「ショットは安定してきたのに、なぜかスコアが安定しない」というお悩みをもつ方にさまざまなケースと原因、対策をご紹介

スコアアップ
202212192

練習場ではイイ球を打てるようになったし、ドライバーも調子がいい。ベストスコアも80台がでた。だけど、その後スコアが安定しない。100以上うつときも結構ある。

筆者の知人(仮にAさんとします)に、上記のようなお悩みをもつかたがいました。

ベストスコアが80台ということは、まさしくショットが安定してきた証拠だと思います。

ドライバーが乱れてOBが多かったり、アイアンでシャンクが多発してしまったり、という悩みがあると、なかなか80台は出ないかもしれません。

タイミングよく、Aさんとラウンドでご一緒する機会があって、なにか原因があるのか、現場で色々と見させてもらいました。

結果、お悩みの原因といえるポイントがわかりました。

ただ、1つ2つではなく、さまざまなシチュエーションで見ることができたのです。

こちらを読んでいただいているあなたが

「このケースは…。もしかしたら、自分も同じような経験がある」

ということでしたら、ラウンド中の現場を思い出しながら読んでみてください。

本記事はレッスンの類ではありませんが、筆者が長年のゴルフ歴で得たちょっとした知恵や、先輩方から教えてもらってきた、スコアがよくなることにつながることをお伝えしたいと思います。

今回のテーマは「ショットが安定してきたのに、なぜかスコアが安定しない」というお悩みです。

プロフィール

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ベストスコアもショットの内容も中級者ゴルファーの方のお悩み

