ゴルフを始めて数年、なかなかドライバーの飛距離が伸びない
男性のドライバーの平均飛距離ってどれくらいなんだろう
このようなお悩み、疑問を持たれている方、多いかもしれません。
「始めたばかりの初心者の頃にくらべれば少し飛ぶようになってきたけど、ゴルフ歴の長い仲間にドライバーの飛距離でおいていかれる」「仲間が飛ぶ方なのか、自分が飛ばない方なのか。」
ゴルフのプレーにおいては、ドライバーの飛距離がすべてではありません。
事実、トーナメントプロの世界でも飛距離で勝るゴルファーが常にトップにいるわけではありません。
ただ、飛ぶことは、アドバンテージにはなります。
セカンドショットを、より短い番手で打つことができますからね。
そして、仲間同士での勝負。
ラウンド終了後のスコアはもちろんですが、同年代の仲間とのプレーでは、ドライバーの飛距離も楽しい勝負のひとつかと思います。
本記事では、世の男性ゴルファーの年代別のドライバー平均飛距離や、飛距離アップで悩んでいるゴルファーの方への、ちょっとしたアドバイスをお伝えしていきます。

※本ページにはプロモーションが含まれています

年代別のドライバーの男性平均飛距離
厳密に数千人や数万人のゴルファーの統計をとったわけではありませんが、さまざまなメディアやゴルフ関係のデータを調べると、ある程度の平均数値はみえてきます。
20代から30代の距離:250ヤード
40代から50代の距離:230ヤード
60代から70代の距離:200ヤード
体力面からヘッドスピードが変わってきますので、上記のような飛距離が平均値としてみてよいかと思います。
ただ、あくまで平均値ですし、こまかなところまで踏み込むと、ゴルフ歴やラウンド数、練習場に通う回数、体格などを考慮すれば、本当の意味で参考値にすぎないと思います。
10代のジュニアのときからゴルフを始めて、すでにゴルフ歴が10年をこえていれば必然的にヘッドスピードにも違いがあることになりますし、40代の方でゴルフを始めたばかりであれば、まだまだヘッドスピードが上がっていく、伸びしろがたっぷりある、というケースもあります。
平均、という表現は、まさに参考値にすぎません。
それに、もしあなたが30代のかたで、230ヤードの飛距離だったとしても、状況次第では、まだまだ可能性をたっぷりと秘めています。
ここからは、飛距離を伸ばすためにできる、ちょっとした練習方法をお伝えしていきます。
「ヘッドスピードアップで飛距離アップ」 ヘッドスピードを上げるスイングにするという方法
飛距離をのばすために「ヘッドスピードが上がるスイングにする」という方法です。
ヘッドスピードが上がれば、ボール初速も上がり、必然的に飛距離も伸びていく、という原理です。
じつは、すべてのかたに当てはまることではありません。
ただ、これまでたくさんのゴルファーの方と接してきて、このことが当てはまる方が結構多いのも事実なのです。
特に「年代別の平均飛距離よりも飛ばない」という方、「もしかしたら、おれ、当てはまるかも」という方は是非ご一読いただきたいと思います。
なぜ飛距離が伸びていかないのか、平均飛距離よりも飛ばないのか。
その原因として、「力の限りしっかり振れていない」「球に当てにいくようにおとなしく振ってしまっているという」という現象が多く見受けられます。
体力的にブンブン振ることができる若い世代の方に多くみられるケースですが、もっているポテンシャルを100%活かしたスイングができていない。
じつは、これには理由があります。
ゴルフを始めて、ある程度練習場で球数をこなし、コースラウンドにも出始めると、真っ直ぐ飛ばすため、フェースの芯でとらえる確率をあげるため、当てにいくスイングになっていくという現象です。
本来であれば、45m/sのヘッドスピードで振れる体力をもっているのに、少しずつスイングのおもいきりの良さが減っていき、ともなってヘッドスピードも落ちてしまう、とても勿体ないケースです。
じつは、初心者ではない時期でしたが、平均スコアが90をきれたころ、筆者もこの状況になりました。
おとなしく振ると、ヘッドスピードが落ちる分、たしかにミート率はあがりますし、方向性も向上したかのように思えていました。
ただ、決してベストスイングではなかったのです。
その証拠に、コースラウンドでは予期せぬミスがでたり、調子の波の不安定さが増したり。
飛距離が落ちることと同時に、スイング自体にモヤモヤするような違和感がありました。
ただ、そんな悩みをもっているとき、知人からひとつのアドバイスをもらい、ヘッドスピードを上げていくことができました。
