パターの選び方には、構えたときのビジュアル、ボールをヒットするときの打感など、個々のゴルファーによって、さまざまな好みの要素があります。
ただ、「ショートパットが苦手で…」「パット数を減らすには短い距離を入れないと」というお悩みをもつゴルファーには、「高い慣性モーメントを備えた大型ヘッドのマレットタイプ」をおすすめします。
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- ショートパットを減らしてくれるおすすめのパター 特選20モデルをご紹介
- 2024年 最新モデルからご紹介
- 過去に発売された人気モデルから おすすめの中古モデルとともにご紹介
- ★⑨タイトリスト スコッティキャメロン FUTURA(フューチュラ) 6M
- ★⑩PING2021 HARWOOD
- ★⑪テーラーメイド TRUSS TM2
- ★⑫テーラーメイド TRUSS TM1
- ★⑬テーラーメイド スパイダー X SINGLE BEND
- ★⑭テーラーメイド スパイダーTOUR RED DOUBLE BEND
- ★⑮テーラーメイド スパイダーTOUR RED SMALL SLANT
- ★⑯オデッセイ TRIPLE TRACK 2-BALL
- ★⑰オデッセイ STROKE LAB BLACK TEN
- ★⑱オデッセイ O-WORKS #7 TANK
- ★⑲オデッセイ WHITE―ICE TERON
- ★⑳タイトリスト スコッティキャメロン フューチュラ
- まとめ
ショートパットを減らしてくれるおすすめのパター 特選20モデルをご紹介
飛距離を伸ばすためにドライバーを替える、精度をたかめるためにアイアンを替える。
クラブの力は、ゴルファーを充分助けてくれますが、パターというアイテムにおいては、その意味がひときわ特別です。
特に、スコアを左右するショートパットにおいて、高い慣性モーメントという性能は、”正しく構えるアライメント”と”直進性を高めるストローク”には効果大です。
ここからは、2024年の最新版、最新モデルから過去の人気モデルまで、特選20モデルをご紹介していきます。
2024年 最新モデルからご紹介
★①テーラーメイド スパイダー GTMAX トラス
パターの最新モデルを語るのでしたら、やはり三角ネックを外すことはできません。
2020年に登場した『トラス』パター。
2020~2021シーズンに稲見萌寧プロが圧倒的な成績をおさめたときに手にしていたのが始まり。
斬新な形状ゆえに、世のゴルファーへのインパクトも強く、メーカー生産が間に合わず、店頭にはまったく在庫がない状況。
2021年には2代目、2022年には3代目のシリーズが発売されて、ようやく見慣れた形状になるとともに、すべてのゴルファーの手にとることができるようになりました。
そのなかで、この『GTMAXトラス』は、「ついにパターのテクノロジーもここまできたか…」と思わず唸ってしまうほどの革新的な機能。
以前にもウェイトキットが搭載されていたモデルはありましたが、「フェースローテーションを最適化する機能」というコンセプトは、驚きでしかありません。
最新であるがゆえに、さすがに高額ですが、三角ネック+大型ヘッド+調整機能の驚異的な機能は、一度使ってみる価値アリです。
★②テーラーメイド TP TRUSS M2TH
さらに進化した『トラス』です。
『カーボンコンポジットトラスホーゼル』というネーミングの新機能。
カーボンで衝撃吸収材を挟み込み、重心位置の最適化とインパクト時の衝撃を吸収するというもの。
寛容性と安定性をさらに向上させて、もともとの人気の源となっていた直進性がまた進化。
テーラーメイド独自のインサートも健在。
複合素材でできたインサートは、順回転を促進させるので、ちょっとしたミスヒットでも転がりの良さをサポートしてくれます。
★③オデッセイ TRI-BEAM #7CS
もともと、パターのジャンルでは長い間王道を突っ走ってきた『オデッセイ』。
ヘッド形状のバリエーションの多さ、インサートや総重量の種類、斬新なシャフトの搭載など、幅広いゴルファーのニーズに応えるべく、常に新しいプロダクトを世に送り出してきました。
そして2023年、ついにオデッセイもここにたどり着きます。
TRI-BEAMという名の三角ネック。
今期の女子ツアーでは、使用者が続出。
そして、好成績をあげたことで、一気に市場の主役へと躍り出ました。
特に、オデッセイの伝統の路線ともいえる大型マレットの『#7』のCS。
直進性と安定感を増す三角ネックと、アライメントと構えやすさで突出した存在感をもつヘッド形状のコラボレーションは、オデッセイファンにはたまらない逸品です。
★④オデッセイ TRI-BEAM TWELVE
シリーズの登場後に、追加でラインナップされたモデルのひとつです。
一目でわかる圧倒的な慣性モーメント。
ちょっと芯を外したくらいでは、カップへの向きなど変わらなそうな安心感さえあります。
前述した『#7』か、このモデルか。ヘッドの好みでチョイスがきまる2品ですね。
★⑤PING PING2023 TOMCAT14
慣性モーメントの概念を、パターのジャンルでも定着させたPINGです。
伝統路線のイメージも強くありますが、ドライバーなどのアイテムと同様に、新しいテクノロジーの分野においても、常に業界の先頭を走っているメーカーでもあります。
高い慣性モーメントを生み出す大型ヘッド、と聞くと、テーラーメイドのお家芸、のイメージがありますが、PINGのプロダクトの威力もすごい。
大きさだけでなく、構えるときに基準となるアライメント、14個のドットがあります。
相性次第ですが、このルックスはオリジナリティがありますよ。他ではあまり見かけないかと。
★⑥PING PING2023 PRIME TYNE4
シリーズは前のモデルと同じく。
このヘッド形状、『TYNE』というネーミングは、他のシリーズでも使われているPINGのマレット型としては定着している人気者。
トーナメントプロの使用者も多く、歴代のシリーズの中でも、常にトップクラスに入っているセミ大型ヘッドです。
★⑦タイトリスト スコッティキャメロン PHANTOM X 5 2022
パターを論ずるうえでは諸説あるかもしれませんが、世界ナンバーワンのパターブランドとしてスコッティキャメロンを挙げることに、反論する方は少ないかと思います。
マレットタイプのシリーズとして世に送り出されたPHANTOMシリーズ。
長年のキャメロンのファンには賛否両論のテイストだったようですが、販売量をみると、マレットタイプのニーズがあったことは間違いなかったようです。
こちらのモデルは、オーソドックスなヘッド形状、シリーズの中ではスタンダードに位置するモデルとしておすすめします。
★⑧タイトリスト スコッティキャメロン PHANTOM X 12 2022
先にお伝えしたモデルを同シリーズですが、ビジュアルの印象がまるで違います。
機能ありきでの形状とは思いますが、もしかしたら遊び心が優先されているのでは、と疑ってしまうようなオリジナリティ溢れるテイストとなっています。
過去に発売された人気モデルから おすすめの中古モデルとともにご紹介
各モデルごとに【ゴルフドゥ公式サイト】の在庫状況をご案内しています。気になるモデルがあれば、是非CHECKしてみてください。
★⑨タイトリスト スコッティキャメロン FUTURA(フューチュラ) 6M
2017年に発売のモデルです。
最後にご紹介しますが、過去の名器といえるモデルのネーミングが引き継がれた感があるシリーズです。
ただ、まぎれもなくスコッティキャメロンの名が冠されていますし、中古市場の在庫をみても人気が高かったことがわかります。
スコッティキャメロンを使ってみたい、そしてショートパットも助けてほしい、という方にはおすすめの逸品です。
このモデルの在庫と価格を調べてみよう
★⑩PING2021 HARWOOD
2021年発売のモデルです。
ピンはブレードタイプ(PINGではANSER、オデッセイでは#1、スコッティキャメロンではNEWPORTと呼ばれているタイプです)の元祖でもあり、マレットタイプ、まして大型ヘッドでは印象が薄い感がありますが、先にもお伝えしたとおり、革新的というフレーズに対しての矜持は負けていません。
ただ、このモデルは少しやり過ぎでは、と思えてしまうほどのビジュアルのインパクトの強さ。
これ以上は大きくできず、慣性モーメントも限界まで行きついた感があります。
★⑪テーラーメイド TRUSS TM2
2020年に発売されたモデルです。
近年のパター市場において、これほど話題になったモデルはないのでは、というトラスの初代シリーズです。
従来のスタンダードなパターと比較して、ヘッドのねじれを80%抑制して、インパクト時の打感を60%向上させて、というメーカーのアピールポイントは、使用プロの実績をみると、決して大げさではないと思える印象でした。
今でこそ見慣れてしまったビジュアルですが、よくぞこの形状を思いつき、そして世に送り出してくれたなと、メーカーの開発担当者にはつくづく尊敬の念しかありません。
★⑫テーラーメイド TRUSS TM1
2020年に発売のモデル。
シリーズは先ほどのモデルと同じですが、ネック形状が違います。
