「ゼクシオFORGED(フォージド)アイアン」と「ゼクシオエックス」歴代モデルのおすすめアイアンセット≫高評価の理由は?

アイアン
202212192

大人気の「XXIO(ゼクシオ)」シリーズと「ゼクシオプライム」に次ぐ第3のゼクシオブランド「XXIO X-eks-(ゼクシオエックス)」。そして、かつての名器といわれる「ゼクシオフォージドアイアン」。

新たなカテゴリーを切り拓いたブランドの歴史と、歴代中古モデルのなかのオススメモデルをご紹介します。

※本ページにはプロモーションが含まれています

「ゼクシオフォージドアイアン」と「ゼクシオエックスアイアン」

ダンロップから発売されている「ゼクシオ」というブランドは2000年に誕生しています。

以降、レギュラーモデルは2年に1度のペースでNEWモデルの発売を継続していきますが、レギュラーモデルよりもさらに軽量化された「ゼクシオプライム」というブランドも登場します。

「ゼクシオプライムアイアン」は2003年に最初のモデルが発売されましたが、レギュラーモデルと同じく2年に1度のペースで新作の発売を続けていて、2024年現在まで、ともに続いている怪物ブランドです。

さて、2000年代に、レギュラータイプの「ゼクシオ」と、さらに軽量の「ゼクシオプライム」に、もうひとつ新たなラインナップが加わります。

2006年に「ゼクシオフォージドアイアン」が発売。レギュラータイプの4代目が発売されていたタイミングです。

レギュラーモデルよりも、やや小ぶりなヘッドサイズと、シャープなフォルム。

ダンロップにはアスリートブランドとしての「スリクソン」がありましたが、それよりも「やさしい」「打ちやすい」というイメージがすぐに浸透して、たしかな人気を確保します。

2009年には2代目、2010年には3代目が発売されて、このあと2016年発売の6代目まで続きましたから、いかに人気が高かったかがわかります。

そして、レギュラーモデルに負けないくらいの人気の高さに確かな手応えを感じたダンロップは、2019年に新たなブランドネーミングを誕生させます。

XXIO X-eks-(ゼクシオエックス)」。

メーカーとして「フォージドの後継です」という発表はしていませんでした。

ですが、10年以上もの期間続いた「ゼクシオフォージド」ブランドがなくなり、「似たコンセプト」として発売されたのですから、位置づけとしては一目瞭然です。

そして、今度はアイアンだけでなく、アイテム数もひろがります。

ドライバーとフェアウェイウッドとユーティリティも合わさったフルラインナップとなり、テイストも「ゼクシオフォージド」の後継の味付けとなって統一されていましたから、長年のファンにとっては嬉しいかぎり。

レギュラーモデルの11代目と同時発売でしたが、その後の12代目と13代目のときにも同時発売となり、2024年現在では「ゼクシオエックス」ブランドは3代目が販売されていて、レギュラータイプと同等といってもいいほどの存在感をもつほどになっています。

「ゼクシオ」よりコンパクト そして「スリクソン」よりもやさしい

ゼクシオのストロングポイントは「やさしさ」「軽量」「振りやすさ」

ダンロップから発売されているブランドは、アスリートタイプの「スリクソン」とアベレージタイプの「ゼクシオ」。

両者はコンセプトがハッキリとカテゴライズされていましたから、世のゴルファーにとっても選びやすくなっていました。

いちばんわかりやすい目安は「総重量」。

「やさしい↔むずかしい」という違いももちろんありましたが、クラブ総重量をみると「自分はどちらが使いやすいだろうか?」という問いへの答えが明白。

ドライバーでいえば、ゼクシオの総重量はRフレックスシャフトで280g台、軽量級のカテゴリー。

スリクソンはSフレックス装着で300~310g台、重量級のカテゴリー。

年代として50代や60代からのシニア世代のゴルファーにとっては、「軽くて振りやすい=飛距離アップ」というプラスイメージも増幅させてくれることもありましたから、ゼクシオがアベレージタイプの王者として長年君臨することになったいちばんの理由はここにもあるかと思います。

ですが、とくにアイアンというアイテムで「モデルコンセプト」と「クラブ総重量」にフォーカスしてみたとき、ここに世のゴルファーのニーズのわずかなスキ間、ブルーオーシャンがあることがわかります。