冒頭にご紹介したAさん。

年代は40代、ここ数年ゴルフにハマってきて、面白くてしょうがない、とのこと。

仕事もおちついてきて、練習場もコースラウンドも定期的にいけるようになってきた。

ベストスコアが更新できて、80台が出た、という時期。

筆者も記憶していますが、本当にゴルフが楽しくなってきた時ですよね。

なによりも、練習場で真っ直ぐ飛ばすことができるようになってきたこと。

ドライバーのスライスが止まらなかったり、アイアンが芯をとらえられず安定しなかったり、というステップを乗り越えて、上級者への道が見えてきたタイミングです。

コースラウンドでも、ドライバーできれいなナイスドライブが打てて、長年の練習の成果が実感できたときは、このうえない達成感があります。

さて、Aさんとのラウンド。

当日の朝、ドライビングレンジにいってみると、熱心にストレッチをしてから練習を始めています。

練習前のストレッチは本当に大事ですからね。

第一印象に好感をもちながら、練習している様子を見ていました。

驚いたのは、スイングのバランスがとても良いこと。

ウェッジを軽く打つことから始まって、ミドルアイアンでもキレイなスイングでナイスショットを続けていました。

やがてドライバーを打ち始めましたが、こちらもナイスショットの連続。

百発百中とまではいきませんが、「平均スコアで100をきれない…」と嘆いている方のショットのレベルではありません。

なにか別の苦手があるのかな、と思いつつ練習グリーンに移動します。

パッティングの練習をみていて、なおさら不思議な感が増します。

ストロークに変な特徴があったり、タッチに極端な強弱がでてしまったり、ということも予想していたのですが、全くの逆。

入れ頃外しごろの距離を難なくカップインしているので、「パッティングは好き?」と聞くと「大好きです!」という返答。

あとは何が原因なのか…、と思いながらスタートしていきました。

結果として、18ホールのコースラウンドのなかで、さまざまなシチュエーションで、「スコアが安定しない」理由を発見することができました。

ここからは、いくつかのケースをご説明していきます。

コースラウンドのなかでのさまざまなケースのミス

ケース①

少し長めのミドルホール。

Aさんがドライバーで打ったティーショットはフェアウェイど真ん中。

距離もでているし、この日の前半はドライバーのミスがほとんどなかったと思います。

セカンドの距離、筆者は遠くにいましたが、こちらからの見た感じでは、ピンまで約150ヤード。

Aさんはアイアンを2本もっていき、少し考えてから番手を決めて打ちましたが、これもナイスショット。

このホール、ピンポジションはグリーンの奥目でしたが、ピンめがけて飛んでいったショットは、ダイレクトでグリーンをオーバー。

ナイスショットだっただけに「うわ!オーバー!」と嘆いていました。

ピンポジションがグリーン奥でそこから下りラインの場合、奥からのアプローチは一番難しい。

Aさんはそのホール、ボギーとなってしまいました。

ケース②

グリーン周りのシチュエーション。

やや打ち上げのバンカー越えのアプローチで、距離は打ち上げ分もいれれば、50ヤードくらい。

ライは悪くなく、スイングも緩んだりせず、ショットもダフったりせず、しっかり打てましたが、少しショートしまい、バンカーに入ってしまいました。

ケース③

330ヤードくらい、距離の短いミドルホール。

ただ、短いホールにありがちな、ちょっとしたワナ。

230ヤード付近から先が極端に狭くなっていて、ちょっとでも曲がればOB。

200ヤード付近まで広くなっていて、その距離をうっておけば安全、というコースレイアウトです。

筆者と同伴プレーヤーは、ユーティリティをもち200ヤード付近に安全に打ちました。

ところが、Aさんはドライバーをもっています。

「刻んだほうがいいよ」と言ったのですが、「フェアウェイウッドとユーティリティが苦手で…」という返答。

ドライバーを短く持ち軽く打ったのですが、ドライバーの長さで軽く打つのは意外と難しいモノ。

短くもったけど、距離的にしっかり飛んでしまい、しかも少し曲がってしまい、OBへ。

打ち直しはOBにはいかなかったものの、スコアはトリプルボギーになってしまいます。

ケース④

160ヤードのショートホール、ピンポジションは奥です。

Aさんは6番アイアンをチョイス。特に風もないシチュエーションでナイスショットした球は、ピンの真横にドンっと落ちて「おぉっ!」という我々の声が出かけたところ、そこで止まってくれずに転がっていき、結果グリーン奥に外れてしまいました。

ケース⑤

ミドルホールで、セカンドショットがしっかり打ててナイスオン。

ただ、比較的大きいグリーンの左端にのってしまい、ピンポジションは右端。

しかも、グリーン中央が一番高くなっているので、Aさんのロングパットは最初に上って後半は下って、全体的にはスライスライン、というロングパットとしてはちょっと難しいケース。

Aさん、後半の下りのラインを読めておらず、ファーストパットを大きくオーバー。

なんとか次のパットを寄せることができてボギーでおさまりました。

ケース⑥

ちょっと短めのミドルホール。

ドライバーがイイ当たりで、セカンドショットの距離はピンまで110ヤード。

ただ、グリーンまで結構な打ち上げで、10ヤードから15ヤード打ち上げの分をプラスする必要があり。

さらに、ライは悪くないけど、ラフからのショットで、もしかしたらフライヤーがかかるかも、というケース。

ピンポジションはグリーンの一番奥、そしてすぐ先はOBラインが浅い、というシチュエーション。

打ち上げの分をしっかり計算して、ピッチングウェッジで打った球は、予想外にフライヤーがかかり、ダイレクトでグリーンオーバー、キックが悪くOBまで行ってしまいました。

さまざまなケースでの「ミスの原因」

さて、以上の6つのケース。

ラウンド中、たびたび見られる、というほどではないかもしれませんが、同じ経験のあるゴルファーの方もいるのではないでしょうか。

ここからは、ミスの原因と対応策を考えていきます。

ケース①の原因

こちらからの見た目では、約150ヤードというところでしたが、Aさんはボール近くで降りたときに乗用カートの距離表示をみて、それを参考に160ヤードという距離のつもりで打ったそうです。

