「グリーン周りのアプローチショットで悩んでいる」というあなたに、「究極のやさしいウェッジ」をご紹介します。
クリーブランドから3月に発売されたばかりの最新モデル『スマートソールFULL-FACE』。2020年に発売された前作『スマートソール4』の後継の位置づけですが、たくさんの最新機能を搭載して登場してくれました。「チャックリ」「ミスヒット」「スクエアに構える」「距離感」「ロブショット」というアプローチの悩みの5大要素をすべてサポートしてくれるモデルです!
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アプローチで最も多いお悩み
ウッドやアイアンなどのアイテムでも悩みはたくさんあると思いますが、アプローチで使用するウェッジには、悩みのバリエーションが特に多い。
①グリーン周りにさまざまなシチュエーションがあること
②体全体をつかったフルショットと違って手先の感覚で振るイメージがつよい
③アプローチでミスをするとパッティングにプレッシャーがかかる
臨機応変さが求められ、かつデリケートな動きでもあり、そしてメンタルにも響く。
悩みが多いのも頷けます。
筆者自身、店頭でたくさんのゴルファーからさまざまなご相談をいただきました。
その中で、「アプローチのミスでいちばん多いのは?」という問いへの返答には、次の5つがありました。
①チャックリ(ザックリ) ②ミスヒット ③スクエアに構える ④距離感 ⑤ロブショット
①チャックリ(ザックリ・ダフリ)
ボールの手前にヘッドが入ってしまうミス、アイアンでいえば「ダフる」というミスです。
ウッド系やアイアンでもダフるミスが出ることはありますが、アプローチでこのミスが出るとショックが大きい。
それは「まったく飛んでいかないから」です。
30ヤードくらいのアプローチでこのミスがでると、極端なときは1メートルも飛ばない時もあります。砲台グリーンに向かって打つシチュエーションだと、グリーン面の手前は左足上がり(右打ちの場合)になっているので、チャックリが出ると元の場所までコロコロと戻ってくることさえあります。
あの時のショックは言葉で言い表せないですよね…。
それに、一度このミスが出てしまうと、次のアプローチにも影響してしまいます。
よりクリーンにヒットしようとして、トップが出てしまうケースです。
絵にかいたような悪循環ですが、ゴルフ人生が長いと出会う回数は少なくありません。
ザックリとトップ、アプローチの悩みとしてはトップクラスの存在感ではないでしょうか。
②芯をはずすミスヒット
短い距離ですが、フェースの芯で打つのが、実は簡単ではありません。
打ってみて感触に違和感があり、フェースを見てみると、芝がトゥ側の先っぽについているケースです。
フラットな形状のバックフェースのウェッジモデルだと、アイアンのような寛容性は皆無です。それに、スピン性能をつかさどるスコアライン(溝)はヘッド全体ではないモデルが多い。
球の勢いと方向性、そしてスピン量。
ミスヒットをしてしまうと、イメージどおりのアプローチショットができず、次のパッティングにすべてを託すことになってしまいます。
③ターゲットに向けてスクエアに構える
ウェッジはフェースをひらいて構えるゴルファーも多いため、リーディングエッジに少しだけ丸みがあるタイプが多くなっています。
フェースの開閉にたいして柔軟なフォルムをしているともいえますが、反面、ターゲットにたいしてのアライメントがとりづらいというデメリットもあります。
とくに、使用しているアイアンのスコアラインに白いラインが入ってくれている場合は、ウェッジとの差を感じてしまいますよね。
フェースを開いてつかうようなことがなければ、できるだけターゲットに対してスクエアに構えやすい顔つきをしていてほしいところです。
あらゆるお悩みをサポートしてくれる究極のやさしいウェッジをご紹介
ここまでのお悩みを見事にサポートしてくれる機能、しかも3つの要素をあわせもったモデルが登場しました。
クリーブランドの『スマートソールFULL-FACE』。
まず、チャックリのミスは、ソールデザインがサポートしてくれます。
鋭く尖ったようなリーディングエッジではなく、幅広いソールの中央にむけてなだらかなバンスがある形状になっています。
仮にボールより手前にヘッドが落ちてしまったとしても、「そこに刺さってチャックリ」ではなく、「滑ってボールを拾ってくれる」サポート力があるのです。
次にミスヒットへのサポート力は、「慣性モーメント」と「FULL-FACE(フルフェース)」が可能にしてくれています。
まず慣性モーメントですが、前作の『スマートソール4』の広いソール幅とフルキャビティ構造で高い寛容性を有していましたが、今作はさらにパワーアップ!
ヘッドが大型化したことで、すべてのタイプで「左右MOI」と「上下MOI」が向上しています。
芯を外すときにフェースの左右でも上下でもミスの度合いを軽減してくれる、そんなサポート力がアップしています。。
そしてスピン量ですが、今作からモデル名のとおり「フルフェーススコアライン」になりましたから、「フェースに当たってくれればスピンがかかる」という性能になってくれました。
さらには、スクエアに構えるためのアライメントですが、フェース下部のスコアラインのいちばん下の2本がホワイトになっています。しかも長い!
ここに2本の白いラインがあると、ターゲットにたいしての構えやすさはグンと上がります。
さりげないサポート力に思うかもしれませんが、効果絶大ですよ。
今作から『TYPEーL』が追加して4タイプに
さて、④と⑤のお悩みにたいしては、4タイプのラインナップがお応えします。
まずは距離感。
これは前作にもありましたが、『TYPEーC』という42度のウェッジが威力を発揮してくれます。
バンカーや深いラフなどはないけど、「ピンまで距離があって距離感が合わせづらい…」というシチュエーションは結構出会いますが、こんなときに最適なのが「ランニングアプローチ」です。
アプローチショットでは「上げるより転がす」ほうがミスも少なく寄る確率も高くなります。
ですが、ウェッジというカテゴリーでは50度とか58度くらいのロフトを使うイメージが強いため、上げるアプローチになってしまいがちです。
「思ったより高さが出てしまって、カップまで届いてくれない」というミスですね。
そのシチュエーションでは、『TYPEーC』は天下一品の活躍をしてくれます。
パターのように構えてストロークするだけ。前述したようにソール幅もひろく、リーディングエッジバンスもありますから、チャックリのミスも出づらい。
シンプルに転がしてくれるので、あとは何回か繰り返し使えば距離感もつかめて、心強いサポート役になってくれる可能性大です。
さいごに⑤です。
これは、前作になかったラインナップですが、なんと64度の『TYPEーL』が加わりました。
ロフトが寝ているので、フェースを開くことは必要ありません。
しかもフルキャビティ構造と幅広いソール幅は他の3タイプと同じなので、さまざまなミスが出づらいサポート力も同じく。
「バンカー越え」「下りの傾斜がキツいアプローチシチュエーション」などでは、オートマチックにロブショットをしてくれる、頼もしいモデルが出てきてくれました。
まとめ
「究極のやさしさ」という表現で、メリットばかりをおつたえしてきましたが、メリットがあると何事にもデメリットがあるものです。
あえて挙げるとするならば、このモデルのデメリットは「ヘッドの大きさ」と「本数をどうするか」という2つのポイントですね。
慣性モーメントをあげるためにヘッドを大型化していますから、そこに違和感をもつ方だと構えるときに「マイナスなイメージ」になってしまいます。
あとは本数です。4タイプもありますし、42度と64度までセッティングを考えてしまうと、全体の本数とのバランスが問題になってしまいます。
そんな方には、「いきなり4本を」ではなく、「まずはTYPEーCから」というチョイスもアリかと思います。
ぜひ、「究極のやさしいウェッジ」、体感してみてください。
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