『重量級のスペックを振りたいけど「やさしさ」も欲しい』というニーズ。

ヘッドスピードが40m/sから40m/s台後半のゴルファー。

もちろんシニア世代に方にもいるかと思いますが、どちらからといえば体力腕力が有り余る年代に多い、「30代から40代のミッド世代」と位置づけできるでしょうか。

ただ、40m/s以上のヘッドスピードがあるからといって、すべてのゴルファーがアスリートタイプを欲するわけではありません。

アイアンならば、スチールシャフトの重さを振りたい。

だけど、スリクソンのアイアンはヘッドサイズもコンセプトだし、操作性重視の造りだから難しさのほうが目立ってしまう。

贅沢な願いをいえば、ゼクシオよりはコンパクトな構えやすいヘッドサイズで、スリクソンよりは大きくてやさしさを感じるアイアンがいい。

今では当たり前となって認識されているニーズですが、当時はまだまだ掘り起こされていなかったカテゴリー。

ここにジャストフィットしたのが「ゼクシオフォージドアイアン」になります。

ゼクシオエックス初代モデルのプロモーションが見事

「ゼクシオ」ときけば、シニアゴルファーに人気のブランド。

事実として、レギュラーモデルのアイアンにはカーボンシャフト装着が似合うし、ヘッド構造も高弾道になりやすい低重心設定でしたから、「軽量だから楽に振れる」「楽に球が上がってくれる」というのがストロングポイント。

しかも、他のメーカーが追いかけても追随を許さぬほどの完成度と高評価でしたから、存在感も圧倒的。

筆者自身、店頭でシニア世代の方から「オススメのモデルは?」と問われたときには、お奨めするいくつかの選択肢のなかには、必ずといっていいほどゼクシオが入っていました。

反面、ミッド世代の方からは「自分がつかうモデル」としての認識が驚くほど低い。

「ゼクシオフォージドアイアン」という存在はたしかにありましたし、「ゼクシオMiyazakiモデル」という少し重めのウッド系も発売されていたことがありましたが、確立されたひとつのブランドではないこともあり、ターゲットとなるミッド世代のハートを射抜くほどの存在感にはなり得ませんでした。

そこに、ウッドからアイアンセットまでのフルラインナップで、しかもレギュラーモデルの11代目と同時発売というタイミングで、まったく新しいブランドとして「ゼクシオエックス」を発売します。

異なるブランドなので、プロモーションもレギュラーモデルとは別。

若い世代のゴルファーが使うモデル」というインプレッションのプロモーションがされ、デザインもカラーリングもまったく違うテイストに仕上げてきました。

そして、持っている性能も、歴代のゼクシオフォージドアイアンが積み重ねてきた信頼と実績にもとづくクオリティです。

すべてのアイテムが、想像以上の高評価。

まだ数年前なので、筆者も記憶があたらしいところですが、発売直後はあまりの人気っぷりにメーカーの生産が間に合わず、「納期待ち」が多数あったことを覚えています。

「ゼクシオはシニア世代に人気のブランド」というイメージは、大きく変わったと思います。

レギュラーモデルの13代目が発売され、王者の地位はまだまだ健在ですが、「ゼクシオエックス」というブランドは完全に独り立ちしました。

左:2代目のドライバー 右:3代目のアイアン

外観をみてもわかる通り、ヘッドに「ゼクシオ(XXIO)」の文字はありません。ロゴで使用されている「X」の一文字はありますが、それだけです。

ひとつのブランドを起ち上げることは、メーカーにとってはチャレンジの意味あいもあったかと思います。

ですが、フルラインナップで3代目まできたことは、間違いなく、世のゴルファーの欲求に合致した証拠でしょう。

フォージドアイアンとしての独特で極上な打感

初代「ゼクシオフォージドアイアン」がヒットした理由は、ブルーオーシャンとなるカテゴリーを発掘できたことだけではありません。

「独特なフォージドの打感」があったのです。

メーカーの狙い通りだったのか、偶然の産物だったのか、それはわかりません。

ただ、レギュラーモデルのゼクシオがチタンフェースで、打感がそれなりに硬い感触だったこと。そして、「軟鉄鍛造の心地よい打感」こそが、日本人ゴルファーの好みのど真ん中だったこと。

この双方が、軟鉄ボディにチタンフェースを組み合わせて生まれた「独特の(独自の)フォージドの打感」を絶妙に引き立たせました。

筆者も最初に打ったときの驚きは忘れていません。

いまでは、さまざまな素材が開発され、複合素材のヘッドモデルがたくさんありますから、フィーリングのバリエーションは選ぶのに困ってしまうほどのマーケットになっています。

