テーラーメイドのドライバー最新モデル『Qi10』歴代人気モデルのテクノロジーを結集したモデルです

ドライバー
202212192

2024年発売、飛距離と寛容性がアップされたテーラーメイドの最新ドライバー『Qi10(キューアイテン)』をご紹介します。

慣性モーメント10,000g・cm³を実現した『Qi10MAX』を筆頭に、スタンダードな『Qi10』、そして低スピンタイプの『Qi10LS』という3タイプがラインナップ。

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テーラーメイドのドライバー=革新的なテクノロジー搭載

「革新的なテクノロジー」にはいつも驚かされるテーラーメイド。

イノベーションというキーワード、使うのは簡単ですが、毎年のようにNEWモデルを発売するのに、かならず進化させてくる熱量には頭が下がります。

2016年の「Mシリーズ」では複合素材(マルチマテリアル)、2020年の「SIM」シリーズでは空力性能(Shape in Motion)、そして2022年には「STEALTH」シリーズでカーボンフェースを搭載。

この10年の期間に次々に新しいテクノロジーを登場させてきましたが、「そろそろネタがないのでは」という不安をあっさりと払拭してくれました。

2024のNEWモデルでは、「慣性モーメント」のジャンルでこれまでになかった性能を搭載。

それも、『Qi10MAX』では、左右慣性モーメントと上下慣性モーメントを合計して「10,000g・cm³」という大台超えを実現。

「高い慣性モーメント」といえば、連想されるのは「直進性」です。

ミスヒットをしたときに、サポートしてくれるパフォーマンスですが、このジャンルではPINGがお家芸としていた感があります。

事実として、同時期にPINGも高慣性モーメントを搭載した最新作を発売していますから、ドライバーのカテゴリーにおけるトレンドとなりつつあるかもしれませんね。

高い慣性モーメントなのに幅広いゴルファーが使えるドライバー

今回驚いた最大のポイントは、トーナメントプロが使用するグローバルモデルに高慣性モーメントを採用してきたことです。

前述したように、ドライバーのカテゴリーにおいては、ヘッドの慣性モーメントの拡大はグローバルスタンダードとなっていました。ですが、なかなか高い評価を得られなかった。

理由は、「操作性」や「振り心地」へのマイナスな影響

とくに、前者はツアープロや上級者にとっては欠かせない機能のひとつです。

球筋をコントロールするときに、ヘッドの動きがシビアになってしまうと飛距離以前に方向性の安定感が損なわれます。

距離の確保と同時に、フェアウェイキープも大事なファクターとなるトーナメントにおいては、「ドライバーのコントロール性能」はマストの機能です。

その意味では、優先順位は高いが「慣性モーメントありき」という開発がむずかしいのも、ひとつの事実だったようです。

ただ、前シリーズとなる「カーボンウッド」のテクノロジーがそれを可能にしました。

フェースがカーボンになるということは、何といってもヘッドの構造における軽量化が進みます。

200g前後あるヘッドの重さのなかで、チタンの時代は40g以上あったフェースの重さが、カーボンになり、Qi10では、なんと22gという重さに!

この分の余剰重量をどこにどうやって使うか。

先にお伝えした操作性などの機能においてもマイナス面が生じないように設定することが可能になったのです。

世界のトッププロたちも使用して実績と結果をだしています

現在、テーラーメイドのドライバーは、ローリー・マキロイタイガー・ウッズといった世界のトップクラスの選手たちが使用しています。

今作においても、もれなく即スイッチしている模様。

しかも、成績と飛距離アップの双方で、しっかり結果につなげているところがすごい。

そして、着目すべきはコリン・モリカワがスイッチしたことではないでしょうか。

昨年、STEALTHを使わずにSIMをエースドライバーとしていたのに、開幕戦でスイッチ、しかもシャローフェースの『Qi10MAX』を使用。

ご存じのとおり、フェースの挙動がすくない選手でもあり、ストレートに近いフェードボールを持ち球ともしていて、ジャストフィットしたのかもしれません。

『Qi10』ドライバー 興味がある人は まずは試し打ちを

筆者も実際に3モデルを打ち比べてみました。

コリン・モリカワのこともあり、通常であればスタンダードな「Qi10」と低スピンタイプの「Qi10LS」だけを打つところ、まずは「Qi10MAX」を打ってみました。

たしかに明らかなシャローフェース。

ただ、驚いたのは計測数値。

極端につかまり過ぎず、インパクト前後のヘッドの挙動性、危うさも感じず。

わざとヘッドを返したり、走り系(Speederなど)のシャフトで打つと強いフックがでましたが、「TOUR-AD VF」や「Diamana PD」などで打つと、安定感が抜群。

スピン量も適正で、2000回転の半ばほど。

ただ、ある程度のヘッドスピードがあり、「高スピン量で悩んでいる」というゴルファーには、やはり「Qi10LS」がオススメかと思います。3モデルの比較では、スピン量の違いが明らか。

興味をおもちのかたは、何しろ計測付きの試し打ちをしてみてください。

最初は純正標準のシャフト『Diamana BLUE TM50』がいいと思います。

数値としては、かなりのしっかり感があります。

Sフレックスでトルクが4.3、シャフト重量が58gで、総重量も310gです。

これで充分なスペックかと思います。

いま現在、テーラーメイドのスリーブつきをお使いのかたは、店舗さんが許してくれれば、是非シャフトをそのままにヘッドを変えてみて比較してください。

まずは、「Qi10MAX」から。

何事も相性次第ではありますが、楽しみな結果、期待大ですよ。

『Qi10』シリーズ 最新モデル

まとめ

STEALTHシリーズではカラーリングの基調が「赤」でしたが、今作では「青」になりました。

「慣性モーメント」がかなりアピールされているのでそこに目が行きがちですが、前述したように、これまでテーラーメイドが世におくりだしてきたテクノロジーが結集しているといってもいいほどのモデルになっています。

発売から少し経過したので、中古クラブのマーケットにも在庫が出てきています。

是非CHECKしてみてください。

\中古市場の『Qi10』ドライバー/

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