距離計測器をもっていなかったため、感覚で距離を判断して、結果的に10ヤードの距離を見誤ってオーバーしてしまった、というミスです。

ケース②の原因

ケース①のアイアンの距離判断と似たようなケースです。今度は逆に短く見てしまったようで、打ち上げも入れて、約40ヤードと判断して打ったそうです。

ヘッドの入り方が悪かったとか、スイングが緩んでしまったとか、ミスショットの類ではなく、距離判断の間違いが原因で生じたミスといえます。

ケース③の原因

フェアウェイウッドもユーティリティもバッグには入っていますが、クラブを見させてもらうと、ドライバーと比較して、かなり軽いシャフトが入っていました。

苦手というよりは、セッティングが合っていないことが要因で、スイングとのタイミングが合わずミスショットが多くなってしまう、ということだったようです。

ケース④の原因

このホール、同伴者にも同じようなナイスショットを打ててナイスオンをしたプレーヤーがいて、Aさんは「やっぱり腕の差かなぁ」と落ち込んでいたので、ふと思い、使っているボールを見せてもらいました。

朝イチのスタート前のボール確認で、Aさんが「自分はSRIXONです」と言っていたのを覚えていたのですが、ボールを確認させてもらい納得しました。

ディスタンス系タイプの『SRIXON DISTANCE』を使用していたのです。

スピン系タイプに『SRIXON Z―STAR』というボールがありますが、同じブランドでも、性能は全然違います

特に、今回のようなケース。ミドルアイアンの弾道だと、グリーンの硬さによっては、ボールのスピン性能の差がはっきりと現れます。

ナイスショットをしたとしても、ピタッと止まってくれる球にならず、転がってしまう球になってしまう。

ボールの選び方が原因で出てしまったミスになります。

ケース⑤の原因

後半の下りのラインを読めておらず、という表現のとおり、パッティングの前にグリーン全体のライン読みをしていませんでした。

長い距離だったので、時間的なこともあり遠慮をした可能性もありますが、ロングパットこそ3パットを減らすために上り下りと左右へのライン読みは必須となります。

この作業をしなかったがゆえのミスといえます。

ケース⑥の原因

打ち上げ、フライヤー、両方とも距離の確定をしにくい要素です。

さらには、グリーンに上がってみると、高台ではフォローの風が吹いていることもわかりました。

不確定要素がふたつ重なっているうえに、確認できなかった風の力も加わってしまい、短い距離なのに、もったいないOBとなってしまったケースです。

ナイスショットなのに、スコアが悪くなってしまうミスの原因

さて、個々にミスにつながってしまった原因があり、対応策がありますがそれぞれに違いますが、共通している点が1点。

ナイスショットが打てたとしても、結果としてスコアが悪くなってしまうことがある、という類のミスだということです。

ケース①と②の場合、どちらもスイングは悪くありません。ショットのミスではなく、距離判断が原因になります。

どちらも距離計測器を活用していれば生じないミスです。①の場合は、腕時計タイプでもOKですし、アプローチの時はレーザー式が最適かと思います。

(ちなみに筆者はさまざまなシチュエーションで対応できるので、両方を活用しています)。

ただ、もし持っていなくても、歩測をしたり、乗用カートの数値を確実な情報として得てからその数値をもとにショットをする、ということができるだけで、回避できたミスだったといえます。

ケース③と④の場合、最適なアイテムを選び活用することで、スコアが大きく変わってきます。

ドライバーとフェアウェイウッドのセッティング、ユーティリティも同様ですが、スコアがレベルアップするほどに、使用する場面が多くなり、重要性も比例します。

初心者の頃は、滅多に使わなかったけど…、という方も多いかもしれませんが、こちらのアイテムたちは、これから間違いなく多用する、大事な相棒です。

すべてのクラブに共通することですが、せっかく練習量をかさねていっても、フィットしていないクラブでは、なかなかナイスショットも打てません。

そして、ケース④に関しては、ボールの選び方によって、ショットの質にも違いがでてくる、ということですが、スイングやショットの精度によって、アイテムのニーズが影響されるわかりやすい例かと思います。

