週イチで、市場のアウトレットセールやお買い得品などのおすすめをご紹介する『Weekly Favorite』。今週は、テーラーメイドから発売の『STEALTH GLOIRE(ステルスグローレ』シリーズ。型落ち扱いの大幅値下げです。ドライバーが5万円台、フェアウェイウッドやユーティリティももちろんお買い得品です!

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テーラーメイドのGLOIRE(グローレ)というブランド
GLOIRE(グローレ)
テーラーメイドから発売されている、アベレージタイプのブランド名になります。
このブランド名を冠した初代モデルは2012年に誕生しました。
当時は「アベレージタイプといえばゼクシオ」といってもよいほどの独壇場状態。
ブリヂストンから『PHYZ』、タイトリストから『VG3』という新しいブランドも登場してはいましたが、2強や3強という表現になるほどではありませんでした。
そんな中、世界ナンバーワンのドライバーのメーカーともいえるテーラーメイドが、日本市場向けのモデルとして、GLOIREを発売します。
なにしろビジュアル面でインパクトが強烈でした。
クラウンカラーリングが白いヘッド。
チューニング機能が搭載されたアスリートタイプの『R11』や、ぶっ飛び系の『BURNER』でも採用された白いヘッドは、フェアウェイウッドやユーティリティにも採用。
そして、トーナメントプロが使用したこともあり、あっという間に世界のゴルフ市場に定着しました。
ただ、アイアンでいえば、軟鉄鍛造の打感や打音などのフィーリング面を重視する日本人。
ビジュアル面でも同様ですから、白いヘッドの登場は、かなり勇気のいるチャレンジだったと思います。
実際、「構えた瞬間の違和感は打つまでもない」という性能以前の「食わず嫌い」の反応も多々見られました。
しかし、結果としては、性能のすごさが勝ちました。
前述のとおり、ゼクシオが独壇場だったアベレージタイプの市場です。
新しい風を期待していたゴルファーも多く、その後の10年以上にわたって、搭載機能やテイストを少しずつ進化させながら、GLOIREは人気ブランドとして継続しています。
テーラーメイド独自の革新的テクノロジーを搭載させたモデル
ツイストフェースやスピードインジェクション、独自に開発した新しい機能を世に送り出してきたテーラーメイド。
そもそも、今では当たり前となっているロフト&ライ角調整機能の脱着スリーブは、テーラーメイドが最初に登場させたモノです。
キャロウェイやPINGなどの海外ブランド間で競争が激しい近年ではありますが、テクノロジーという観点では、数年継続して停滞した、というマイナスイメージがまったくありません。
そして、革新的テクノロジーの旗手の真骨頂ともいうべき新機能を2022年に登場させます。
モデル名は『STEALTH』、新機能は『カーボンウッド』、フェースにカーボンを採用したヘッドになります。
チタンヘッドをベースとして、クラウンやソールなどにカーボンを採用する複合の造りはそれまでもありましたが、フェースに採用したのは驚きでした。
理由は2つ。
ひとつは、スピードインジェクションという、こちらも驚いた飛距離アップの機能は、2019年に登場したばかり。わずか3年で新しい機能がとってかわったこと。
そして2つ目は、過去の失敗をクリアしてきたこと。
あえて失敗という表現を使いますが、実はテーラーメイドにとってカーボンフェースは初めての造りではありません。
当時も、カーボンフェースの登場と突出した性能には驚いた記憶がありますが、デメリットが際立ちすぎていました。カーボンゆえの難点、打感と打音が日本人の好みとかけ離れ過ぎていたのです。
いくら性能がよくても、この要素を欠いては受け入れてもらえないことを証明するかのようでした。販売量はかなり厳しいものだったと思います。
そのデメリットを、今回のカーボンウッドは、完全に払拭。
メーカーのアピールポイントにも、そのポイントは記載されています。
打感と打音のデメリットに対して、個別にプロジェクトを組んで機能を改善させたことがしるされています。
世界を視野に、そしてトーナメントプロにも使用されるモデル、一切の妥協なく、発売にいたった経緯を強く感じる作となっています。
アベレージタイプにカーボンウッドを搭載 最高級の性能に仕上がっています
STEALTH GLOIREというモデル名は、実にわかりやすいネーミングでした。
STEALTHが冠されていることで、一目でカーボンフェース採用がわかりますし、タイプはもちろんアベレージタイプ。
カーボンウッドのメリットは、軽い比重のカーボンをフェースに採用することで、フェース面の面積を拡げられること。
そして、その分の余剰重量をヘッド内に適正配分することで寛容性も格段にアップできるということ。
最初はアスリートタイプの『STEALTH』に搭載された新機能ですが、こうしてみると、アベレージタイプにこそ欲しい機能といえます。
広くなったスイートエリアは、ミスヒットも助けてくれますし、アップした寛容性は直進性を高めてくれます。
さらに嬉しいことは、余剰重量をドローバイアスに使ってくれていること。わかりやすく表現すると、つかまりが良くなり、スライス軽減、強弾道の可能性を上げてくれるヘッドに仕上がっているということです。
大幅値下げのお買い得品になりました!
まだ、次作の発表はありませんが、おそらくは型落ち扱いの大幅値下げになりました。
定価が97,900円とかなりの高額モデルでしたが、現在は54,890円。
ドライバーはもちろんですが、フェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンセットも同様にお買い得品となっています。
まだまだ市場に在庫もあります。

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