ここでは、その具体策をお話しします。レッスンの類ではないですし、あくまで参考例として試してください。また、やり過ぎると、腰や背中を痛めてしまう可能性もあるので、そこだけは慎重に試してください。
クラブは7番アイアンくらいがよいでしょう。ボールを打たずに素振りで結構です。
まずは、これ以上はできないくらい、という全身をつかった大きなスイングで、フィニッシュでもよろけてしまうくらい思い切り振り回してみてください。
そして次が大事です。次も素振りでよいですし、今度も力の限り振ります。
ただ、意識を変えるポイントとして、フィニッシュがとれるくらいの力加減で振ってください。
このフィニッシュをとる、という意識がとても重要になります。
大きなバックスイング、思い切りの良いスイングをして、全体のバランスがよければ、きちんとフィニッシュがとれて、数秒でも動かずに止まることができます。
大きなスイングでしっかり振ること、そしてしっかりとフィニッシュをとること。
このポイントを意識すると、それまで当てにいくスイングをしていた方は、ヘッドスピードが必然的に上がっていきます。
※腰や背中に負担もかかりますので、くれぐれもやり過ぎには注意してくださいね。
その後に、少しティーアップしたカタチで、実際に球を打ってみます。
おそらくは、いきなり真っ直ぐ飛ぶかたは稀だと思います。
すぐに真っ直ぐ飛ぶ方は、ある程度スイングの全体像が出来ていた証拠です。
このスイングを継続して欲しいところですが、おそらく、今までと違う球筋、球威に驚かれるでしょう。飛距離にも弾道にも、大きな違いをはっきりと実感できると思います。
そして、真っすぐ飛ばない、シャンクなどが出てしまう、という方も慌てることはありません。
最初のうちは10分の1や、それに近い確率でしかナイスショットが出ないかもしれませんが、根気よく、しっかりと大きなスイングアークでフィニッシュまでとることを意識して振ってください。
やがて、確率は上がっていきますし、飛距離は明らかに伸びていきます。
アイアンで確率が上がってきたら、次はドライバーでもよいでしょう。
ここでもイメージは全く一緒です。大きなスイングでフィニッシュまでとること。しっかり振ること。これを欠かしてはいけません。
スイングの動画をみながら全体像をつくっていくドライバーの練習方法 イメージトレーニング
なかなか確率が上がっていかない、ナイスショットが出ない、という方には、ここでもおすすめがあります。
スイングのイメージトレーニングです。
タイガーウッズでも松山英樹プロでも結構ですし、好きな女子プロでも構いません。
スイングの動画を見ながら、あなたのスイングも同じように振ってみるのです。
最近はYoutubeなどで簡単にみることができますし、正面からも飛球線後方からもさまざまな動画を見ることが可能です。
このとき、鏡や大きな窓ガラスがあれば最高です。
スイング全体の動きやカタチ、上半身と下半身の連動性など、このイメージトレーニングは効果のある練習方法です。部屋でやるときはクラブを持たなくても勿論大丈夫です。
じつにシンプルな方法ですが、このトレーニングの積み重ねは馬鹿にできませんよ。
是非とも試してみてください。
まとめ
今回は、ドライバーの男性平均飛距離と、飛距離を伸ばすためのちょっとした練習方法をお伝えしました。
年代別の平均飛距離よりも飛んでいない、という方に筆者から2つほどお伝えしたいことがあります。
筆者の体格は身長175㎝、75kg。
いま現在のドライバーの飛距離は250~270ヤードくらいです。
先にお伝えしたように、ドライバーの飛距離が落ちたとき、230~240ヤードくらいになりました。
ただ、しっかり振ることを意識した練習方法とイメージトレーニングを積み重ねていった結果、今の飛距離になりました。
そして、威張れることではないのですが、人生のなかで、筆者は腕相撲で一回も勝ったことがありません。疑われるかもしれませんが本当です。学生のときは女子にも負けたことがあるくらいです。
つまり、腕力は全然誇れるレベルではないということです。それでも現在の飛距離になっています。
さらには、今のゴルファーにとって嬉しいことには、30年前とは比較にならないくらい、道具の進化による恩恵があります。
初心者のかたの悩みでは最も多いスライスのミス。
ヘッドの性能で軽減してくれるタイプもありますし、シャフトとの組み合わせによる相乗効果でつかまりを良くしてくれるチョイスの仕方もあります。
下の記事では、おすすめモデルをご紹介していますので、そちらも合わせてどうぞ。

コメント