キャロウェイゴルフのアイアンセット最新モデル【2025春】ELYTEとAPEXとX-FORGED

アイアン
202212192

飛距離性能、寛容性、操作性、番手別のスピン量適正補正など、優れた機能をもったキャロウェイのアイアンセット最新モデル、装着シャフトやロフト設定などをご紹介!

多様化が進むゴルフクラブのマーケットにおいて、その最先端にいるのが人気メーカーのキャロウェイゴルフです。2025春の時点でラインナップしている最新モデルは、なんと10種類!

この記事では、各モデルのロフト設定やコンセプト、おすすめするゴルファーなどをお伝えしていきます。

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キャロウェイゴルフのアイアンセット最新モデル 全ラインナップ

まずは、この記事配信時点でラインナップされている全てのモデルをご紹介しますね。

キャロウェイアイアンラインナップ1

※一部ご紹介していないモデルもあります

ご覧のとおり4つのシリーズがあります。そして合計10コのモデル。

国内外問わず、すべての人気メーカーを見渡しても、これだけのモデル数をラインナップしているメーカーは少ないかと思います。

選択肢は豊富です。ですが、それだけに選び方を間違えやすいとも言えます。

ここからは、それぞれのシリーズの特徴と性能の違い。合わせて、おすすめするゴルファーと装着シャフトなどもお伝えしていきます。

ELYTE(エリート)シリーズ

ドライバー、フェアウェイウッド(以下FW)、ユーティリティ(以下UT)、アイアンセットまでラインナップされているシリーズで、キャロウェイとしては1年に一度のペースで発売されているグローバルモデルのシリーズといっていいいでしょう。

昨年は≪PARADYM Ai SMOKE≫、一昨年は≪PARADYM≫、その前は≪ROGUE ST≫

ドライバーと同じく複数のタイプをラインナップさせていますが、アイアンセットにフォーカスしていえば、3モデルとも中空構造、ロフトが「飛距離重視」になっています。標準シャフトのラインナップにはスチールが2種類、カーボンが1種類ではありますが、全体的にはアベレージタイプに属するカテゴライズと思ってイイでしょう。

ELYTE(エリート)

3モデルのなかでスタンダードなタイプになります。フェースが弾道を最適なものに補正してくれるというキャロウェイ最新テクノロジーのひとつ≪Ai 10X FACE≫が採用されてはいますが、他の2つと比較すると打点の安定しているゴルファーを対象としていますし、操作性も兼ねそなえています。

メーカー公式には「万能型」という表現が使われているほどです。

とはいえ、ボールスピードをアップさせるテクノロジーも搭載されていますし、標準シャフトのスチールは2種類とも軽量タイプですから、「振りやすさ」と「飛距離面のサポート」が重視されたモデルになっていると思います。

ELYTE X(エリートエックス)

スタンダードな≪ELYTE≫と比較すると、よりアベレージタイプの性能が強くなっているようです。

メーカー公式でも「守備範囲の広さを重視した設計」という、じつに上手い表現をしています。

ヘッドサイズもやや大きめで、フェースの広範囲でミスヒットに強くなるように、操作性よりもオートマチックな弾道補正に重きが置かれているアイアンになります。

トップブレードも厚めでオフセット(グースネック)も大きく、とにかく「安心感」を与えてくれるヘッドデザインになっているモデルです。

ELYTE MAXFAST

キャロウェイゴルフの「軽量タイプ」の代名詞として、すっかり定着した感のある「MAXFAST」というネーミング。今作でも採用されましたね。

標準シャフトのラインナップは、2種類のスチールと1種類のカーボンという点では他の2つと一緒ですが、スチールの2種類とも超軽量、カーボンも超軽量。とにかく軽量が最優先になっています。

なによりも「軽くて振りやすい」ことがテーマになっているようで、スタンダードな≪ELYTE≫よりもフェースは面長になっていますが、オフセットは≪ELYTE X≫よりも小さめ。

「高い寛容性」「高弾道」などの性能は持ち合わせていますが、「ひたすらやさしい」というよりは、スッキリした見た目と安心感の両方をそなえたヘッドデザインに仕上がっているアイアンです。

APEX PERFORMANCEシリーズ

APEX Ai200

2024年に発売されたシリーズです。≪APEX≫ブランド10周年と銘打って登場しましたが、≪APEX2021モデル≫の後継という位置づけになっています。

高い寛容性を可能にする「中空構造」、「Aiスマートフェース」により前作以上のボールスピードも実現されていますが、トップブレードもシャープで、軟鉄鍛造ボディが採用されていることなどをみても、平均スコア80台のゴルファー(中級者)に向けたコンセプトになっていることがわかります。

