「ゴルフを始めて、コースデビューをしてから数ラウンド、そろそろ新しいドライバーが欲しい」
そんな思いの初心者ゴルファーにおすすめするドライバーをご紹介します。
「新品では高額過ぎる…。でも、始めたばかりとはいえ、できるだけ最新に近いモデルを使ってみたい」というあなたにオススメするのは
①3万円以下の品が中古でたくさんあること
②初心者がつかいこなせる性能であること
この2点を満たしている中古モデル。
ヘッドスピード40m/s未満のかたへ5つ、ヘッドスピード40m/s以上のかたへ5つ、合計で、おすすめ10選となります。

※本ページにはプロモーションが含まれています
ヘッドスピード40m/s以上のゴルファーへのおすすめモデル
前半は、ヘッドスピード40m/s以上の初心者ゴルファーにおすすめするモデルです。

各モデルごとに⦅Golfdo⦆在庫・価格状況をご案内しています。気になる品があればCHECKしてみてください。
ダンロップのおすすめドライバー XXIO-eks-(ゼクシオエックス)

2019年に発売のモデルです。
ダンロップから発売されている『XXIO(ゼクシオ)』ブランドには、レギュラーモデル『XXIO』と超軽量級のプレミアムライン『XXIOPRIME(ゼクシオプライム)』がありますが、2019年にレギュラーモデルの11代目『ゼクシオイレブン』が発売されたときに、同時発売となったのが今作になります。
レギュラーモデルは「やさしい」「軽量」「振りやすい」がメインコンセプトとなっていて、50代や60代以降の「シニア世代」に使いやすいタイプとなっていました。
たいして、今作「ゼクシオエックス」は、「若い世代のゴルファー」がブンブン振り回してもいいようなやや重めのスペック。
いちばんわかりやすい目安はシャフト重量とクラブ総重量。
レギュラーモデルのSフレックスでは、シャフトが42gで総重量が285g。
たいして「ゼクシオエックス」は、Sフレックスでシャフトが47g、総重量が299g。
総重量で14gの差は大きいですよね。
クラブ長さも、すこしだけ短い45.5インチ。すべてのコンセプトが「セミハードヒッター」をターゲットとした造りになっています。
「ゼクシオ」のやさしさはしっかり備わっていますから、初心者のかたにも安心して使えるモデルかと思います。
テーラーメイドのおすすめドライバー SIMMAXーD
2020年に発売されたモデルです。
同時期に発売されたのは『SIM』『SIMMAX』、そして今作の3タイプ。
シリーズ全体のコンセプトは、トーナメントプロも使用するような「アスリートタイプ」でした。
スライディングウェイトが搭載された『SIM』がもっともテイストが濃く、スタンダードな位置づけの『SIMMAX』とともに大ヒットとなりました。
そこにラインナップとして加わっていたのが『SIMMAX-D』。
「D」はドローの略かと思いますが、文字通りドローボールを打ちやすくしてくれる「ドローバイアス」機能がもっとも強い。
アスリートタイプは操作性重視のイメージが強くなりますが、今作はどちらかといえば「つかまり重視」。
「つかいこなす」というイメージのアスリートタイプではなく、「スライスを軽減してくれる」というイメージのほうが強い、初心者におすすめできる性能になっているモデルです。
ですが、純正標準シャフト『TENSEI BLUE TM50』が装着されての総重量が、Sフレックスで297gですから、スペックとしてはしっかり振れるテイストに仕上がっています。
テーラーメイドが好きでスライスのミスを軽減したいゴルファーにオススメです。
タイトリストのおすすめドライバー TS2