ですが、この頃は打感の種類はまだまだ少数。

昔ながらの軟鉄鍛造か、チタンフェースなどを採用した「飛距離(弾き)重視」の硬い打感か。

ビジュアルやパフォーマンスと同じくらいに打感にこだわりがあるゴルファーの方もたくさんいましたから、筆者自身の驚きを知ってもらいたく、次々に色々な方にオススメしていきました。

そして、もれなく驚きの表情を見させてもらうことができました。

前述したように、性能面としても、これまでになかったカテゴリーです。

すでに「名器」の域を超えてしまった怪物ブランド「ゼクシオ」なので、ひとつのモデルをとらえて「名器」とはいえないかもしれません。ですが、2000年以降という括りを設けてもいいならば、初代「ゼクシオフォージドアイアン」は、間違いなく「名器」という称号を与えてもいいモデルかと思います。

歴代モデルからおすすめモデルをご紹介

「ゼクシオフォージド」、そして「ゼクシオエックス」の流れでいいますと、ひとつの特徴としてはレギュラーモデルのゼクシオに通ずるものがあります。

それは「王道ゆえの不変」です。

もちろん、性能面でも、さまざまな面でも進化はしているでしょう。プラスへの方向に進んでいないという意味ではありません。

ただ、「ファンの好みから大きく外す」ということをしていないのです。

かまえたときのデザインやカラーリング。アイアンでいえば、ヘッドサイズやフォルム。

バックフェースのイメージは変えていますが、構えたときの上からの見た目は、各モデルを並べてみても微々たる違いしかありません。

では、歴代のモデルからオススメするときに、何を基準としてみるか。

それは「打感」です。打ったときの感触、フィーリングですから、個々の好みもあるでしょう。ただ、「チタンフェースなのに軟鉄みたいな」というコンセプトのベースがある以上、そこはおさえておきたいストロングポイントかと思います。

その意味では、次の3モデル『ゼクシオフォージドアイアン(初代)』、『ゼクシオフォージドアイアン(6代目)』、『ゼクシオエックス(3代目)』がおすすめモデルになります。

3つめは最新モデルになってしまいますので、新品はもちろん、中古品もまだまだ高額です。

①初代ゼクシオフォージドアイアン

ゼクシオフォージドアイアン

2006年発売のモデルです。

まだ、この時期はロフト設定もノーマルに近いですね。5番で26度、PWで46度ですから近年のモデルとはかなりの違いがあります。

発売から15年以上経過しているので、中古市場の在庫も少量です。ですがそれだけにコストパフォーマンスもいいですし、「名器の打感を味わってみたい方には」というオススメになります。

装着シャフトは2種類『標準スチール:NSプロ950GH』『標準カーボン:MX1000

\中古市場のゼクシオフォージドアイアン(初代/

②6代目ゼクシオフォージドアイアン

2016年発売のモデルです。

こちらではしっかりとストロングロフト設定、5番で24度、PWで44度になってくれています。

年式も比較的新しめなので、在庫も豊富です。標準装着のスチールシャフトは「NSプロ930GH DST」、やや軽量タイプになりますが、こちらの嬉しい点はSWまでのセットがあること。ウェッジを単品でそろえることなくセッティングが仕上がります。

装着シャフト:『標準スチール:NSプロ930GH』『標準カーボン:MX6000

\中古市場のゼクシオフォージドアイアン(6代目/

③ゼクシオエックス(3代目)(最新モデル)

2023年12月に発売されたばかりの最新モデルです。そのため中古マーケットの在庫はまだ少数。

こちらの購入を検討されるかたは新品も候補ですね。

装着シャフト:『標準スチール:ダイナミックゴールド95』『標準カーボン:Miyazaki AX-3

\中古市場のゼクシオエックスアイアン(3代目/
\新品のゼクシオエックスアイアン(3代目/

まとめ

ここまでお伝えしたように、レギュラーモデルとフォージド(エックス)のいちばんの違いは「ヘッドサイズ(フォルム)」と「打感」です。

こればかりは、とくにフィーリングは画像でも言語でもお伝えしきれません。

お近くの中古クラブの店舗さんにいけば、天下のゼクシオシリーズです、レギュラータイプもフォージドも在庫を有している可能性大です。

もし、試し打ちをできるところであれば、是非とも打ち比べてみてください。

お店さんが許してくれるのではあれば、普段あなたが使っているボールを持参して打つことをオススメします。ボールが違えば打感も全然違いますからね。

可能なら、レギュラーモデルの次にフォージドを打ってみてください。

高い確率で「極上」を体感してもらえると思いますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました