今回は「アイアンにスチールシャフト(DGやMODUS)をいれているけど、ユーティリティとのシャフトのセッティングが難しい」という方に、PINGのユーティリティの名器『G410』をご紹介します。
PINGは世界ナンバーワンのフィッティングメーカーなので、純正装着のシャフトラインナップがとても豊富です。
その中でも、80g台のカーボンシャフトは秀逸、ハードヒッターでも安心して振れますし、アイアンのシャフトとの連係もバッチリです。
※「すぐに購入したい!」という方のために、中古市場の在庫状況もご案内していますので、合わせてご覧ください。

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後継モデルの新作が発売されてもトーナメントプロが実戦で使用を続ける”名器”

近々の10年では、PINGのユーティリティは下のように発売が続いています。
2016年『G』➡2017年『G400』➡2019年『G410』➡2020年『G425』➡2022年『G430』。
現行モデルの『G430』から見ると、今回ご紹介している『G410』は2代前になります。
ですが、トーナメントプロや上級者に、継続して使用しているゴルファーが本当に多い!
前作の『G400』、そして次作の『G425』と比較すると、構えたときの顔つきも、インパクトの打感も、微妙に違いがありますから、個々のゴルファーの「好み」もあるかと思います。
フェアウェイウッドは「飛ばす」ことと「運ぶ」ことが求められ、アイアンはグリーンを狙うのが本職のため「方向性」と「安定感」が求められます。
そのあいだに位置するユーティリティは、高い頻度で、そしてロングレンジという高い次元で、両方の性能と活躍が要求されるので、「好み」というフィーリングに近い要素も、マッチングという視点では欠かせない選択肢のポイントになるのでしょう。
寛容性と操作性が共存する『G410』 寛容性と強い直進性がある『G425』
2019年発売の『G410』と2020年発売の『G425』。
ともに大人気となったユーティリティのモデルではありますが、両者には、評価で異なるポイントがあります。
PING特有の高い慣性モーメントで、「寛容性」の性能では期待を裏切らないパフォーマンスを発揮してくれます。
ミスヒットをしても最低限のロスでおさめてくれる頼りになるサポート力。
活躍の場がロングレンジであるだけに、極端な距離のロスはスコアに大きく影響します。
ミスをしても、せめてグリーンの周辺、アプローチが容易な範囲まではいってほしい、というのがゴルファーの願いですよね。
その意味では、両者とも自信をもっておすすめできる名器です。寛容性の高さは抜群です。
ただ、ひとつ違うのが、『G410』には「操作性」という球筋の打ち分けをしたいゴルファーが欲しいストロングポイントも持ち合わせていることです。
『G425』も寛容性は素晴らしいものがあります。
ただ、あまりにも直進性の性能が高いせいか、球筋のコントロール性ではやや劣ってしまうのです。
別の見方をすれば、「真っすぐ飛ばしたいならG425」という表現もできますから、優劣ではなく、「どちらの性能を欲するか」というポイントになると思います。
「ちょっと右にだしてドロー気味の球で」「少しおさえめにフェード系で」というイメージでショットを組みたてていくゴルファーには、こちらの『G410』がおすすめです。

在庫は少数だけど一番欲しい19度と22度はあります
先にお伝えしたように、フェアウェイウッドとアイアンの間に位置するアイテムです。
ロングレンジとショートレンジの得手不得手によって、本数のセッティングには個々のゴルファーによって違いがあると思いますが、近年ではアイアンの3番や4番は、本当に見かけることが少なくなりました。
入れているとしても、アイアン型のユーティリティで、3番や4番のアイアンの距離相当のアイテムの方が多いでしょう。
それほどにロングアイアンは難しいアイテムとして認識されるようになりましたし、比較して、ユーティリティの存在感が圧倒的に増したことは間違いないでしょう。
ユーティリティのモデルが増えて、ロングアイアンのみでなく、ミドルアイアンの代わりにもなり始めている近年では、ロフトバリエーションもどんどん増えてきています。
次作となる『G425』では、26度や30度もあるくらいです。
ただ、この『G410』はそれほどの中古市場在庫はありません。
しかし、もっとも活躍する場でもあり、パフォーマンスが要求される距離でもある、かつてのロングアイアンが担当していた距離のロフト、19度や22度はしっかりと在庫があります。
「フェアウェイウッドの5番の次の距離」「アイアンの5番の次に飛ぶ番手」としてセッティングを検討している方には、不足のない在庫状況になっています。
アイアンのスチールシャフトとの連係が可能な純正シャフトのラインナップ
スチールシャフト、とくに「ダイナミックゴールド」や「MODUS」のシリーズで、しかも100g以上の重量を装着している方は、ユーティリティのシャフトとのセッティングが悩ましいところですよね。
なぜかといえば、ユーティリティに純正装着されているカーボンシャフトには、50g台や60g台が多い。
その重さだと、アイアンとの連係では、比較して軽過ぎになってしまいます。
かといって、重さをあわせて、ユーティリティにスチールシャフトを装着すると、ちょっとしんどい。
同じフィーリングになってくれるし、振れないことはないですが、「一生懸命振らないと…」というイメージになってしまう。
できれば、スチールより少しだけ軽めで、でもしっかりしているカーボンが望ましいところです。
そんなかゆいところに手が届くようなスペックのユーティリティ用のカーボンシャフトが、PINGの純正シャフトにはラインナップされています。
『TOUR173-85』というシャフトです。
文字通り80g台、しかも中元調子、トルクも2.3という絶妙なスペック。
カスタムオーダーであれば、同じようなスペックのシャフトをユーティリティに入れることができるモデルは他のメーカーにもありますが、純正でラインナップしているメーカーはあまりみかけません。
めずらしい、そして稀少なハードヒッターむけのユーティリティのシャフト、おすすめです。
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2024年8月5日時点での⦅Golfdo⦆の在庫は64本、決して豊富ではありません。最安値が14,880円・最高値が30,898円、という状況です。
ロフトごとに⦅Golfdo⦆の在庫状況をご案内しています。気になる品があればCHECKしてみてください。



まとめ
今回は、PINGのモデルのなかでも一番のおすすめしたいユーティリティとして『G410』をご紹介しましたが、中古市場を見渡した時に、ロフトのバリエーションと装着シャフトのラインナップの多さにフォーカスしてみると、『G425』のほうが在庫も圧倒的に多くなります。
前述したとおり、直進性の性能は抜群ですしね。
合わせて、在庫状況をご案内しますので、こちらもCHECKしてみてください。
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