2018年に発売されたモデルです。
タイトリストはバリバリのアスリートブランドのイメージがありましたが、2010年代以降に変化がみられています。
とくに、2019年に発売されたモデルたちには、多様なタイプがラインナップされています。
旗艦モデルともいえる王道ラインの『TS3』をスタンダードに、さらに小ぶりなヘッドシェイプの『TS4』は完全なアスリートタイプ。
ただ、TS3よりもシャローフェースに仕上げて、ドローバイアスもやや強めに設定された『TS2』は、近年のドライバーのトレンドを抜群のバランスで取り入れてくれています。
「ヘッドの開閉で球筋をコントロールする」という従来の操作性重視の流れから、「フェースの開閉をおさえてストレートに近い弾道で」というオートマチックに沿うようなパフォーマンス。
「スライスを想像以上に減らすほどつかまってくれる」というほどではありませんが、それでも充分な性能といえるでしょう。初心者のかたにもおすすめできるドライバーです。
タイトリストならではの「スタイリッシュなデザイン」は健在です。
キャロウェイのおすすめドライバー MAVRIK(マーベリック)
2020年に発売されたモデルです。
2017年に「EPICSTAR」というモデルに搭載された、キャロウェイ独自のテクノロジー「ジェイルブレイクテクノロジー」は、このモデルにも、さらに進化した機能として搭載されています。
いわゆる「2本の柱」。
「インパクトでのボール初速をアップして飛距離を伸ばす!」というコンセプトのテクノロジーは、「EPIC」➡「ROGUE」➡「EPICFLASH」へと引き継がれ、今作でパワーアップした性能として好評を博します。
「2本の柱」は、「その範囲で打ってこそ」という評判がすくなからずありました。
つまり、「少し芯を外すとボール初速アップの効果が薄れてしまう」という影響ですね。
そもそもの優れた性能ゆえの評だったかもしれませんが、この『MAVRIK』が発売されて、そのようなことはすっかり忘れ去られます。
当時の表現でいえば「フェースのどこに当たっても飛んでいってくれる」というもの。
すこし極端な褒めすぎの言葉に思えますが、その会話が飛び交っていたのは事実です。
その性能の軸は、現行モデルの『PARADYM』シリーズに引き継がれていると思いますが、ある意味では今作が始まりのきっかけだったかもしれません。
おなじ重量帯には『MAVRIK SUBZERO』もありますが、初心者のかたには『MAVRIK』をおすすめします。
PING(ピン)のおすすめドライバー G410PLUS

2019年に発売されたモデルです。
PINGは「世界ナンバーワンのフィッティングメーカー」として、ゴルフクラブメーカーとしては老舗の存在感さえありますが、テーラーメイドやキャロウェイなどと比較すると、日本の市場では後発になります。
2010年以降、『G』というブランドネーミングで着実に市民権を得てきたPINGですが、2017年に発売された『G400』シリーズで、人気を確実なモノにします。
高い評価をえたポイントは「高い慣性モーメント」ゆえの寛容性。
ドライバーにとっては、飛距離も大事ですが、同じくらいに「直進性」は欲しい性能ですよね。
多少のミスヒットをしてもフェアウェイにとどまってくれる。
大きなミスショットをしてもOBに飛んでいかない。
そんな方向性をサポートしてくれるパフォーマンスは、ゴルファーによっては飛距離よりも欲しい性能かもしれません。
その性能の分野では、すべての人気メーカーを見渡しても、この数年に発売されたドライバーのなかでは「名器」とよんでも遜色ないモデルです。
とにかく「直進性」「寛容性」に優れたドライバーです。「曲がらない」ドライバーが欲しいというかたにおすすめです。
ヘッドスピード40m/s未満のゴルファーへのおすすめモデル
後半は、ヘッドスピード40m/s未満の初心者ゴルファーにおすすめするモデルです。

