ドライバーの飛距離を伸ばす ヘッドスピードをアップする おすすめの練習器具と練習方法

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筋トレや体力アップ以外に飛距離を伸ばす方法は?

飛距離を伸ばしたい ヘッドスピードを上げたい 効果的な練習方法は?

ドライバーの飛距離アップは、ゴルフを始めたばかりの方から、長年のゴルフ歴をお持ちの方まで、共通した永遠の願望といえるでしょう。

2000年以降、素材や製法の進化にともない、道具としてのドライバーの飛距離性能は、明らかに進化しています。

ただ、道具の進化による恩恵だけではなく、自分自身の努力によってスイングスピードをあげていって、ドライバーの飛距離を伸ばしたい。

このように願っているゴルファーは少なくないと思います。

そんなゴルファーの皆さまにとって(筆者自身もそうですが)、ありがたい情報があります。

近年、ゴルフ業界はすごい勢いで活性化しています。

その充実ぶりは、クラブなどの道具だけでなく、練習器具などにも反映し、さまざまな類のプロダクトが市場を賑わせています。

本記事では、飛距離アップへの効果を期待できる練習器具や、その効果的な使い方についてお伝えしていきます。

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スイングを矯正する 正しいスイングプレーンをつくる さまざまな練習器具があります

ひとくちに練習器具といっても、多種多様なジャンルにあわせて、実にさまざまなタイプがあります。

ドライバーやアイアンなどスイング全般にわたって矯正するタイプもあれば、アプローチに限定されたタイプ、パッティングのストロークを鍛えていくプロダクトなど、自分が欲するタイプの練習器具を探すには、量が多すぎて一苦労してしまうほどに、巨大な市場となっています。

これには、トーナメントプロも積極的に練習器具を活用していることも、強く影響しているでしょう。

さまざまな動画配信サイト、トーナメントのスタート前の風景などを観ていると、ほとんどの選手がなんらかの練習器具を使用しているのがわかります。

最新の弾道測定器などで数値をチェックしてしたりするのはもちろんですが、ひと昔前であれば、一般アマチュアでも使うのをためらわれたような、初歩的な練習器具を使用している選手もいるくらいです。

貪欲に取り組んでいる姿勢や、常に新しいアイデアを欲しているアンテナの凄さは、我々アマチュアゴルファーも見習うべき点かと思います。

飛距離を伸ばすため ヘッドスピードアップにフォーカスした『素振り練習器具』

さて、別の記事で飛距離を伸ばすためのちょっとした練習方法をご紹介しています。

本記事では、練習器具をつかって効果的にヘッドスピードアップにつなげていく方法をご紹介します。

通常のクラブよりも重くなっている総重量の器具、『素振り練習器具』を振ることによって、スイングスピードを上げていく、という方法です。

一番わかりやすいイメージでは、野球でいうところのマスコットバット、ネクストバッターズサークルで素振りをしているバットですね。

最近は重りのようなモノをバットにつけて振るカタチになっていますが、あれと同じ要領です。

ゴルフのクラブは、ドライバーでいうと、メンズならば最軽量で250gくらい、最重量で320gくらいになりますが、それよりも重くつくられている器具になります。

バットのカタチをしたものや、全体的に細いタイプ。

長さもクラブと同じくらいのものから、自宅の部屋でも振れるような短いタイプまで、実にさまざまなプロダクトがあります。

この素振り練習器具にさまざまなタイプがある理由は、練習となる対象、目的が多種多様になっているからになります。

トップの切り返しとインパクトとフォロースルーを適格なタイミングで振れるように、カチッと音が鳴るタイプ。

同じく、タイミングを適正にするために、またシャフトをうまく使ったスイングにするために、シャフトがグニャグニャに柔らかくなっているタイプ。

正しいフェースローテーション(インパクト時のフェースの開閉)を体感して覚えるタイプなどがあります。

それぞれに練習目的があり、全体的なスイングのスキルアップには効果的なプロダクトたちですが、今回は、そのなかでもヘッドスピードアップにフォーカスしたプロダクトをご紹介します。

バットの形状をしたクラブよりも総重量が重い 素振り練習器具

ライト社の『パワフルスイング』というシリーズ。

そのなかでも、細いタイプ『ライトM-280 パワフルスイング GF100』がおすすめです。

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出典 ライト

長さが100センチ(約39インチ)、重さが630gのタイプになります。

先に、素振り練習器具にはさまざまなタイプがあるということをお伝えしましたが、その中でこのプロダクトをおすすめする理由は、ほど良い重さと長さのタイプがあり、比較的リーズナブルな価格設定となっている点です。

