名器と称されるM6ドライバーを代表格として、全モデルが大人気で高評価だった2019年発売モデルを比較。1万円台で買えるほどに値下がりした中古クラブ市場も詳しく解説します。
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M3とM5の性能差>2018年以前と2019年以降の違い
弾道調整機能を向上させたウェイト調整機能と脱着式スリーブ
ウェイト式調整機能を搭載した2000年代の『r7』から、脱着式スリーブが搭載された『R9』シリーズへど移行し、2011年には「ホワイトクラウン」の『R11』へ。
各年代においてトップクラスの評価を得ていたテーラーメイドのドライバーですが、2015年にひとつのターニングポイントを迎えます。
マルチマテリアル(複合構造)を意味する「M」の文字が冠された『Mシリーズ』が登場。
第1世代では『M1 430』と『M1 460』 が発売。それまでのホワイトクラウンから一変して、チタンとカーボンの複合構造になったヘッドはデザインも一新。テクノロジーの視点では新たな可能性を大いに感じさせてくれましたが、「白いクラウン」の印象が強過ぎただけに、発売直後は低空飛行を余儀なくされました。
期待値を上げたチタンとカーボンの複合構造の可能性
マーケットにおける認知度を一気に上げたのが、2016年に発売された『M2』。
ウェイト式の弾道調整機能は搭載されていませんでしたが、程よいドローバイアスが飛距離性能を実現し、妥協が許されない打感と打音のフィーリング面でも満足度が高かったため、『Mシリーズ』は無事に認知され、2017年に発売された第2世代の『M1 2017』と『M2 2017』でテーラーメイドの覇権は盤石のものとなります。
2018年には第3世代となる『M3』と『M4』が発売されて、曲がりをおさえるフェース形状になっている『ツイストフェース』などの独自のテクノロジーも搭載されていました。
ただ、ここまでのテーラーメイドのドライバーは、「ぶっ飛び」のディスタンスよりも、「操作性」のコントロール性に焦点を当てていた感があったため、「ボール初速アップ」の性能を格段に向上させたキャロウェイの『EPIC』(2017年発売)と比較すると、「飛距離性能」に特化したとき、やや後塵を拝していた感があるのは否めませんでした。
2000年代半ばまでの高反発のジャンルで、世界のトップクラスの位置にいたテーラーメイドに対する期待は大きい。
筆者自身もテーラーメイド使用者の一人でしたし、テーラーメイドのスリーブがついたカスタムシャフトも持っていたので、「飛距離アップ」に特化したテーラーメイドらしい革新的テクノロジーを心待ちにしていました。
反発係数を最大限に向上させたスピードインジェクション
それほど待たずして2019年、期待に応えた、いや想像を大幅に超えるテクノロジーを引っ提げて、新作『M5』と『M6』を発表します。
『スピードインジェクション』というテクノロジー。ヘッドを生産する過程で、一度高反発に仕上がったヘッドを造る。そのあとフェースの端から注射器のようなモノでジェルをヘッド内部に注入してルール範囲内の反発係数に調整する。さらには、ルール違反のヘッドが市場に出回らないように、生産した全品をチェックしてから出荷する。
限界に近い反発係数を可能にしたプロセス。信頼感がある飛距離性能であるか否か、これ以上に説得力のあるテクノロジーはなかったと言ってイイでしょう。
操作性重視の低スピン『M5』と、ドローバイアスが効いた『M6』、少しタイミングが遅れて小ぶりなヘッドの『M5TOUR』が発売されて、文句ナシのラインナップが成されていたのも要因だったのでしょう、この年式の販売量は前年比で跳ね上がります。
中古マーケットの在庫量をみると一目瞭然、とくに『M6』は名器と称されるだけあって、突出した在庫量でもあり、状態がイイ品もあるため、まだまだおすすめできる中古クラブとも言えます。
3つのモデルを比較
ヘッド体積435CC 操作性重視のM5TOUR
小ぶりなヘッド体積で操作性を重視した性能