★⑬テーラーメイド スパイダー X SINGLE BEND
2019年発売のモデルです。
カラーリングは2色、BLUEとCOPPER。
ヘッドの特徴は、さらに進化した構えやすさ。
ヘッドの中心にデザインされた白い部分とラインは、カップに向かって構えやすく、そしてヘッドの挙動もしやすく、という視覚的効果をもたせたデザイン。
2色の中で、人気が高かったBLUE、そして、ネック形状も『SINGLE BEND』をおすすめとさせてもらいました。
★⑭テーラーメイド スパイダーTOUR RED DOUBLE BEND
2018年発売のモデルです。
赤という色は、芝生の色である緑色の補色となるため、グリーンで構えたときに、ヘッドの輪郭をはっきりと認識しやすいことから採用されたカラーリング。
トーナメントプロに使用者が多く、ヘッド形状のオリジナリティと斬新なカラーリングが見事にマッチして、ヒットモデルとなりました。
★⑮テーラーメイド スパイダーTOUR RED SMALL SLANT
2017年発売のモデルです。
先にお伝えしたモデルと同シリーズ、コチラのモデルは、シャフトとのつながりの部分が「SMALL SLANT」というタイプです。
★⑯オデッセイ TRIPLE TRACK 2-BALL
2020年に発売のモデルです。
真ん中に赤いライン、その横に青いラインが2つ、計3本のラインが引かれて、アライメントの役割をしてくれるデザインのシリーズ。
このブランドネームはボールでも使われていて、存在感としてはそちらのほうが大きくなっています。
このモデル名の『2-BALL』は、オデッセイの代名詞ともなっているネーミング。
ボールが2つ並び、向きたい方向に構えさせてくれるビジュアル的機能としての先駆者といってもよいかと思います。
まだ使ったことがない方は、マレットタイプの王道モデル、一度使ってみてはいかがでしょうか。
★⑰オデッセイ STROKE LAB BLACK TEN
2019年発売のモデルです。
独特な太いグリップ、転がりをよくするインサート、テーラーメイドのスパイダーを思わせる大型ヘッドの王道たる形状、なにもかもがショートパットの味方になってくれそうな造りになっています。
このシリーズにもたくさんのヘッド形状がラインナップされていましたが、テーラーメイドのスパイダーファンが手にとった数が多く、歴代モデルの中でも際立った人気を博した存在になっています。
★⑱オデッセイ O-WORKS #7 TANK
まず、このシリーズの特徴としてインサートを説明します。
ボールをヒットする箇所に、細かい凸凹があるようにみえます。
これがあることで、ボールをひと押ししてくれる、というオデッセイ独自の機能。
そして、このモデルを特選にいれた理由は、重さ。
TANKというネーミングは実に絶妙、他のモデルでは見たことがない手にズシリとくるヘッド重量となっています。
ショートパットの安定感は、手先で挙動をつくらないことでも生まれます。
ちょっと面白いモデルかと思いますよ。
★⑲オデッセイ WHITE―ICE TERON
2010年発売のモデルです。
あまりにも古く、そして中古市場にも在庫は少なく、キズだらけの品が多いモデルですが、あえて特選に入れさせてもらいました。
理由は2点、かつて宮里藍プロが全盛期に使用していたヘッド形状であること。そして、筆者自身も使っていたこと。
なによりも、大型ヘッドの利点である構えやすさ、アライメントのわかりやすさ。
そして、構えてからスッと動き出しさえすれば、オートマチックに直進性を生んでくれる慣性モーメントの高さ。当時のパターの中では抜きんでていた記憶があります。
★⑳タイトリスト スコッティキャメロン フューチュラ
2003年発売のモデルです。
かなり前に発売、中古市場の在庫もわずか、そしてキズだらけ、最新さはまったくありませんが、存在感の高さを知ってもらいたく、特選にいれさせてもらいました。
このネーミングは長年のキャメロンファンにとっては、印象が深いのです。
まとめ
今回は、大型ヘッドのマレットタイプのパター、おすすめ特選20モデルをご紹介しました。
カップに向かって正しく構えること、そして、ヘッドの挙動を減らして直進性を高めること。
くり返しになりますが、パターの性能でショートパットを減らすことは、みなさんが想像している以上に、期待大です。
ドライバーやアイアンなどの他のアイテムと比較しても、即効性が強い。
今回ご紹介したタイプと違い、小さいヘッドやブレードタイプを使っている方、是非一度トライしてみてください。
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