まだまだアイアンショットが安定していないから、という自己評価をされている場合、おそらく安全にグリーンセンターを狙うでしょう。

逆に、ピンポジションがグリーンの端であっても、果敢に攻めていくという姿勢は、ショットへの自信の表れでもありますし、上達していく先にある、ゴルフの楽しめる醍醐味のひとつでもあるかと思います。

そうなると、先ほどのフェアウェイウッドやユーティリティではありませんが、アイテムへの投資も必要になってきます。

OBなどで無くなってしまうことを考慮して、1ダースで2千円前後のボールを使っていた方が、1個500円以上するスピン系のボールを使うことは、出費の額が大きく変わっていくことにもなります。

ただ、値段の違いは、そのままパフォーマンスの違いにもつながります。

まだ、使ったことがないという方、スコアの更新にともない、少しずつでも使ってみてください。

最後にケース⑤と⑥です。

これはコースマネジメントに類されますが、本当にちょっとしたことを意識するかしないか、その違いだけで、1打2打とスコアに影響する大事な作業です。

⑤のケース、同伴プレーヤーに一度「すみません、ちょっとライン読ませてください」というように断りをいれてから、しっかり時間をかけてラインを読む作業が必要です。

ロングパットは3パットにつながる可能性もあるので、なおさらです。

⑥のケース、打ち上げ、打ち下ろし、フライヤー、そして風が読み切れないとき。

不確定要素が多数あるときは、前後左右にバンカーやOBがあったり、スコアを崩すことに影響がありそうなコースレイアウトだった場合は、影響をうけても大きなミスにならないようなショットプランにかえる必要があります。

ここでいえば、奥のOBにいかないように、最低でもグリーンセンターを狙う、というようなチョイスですね。

特にフライヤーは、ショットの調子がよいときほどかかってしまうものです。充分な注意が必要になってきます。

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まとめ

ショットが安定してきたのに、スコアが安定しない、というお悩みをもつ方へのテーマでしたが、ここでネガティブなことと、ポジティブなことをお伝えします。

まずはネガティブなこと。

ショットを育てること、スイングをつくっていくことには、さまざまな方法があります。

レッスンを受けたり、スクールに通ったり、最近ではレッスン動画をみながらスイングを作っていくことも可能になってきています。ツールが豊富にありますので、ありがたい環境になってくれています。

ただ、今回お伝えした内容は、自分自身では気づきにくいことでもあり、正直申し上げて、発見することが簡単ではないかもしれません。

ちなみに、筆者自身は、この類のことを知ってから、これまでに意識していることは2点。

ひとつ、できるだけ自分より上手い人とラウンドするようにすること。

この理由は実にシンプルです。

見て学べることもありますし、上手い方があなたにとってアドバイスを頂ける間柄で、かつ人柄であったならば、遠慮なくアドバイスをお願いしてもよいと思いますよ。

あなたが一生懸命であればあるほど、上手い方は良きアドバイスをくれると思います。

ふたつ、ミスをしたときも上手くいったときも、ラウンドの中でのショットの一打一打の内容と質を記憶して記録しておくこと。

ミスをしたときこそ尚更、というところですね。

すぐに原因を考えて、できれば判明させて、次回に活かすように心がける。

その日のうちに同じシチュエーションがきたときは、「これはラッキーだ」と思えるほどまでになります。

次にポジティブなことをお伝えします。

そもそもナイスショットが出るのです。良いスイングが出来てきているのです。

ゴルファーにとって、こんなにポジティブな情報はありません。

平均スコアが着実にアップしていき、やがてベストスコアが70台になり、9ホールではアンダーがでたり、遠い未来の話ではありません。

楽観的過ぎると思いますか?

筆者は何百人何千人というゴルファーを見てきましたが、しっかりストレッチをしてケガをしないように心がけて、いま持っている情熱をそのままにゴルフを楽しんでいければ、すべてのゴルファーに可能性はあると思いますよ。

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