じつは、この『パワフルスイング』シリーズには、もっと太くて重いタイプ(GF90)、軽くて長いタイプ(GF120)もありますが、『GF100』は重さが630gと、ちょうどメンズドライバーの最重量タイプの半分くらいになっていて、さらに長さが100センチ。

ウェッジと同じくらいの長さになるので、練習場でキャディバッグに入れて持っていっても、長過ぎず短すぎず、ちょうどよいところにおさまってくれるのです。

そして、価格も5千円前後と財布にやさしい価格設定。

他のプロダクトには、1万円以上のモノも多数あります。

もし、ヘッドスピードアップだけでなく、さまざまな練習器具にチャレンジしていくとすると、できるだけ出費はおさえたいところですよね。

その意味でもおすすめのプロダクトになります。

おすすめの練習方法と相乗効果

さて、本記事はレッスンの類ではありませんが、ここからは、知人から教えてもらった、この練習器具の活用方法を皆さまにお伝えします。

適性や個人差もありますから、すべての方に有効とは言い切れませんが、よろしければ参考にしてみてくださいね。(記載はすべて右打ちの方を想定しています)

練習場で球を打つ作業を始める前に、ストレッチなどの柔軟運動をすると思います。

そのストレッチの次に、打席で、この器具を振ってみてください。

最初は、ブンブン思い切り振りません。

バックスイングの要領で、右足に体重をのせて、大きくトップまで形をとります。このときのリズムはあくまでゆったりと。

大事なことは、からだをほぐすことと、しっかりと捻転運動をすること。

上半身と下半身を捻る作業ですね、これが大事です。

そして、今度はフィニッシュまで振ります。球をうつイメージは持たない方がよいです。

マットなどに当たったら危ないですし、この段階ではまだ体をほぐす作業ですから、横振りに近い感覚です。

フィニッシュも左足にしっかり体重をのせて、バックスイングと同じく、大きくとります。

この動きを左右に繰り返す、これだけでもかなり体がほぐれてくるのがわかると思います。

そして、数回左右へのくり返しを振ったら、少しレベルアップです。

今度は、体の各パーツの動きをチェックしながら、という作業です。

前傾姿勢、土台となる膝の動き、クラブと腕と体の一体感など、前回の練習で取り組んだことをおさらいしながら、というイメージもよいですよね。

球を打つ前に、からだもほぐれて、練習課題を思い出し、動きもチェック。

そのあとに、数回ブンブン振ってみます。

練習の始まりはウェッジから、アイアンから、という方が多いでしょうから、ブンブン振るのは、数回にしておきましょう。

やがて、ドライバーの練習になったときに、ヘッドスピードアップへの作業、ブンブン振るイメージで数回振ってみます。

このとき、スピードアップよりも疲労のほうが先にきてしまう可能性もありますので、本当に数回でよいかと思います。10回以上はやり過ぎでしょう。

このあとにドライバーを振ります。

半分くらいの重さになった感触は、何ともいえません。本当に楽に振れるイメージになります。

先にお伝えしたように、個人差もありますので、絶対にヘッドスピードが上がる、とは言い切れません。

ただ、重いモノを振ると、腕力や手先だけでは振れないことから、体全体を有効に使うスイングを必然的に要求されることになり、ひとつひとつのパーツの動きや連動性もレベルアップしていくことになります。

現在もっている体力で、最大限出せるヘッドスピードに近づく可能性は高いと思います。

まとめ

ここで、ひとつ重要な注意点です。

お伝えしたように、この練習器具をブンブン振り回したあとに、通常のクラブを振ると効果を実感できるかと思いますが、くれぐれもやり過ぎには注意してくださいね。

腰や背中を痛めては、スイング向上もヘッドスピードアップもできません。

筆者も、20代30代のときに、腰を痛めた経験があります。

まだまだ、ブンブン振ることができていましたし、ひたすら飛ばしたい気持ちがあったこともありますが、今ほどストレッチの重要性を認識していなかったのが一番の理由です。

健康によいはずのスポーツではありますが、捻転運動が基本となるため、ケアを怠ると、デメリットになってしまう要素も持ち合わせているのがゴルフです。

練習前と後には体をほぐすストレッチを必ずすること、そして、自身の体調と相談しながら練習すること。

この2点は、広い意味、大きな意味での、ゴルフ上達への必須作業かと思いますよ。

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