの初代ともいえる3タイプが発売されましたが、この時の『Z525』はかなり大きめのヘッドサイズ。
ソールも広めで、ヘッドの下半分が相当なボリュームになっているポケットキャビティ構造。
ストロングロフト設定ということもあり、コンセプトは明らか。
ビジュアル面からも高弾道設計&やさしさが伝わってはきましたが、「これはSRIXONブランドなのか?」と疑問符を感じてしまうような、アスリートタイプらしからぬテイストになっていました。
せっかく3タイプをラインナップさせて、ターゲットを拡げるならば、SRIXONらしさはあるべきでは、というニーズに、わずか2年で見事にこたえてくれました。
2014年に発売されたシリーズでも、同じく3タイプがありましたが、そのなかで『Z545』は美しくバージョンアップ。
ポケットキャビティ構造はそのままでしたが、全体的なフォルムとラインをアスリート好みに仕上げたことで、まったく違うテイストになってくれました。
ただ、9と7のすみ分けは必要です。
そのポイントとしては、やや面長のフェースデザインと、少し幅広のソール。つかまり性能と高弾道と寛容性を絶妙のバランスで共存させてくれたので、アスリートタイプとしてのビジュアルとのコラボ感も最高。
10年近く経過した今でも、色褪せない性能を感じる名器クラスとして、まだまだ高評価を得ています。
2020年発売のアイアン “かっこいい”と“やさしい”が共存 すでに名器の感があります
さて、今回の主役はZX5です。
2014年の『Z545』の発売後、2016年に『Z565』、2018年に『Z585』が7シリーズとともに発売されましたが、全体的なテイストに大きな変化はありませんでした。
Zシリーズの登場でつかんだファン層が継続して使う、というところ。
せっかく『Z545』の登場でストロングロフトの幅広い層のゴルファーが使えるアスリートタイプというジャンルをつかんだのに、このままではもったいない。なにかの新しい変化が欲しい。
という、さらなる新しいニーズに応えて登場したのが、2020年に発売した『ZX5』です。
前後左右、どこから見ても本格派の『ZX7』と、ほぼ一緒。
パッと見では、見分けがつかないほどのビジュアルの出来。
しかし、性能はしっかりとポケットキャビティ。
バックフェースのつくりの工夫で「ポケットキャビティだよ」といわれなければ気付かないほどのカッコ良さ。
構えたときの印象は完全なアスリートテイスト。
ストロングロフト設定のアスリートタイプとしては、この2要素の共存が生命線です。
性能面では、ストロングロフトによる飛距離サポートとポケットキャビティによる寛容性アップ。
ビジュアル面ではどこからみてもアスリートタイプ。シャープな形状は、操作性のイメージさえ持たせてくれる。
近年のアイアンというアイテムの中では、飛び系カテゴリー同様に、性能面でもっとも進化した分野ではないでしょうか。
さて、最新モデルのZX5MkⅡは、2022年11月に発売したばかり。
対して、ZX5は2年以上経過していて中古市場にも在庫があります。
実は、あります、というレベルではありません。
近い時期に発売されたモデルに『ゼクシオ11』があります。
いわずとしれたアベレージタイプの王様ですが、こちらと変わらないくらいの在庫量を誇っています。
アスリートタイプとして、しかも同ブランドのなかに数タイプがあるにも関わらず、この在庫量は新作として発売されていたときの人気の凄さがわかります。
スチールシャフトとカーボンシャフトがラインナップ 選択肢が豊富です
しかも「やさしい」アスリートタイプですから、装着されているシャフトの種類も豊富です。
というよりも、ターゲットの幅がひろい。
ハードヒッターに近いゴルファーには、重さと硬さがある『NSプロMODUS3 TOUR105』。
やや軽量のスチールシャフトで、弾道の高さもシャフトでつくりたい、という方には、飛び系カテゴリー定着のおかげでシャフト市場人気急上昇の、軽量スチール『NSプロ950neo』。
そして、カーボンシャフトのアイアンを使っている方からの買い替えにも対応すべく、純正のカーボンシャフト『DiamanaZX for IRON』もあります。
マッスルバック➡『ZX5』へのおすすめ マッスルバックを使って悩んでいるかたへ
現在、バリバリのアスリートタイプ、ロフト設定もNLタイプなどのマッスルバックやハーフキャビティをお使いの方。
抜群の操作性や、極上の打感の良さなどがメリット。
特に、ドローやフェード、おさえた球をうつときなどのコントロール性には、最高級の性能を感じるときかと思います。