標準シャフトのラインナップは2種類ともスチールで、MODUS105もありますが、のちほどご紹介する≪APEX PRO≫シリーズよりは低重心・高弾道設計になっていますので、ヘッドスピードが40m/s前後のゴルファーへの推奨といってもいいかもしれませんね。

APEX Ai300

こちらは≪APEX DCB≫の後継という位置づけとなっています。

中空構造なのは≪Ai200≫と一緒ですが、やや大きめのヘッドサイズとオフセットが、アベレージタイプとしてのテイストを色濃くしているのがわかります。

標準シャフトのラインナップは、スチールが2種類、カーボンが1種類ですから、このスペックからみても「振りやすさ」「飛距離面のサポートアップ」がわかりますよね。

X FORGEDシリーズ

X FORGED

キャロウェイのアイアン歴代モデルのなかで名器といわれているモデルネーミングになります。

打感や打球音などのフィーリング面、妥協することなく最高級に仕上げるための1ピース軟鉄鍛造の造り

そして、シンプルなキャビティバック、コンパクトなヘッドサイズ、少ないオフセット、刀のように薄いトップブレード、どれもこれもアスリートタイプとしての代名詞ばかり。完全な上級者向けのモデルといっていいかと思います。

ロフト設定も、5番が26度、PWが46ですから、もう言わずもがな、というところでしょう。

標準装着のシャフトは2種類、もちろんスチールでMODUS105と、ダイナミックゴールドのNEWタイプ≪MID115≫がラインナップされています。

X FORGED STAR

心地よい打感と乾いた打球音を味わえる1ピースの軟鉄鍛造の造りは同じく。

ですが、ロフトを少しだけたてて、ヘッドサイズもやや大きめにするなど、寛容性を高めている点がスタンダードと違うところでしょう。

標準装着のシャフトラインナップにも違いがあります。

MODUS105は同じくですが、もうひとつが950ネオ。やや振りやすさを重視していますので、上級者はもちろんですが、中級者にも推奨できるテイストになっているアイアンかと思います。

APEX PROシリーズ

3タイプがラインナップされていますが、立ち位置は、3つとも完全なアスリートタイプ。

ロフト設定、シャフトラインナップ、ヘッド構造、すべてにおいてアベレージタイプとしての要素は見当たりません。

APEX MB

「ツアープロのこだわりを結晶にしたキャロウェイのマッスルバック」という表現がなされています。

コンパクトなヘッドサイズ、シャープなヘッドフォルム。

軟鉄鍛造ですが、バックフェースには見ての通りタングステンが搭載。

寛容性をあげるため、というよりは番手別のスピン量を最適化するための機能。つまり、すべての造りがコントロール性能のために造られています。

APEX CB

ロフト設定は≪MB≫と全く一緒。見た目の違いはバックフェースのキャビティ構造くらいですしょう。

比較して寛容性を高めていることは間違いありませんが、バックフェースにみえているタングステン以外にも、トゥ側の見えない内部に番手別に埋め込み方を変えているタングステン・インナーウェイトがあり、重心位置をセンターに、ボールの上がりやすさやスピン量も番手別に求められるものへと調整されています。

APEX PRO

PROという文字がついているのに3番目、どれだけアスリートゴルファーの要求に応えてくれるのでしょう。どの方向からみても初見ではわかりにくいかもしれませんが、中空構造になっています。

コンパクトなヘッドサイズ、少ないオフセットは操作性をイメージしやすいバリバリのアスリートタイプに思えますが、中空構造であることと、バックフェースのタングステンがもたらす効果には「スイートエリアの拡大」というポイントが公式にアピールされていることからも、他の2つのタイプより寛容性を高めた方向性が明確にわかります。

他の2つのモデルのシャフトラインナップにはダイナミックゴールドMID115しかありませんが、こちらにはMODUS105もラインナップされていますので、より幅広いゴルファーにおすすめできるタイプにもなっているかと思います。

まとめ

10タイプもあれば、価格の高い安いがあるだけで、持ち味や性能が重複していて当たり前のようにも思えてしまいますが、それぞれに明確な個性がありますから、選び方さえ間違わなければ、ゴルファーのポテンシャルを最大限に引き出してくれる手助けをしてくれると思います。

新品だけでなく、少量ですが中古のマーケットにも在庫が出始めています。

興味をもった方は、ぜひ色々と検索してみてくださいね。

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