3つのタイプがラインナップされていた中では、発売のタイミングが少し後にズレていたことと、ドライバーとしてはニーズが低い小さいヘッド体積のモデルだったこともあり、中古市場の在庫量は少なめです。
ただ、小ぶりあったとはいえ、決してむずかしい性能になっていたわけではありませんし、球筋を打ち分けたいゴルファーにとっては、高いレベルでの操作性を有している傑作のひとつといっても言い過ぎではないかと思います。
テーラーメイドの伝統を継承した低スピンタイプのM5
スライドウェイト式の弾道調整機能搭載
テーラーメイドのドライバーの中心に位置する、伝統ともいえる本格派アスリートタイプ。
ソールに充分過ぎるほどのスライド式ウェイト調整機能があり、低スピンタイプでもあることから、オススメするのは中級者から上級者、ヘッドスピードも40m/s前後よりも、45m/s以上のハードヒッターが対象になるタイプと言えます。
飛距離と寛容性が融合した新時代の名器M6
優れたドローバイアスで幅広いゴルファーに推奨する高性能
程よいドローバイアスは、「スライス対策」はもちろんですが、「飛距離アップ」という側面も強い。とくに、フェードヒッターが増えてきた近年のアスリートゴルフ界。オートマチックにつかまえてくれるヘッドは「右への逃げ球」を防いでくれて、安心してフェードを打てるというメリットもあり、本来『M5』の支持層であったはずの上級者たちも『M6』を使用する現象になった要因ともなりました。
ただ、主戦場は、「スライス対策」です。2010年代に一世を風靡した「走り系」のカスタムシャフト、フジクラ社の『スピーダーエボリューション』シリーズの5代目となる『Speeder661 EVOLUTIONⅤ』が標準装着シャフトとしてラインナップされていたこともあり、理想的な相乗効果で飛距離アップを実現。
純正シャフトを装着すれば、ヘッドスピードが40m/s前後のゴルファーに。50g台や60g台のカスタムシャフトを装着すれば、ハードヒッターの層におすすめできるスペックとなったため、幅広い層のゴルファーにおすすめできるドライバーとして「名器」と称されるようになりました。
各モデルの中古マーケット在庫&価格状況
ここからは中古クラブマーケット【ゴルフドゥ公式サイト】の在庫&価格状況をご案内します。この記事配信時点での参考価格ではありますが、最安値と最高値も合わせて記載していますので、興味をもったモデルがあれば、ぜひ検索してみてくださいね。
M5TOUR
最安値9,000円前後・最高値18,000円前後
お伝えしたとおり、中古クラブの在庫は少なめ。おすすめできる装着シャフトの種類も少数。すでにテーラーメイドのスリーブ付きカスタムシャフトを持っている人におすすめするモデルかと思います。
M5
最安値9,000円前後・最高値16,000円前後
在庫量は比較的豊富です。カスタムシャフト装着の品が多いかと思いきや、純正シャフトが多い。こちらもスリーブつきカスタムシャフトをお持ちの人にオススメするモデルといえるでしょう。
M6
最安値11,000円前後・最高値23,000円前後
在庫量は豊富です。年代を代表するくらいの圧倒さがあります。
カスタムシャフト装着の品も豊富。元調子系の『ディアマナDF』が装着されたものもありますし、スピーダーエボリューションも選ぶのに困るほどの量がまっています。
とくに、スカイブルーのエボの5代目は、50g台も60g台もありますから、ヘッドスピードが40m/s以上のゴルファーにとって嬉しい在庫状況になっています。
☆スピーダーが装着された1万円台の品もあります。これは本当にお買い得!初めてカスタムシャフトを使う人に是非ともおすすめしたい品だと思います。
最安値15,000円前後・最高値23,000円前後
まとめ
1万円台のドライバー中古モデルを探すとき、『M6』全メーカーを見渡してもTOP3に入るおすすめモデルです。性能と信頼感は抜群!
ぜひ、中古クラブのマーケット、色々と検索してみてくださいね。
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