おそらく、ここに不安や悩みがないかたは、同じSRIXONでも、『ZX7』や『Z-FORGED』がおすすめとなるでしょう。
もし、こういったメリット以上に、デメリットで悩んでいるかたであれば、こちらの『ZX5』は、さまざまな意味での最高に近いおすすめモデルとなります。
ゴルファーは上手い下手に関係なく、常に好調ではありません、不調のときもあります。
そんなときのミスヒットやスイングの微妙なズレは、アスリートタイプだと、そのままショットに反映してしまいます。
寛容性がないと、飛距離面でもミスがミスになります。左右へのズレはグリーンの横ではなく、グリーン手前へのミスになり、アプローチの難度も増し、すなわちスコアメイクに直結することになってしまいます。
マッスルバックを使うのだから、それも覚悟のうえ、とは思いますが、ZX5のタイプであれば、かなりの度合いで助けてくれます。
そして、ZX5をおすすめする最たる理由。
見た目はZ-FORGEDなどのマッスルバックタイプとほぼ一緒ということ。
ビジュアル面がほとんど変わらないので、イメージを極端に変える必要がないのです。
操作性を重んじるゴルファーにとって、これは相当に重要なことです。
さらに、操作性ももちつつ、サポート力も前述のとおり。
ポケットキャビティの寛容性の性能は本当にたいしたもので、グリーンをとらえるのが仕事となるアイアンにとって、左右へのズレと縦の距離を助けてくれるサポート力は、嬉しい限りです。
もし、今のマッスルバックを使っていて、悩んでいるようでしたら、次のモデルとしてZX5、おすすめです。
アベレージタイプや飛び系アイアンをお使いの方へ
ゴルフを始めたときにやさしいタイプを選んで、数年が経過した方。
平均スコアものびてきて、アイアンのショットにも自信が増してきた、という時期。
練習の積み重ねと成果がつながってきたタイミング、ゴルフの面白さが一層感じられるときかと思います。
比較的、ヘッドサイズが大きいアイアンや、フルキャビティのタイプなどを使っているところから、次のモデルをステップアップの位置付けと考えている方も多いでしょう。
そんなゴルファーの方には、このZX5、ど真ん中でおすすめです。
ポケットキャビティなので、まだまだ助けてほしい時のやさしさも持ちつつ、シャープなヘッドシェイプは一つ上のステージのモデルを使っているという実感もくれると思います。
そして先にお伝えしたとおり、シャフトのラインナップは、ヘッドスピードを対象とした場合でも幅がひろく、選択肢には困りません。
ヘッドスピードが40m/s以上、または45m/s前後のかたであれば『NSプロMODUS3 TOUR105』がおすすめですし、40m/s前後の方であれば『NSプロ950neo』、40m/s未満のかたであれば純正カーボンのチョイスもあります。
中古市場(ゴルフドゥ公式サイト)の在庫状況
中古市場【ゴルフドゥ公式サイト】のアイアンセットの在庫は140セットあります(2023年9月14日時点)。アベレージタイプの王様『ゼクシオ12』レギュラーモデルが161セットですから、このモデルの人気の高さがうかがえます。
最安値が57,600円、最高値が115,780円になっています。まずは自由に検索してみてください。
ゴルフドゥ公式サイトで全在庫をCHECK
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装着シャフト別のオススメ品
ここからは、装着シャフト別のおすすめの1セットをご紹介していきます。気になる品があれば自由にCHECKしてみてください。




まとめ
中古市場をご覧になるとわかりますが、セット組みとしては、5番からPWまでのパターンだけでなく、AWとSWまでのセットもあります。特にカーボンシャフト装着の品に多い。
「アイアンはPWまでのセットで、ウェッジは単品で違うモデルを」というゴルファーは多いかもしれません。
ただ、絶対に、というわけではありませんし、逆にウェッジまでのセットにした場合のメリットをあります。
同じシャフト、同じヘッドシェイプの流れがありますから、構えたときのイメージや振りやすさなどをそのままに。
とくに、アジャストすることなく、自然体で振れる。
できるだけ、シンプルに、自然体で、リラックスして、という要素がナイスショットにつながる大きなポイントですから、このメリットは意外に重要なのです。
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