テーラーメイドのおすすめドライバー SIM GLOIRE
2020年に発売されたモデルです。
『GLOIRE』は、日本市場限定でテーラーメイドが展開しているブランドです。
2012年に初代モデルが発売されましたが、この数年では、アベレージタイプの大人気ブランドとしてすっかり定着したシリーズになります。
その中でも、今作「SIM GLOIRE」は、さまざまなジャンルで高い評価を得ました。
まずは飛距離の面。
前年にグローバルモデルとして発売された『M5』『M6』のシリーズで搭載された、テーラーメイド独自の飛距離アップテクノロジー『スピードインジェクション』。
GLOIREブランドでは、1年遅れてこのモデルから搭載。
反発係数をルール制限内ギリギリで設定して出荷するという、文句ナシの機能。
さらには、カーボンをヘッド構造にうまく活用して、さらなる軽量化が実現して、「ドローバイアス」の性能もアップ。
オートマチックにつかまえてくれる性能は、初心者ゴルファーに多い「スライスの悩み」をシンプルにサポートしてくれます。
「飛距離アップ」と「ドローバイアス」が見事に融合したヒットモデルです。
キャロウェイのおすすめドライバー MAVRIK MAXFAST
2020年に発売されたモデルです。
先にお伝えした「MAVRIK」シリーズのラインナップに加わっていましたが、特徴はなんといっても「軽さ」と「振りやすさ」。
クラブ総重量は、なんと260g台!もはや同時期のゼクシオよりも軽量になっています。
ミスヒットを助けてくれる「寛容性」の高さは「MAVRIK」と同じく。
ネーミングについている『MAXFAST』は、このモデルが初代ともいえますね。
今では、定着したネーミングですが、「シリーズの最軽量」という意味合いになります。
とにかく軽くて振りやすい。
(言い過ぎかもしれませんが)「どこに当たっても飛んでくれる」という実に嬉しいパフォーマンス。
タイトリストのおすすめドライバー TS1
2019年に発売されたモデルです。
タイトリストがラインナップとして加えた『超軽量級』のドライバーです。
「トーナメントプロ仕様モデル」「コントロール性重視のアスリートタイプ」というイメージばかりが先行していたメーカーですが、このモデルの登場により、完全に払拭されました。
タイトリストらしい精悍なヘッドデザインはそのままです。
ただ、総重量がまるで違います。
純正標準シャフトは2種類。
軽いシャフトのほうは、Rフレックスで総重量268gという超軽量!
しかも、ただ軽いだけではありません。
「長年のタイトリストファン」のかたでしたら、打感や打音などのフィーリングも外せないポイントですよね。
そこもしっかりおさえてくれています。
ヘッドカバーもTS3やTS2と一緒、こういうところも「さすがタイトリスト」という感じですね。
ヤマハのおすすめドライバー インプレスUD+2 2021モデル
2020年に発売されたモデルです。
ネーミングの『UD+2』のプラス2は、アイアンのコンセプトからきました。
「プラス2番手の飛び」という「飛びの性能」にフォーカスした『飛び系』アイアンの元祖ともいえるモデルは2016年に発売されましたが、アイアンだけでなく、ドライバーとフェアウェイウッド、ユーティリティもラインナップされていました。
重量帯はアイアンとおなじく軽量級でしたが、アイアンと一緒にドライバーも大ヒット。
理由は、「ドローバイアス」による「つかまりのよさ」。
全アイテムに総じて採用されていたパフォーマンスは、「インプレスファン」をつくりだし、「キャディバッグのなかみは全てインプレス」というゴルファーが多くなっていたほどです。
もともとヤマハが国産メーカーでもあり、ヘッドのビジュアルや、打感や打音のフィーリング面についても日本人の好みを知り尽くしている「得意分野」です。
ブランドの存在感はしっかりと定着して、今作はこのブランドネーミングの3代目となります。
ダンロップのおすすめドライバー ゼクシオイレブン
2019年に発売されたモデルです。
2000年に初代モデルが発売されてから20年以上トップに君臨し続けている王道のブランドです。
このブランドがすごいのは、とにかく「ハズレ」がないこと。
2023年12月に、最新モデルとなる13代目が発売されていますが、これまでの長きにわたり、いわゆる「駄作」といわれるような失敗作がないのです。
テーラーメイドやキャロウェイのように、目にみえてわかりやすい革新的なテクノロジーを搭載し続けているわけではありません。
ですが、つねに「ゼクシオファン」の期待を裏切らない「ゼクシオらしさ」は継続しています。
飛距離や方向性というドライバーに必要な性能は進化しつつ、打感や打音やヘッドのテイストなどは大きく変えていません。
これも長い間ファンの心を離さない理由のひとつになっています。
まとめ
「中古市場の価格で3万円以下」ですと、高い性能を得ることができますね。
いちばん年式が古くても2018年です。
最新モデルにかなわないのは仕方がないところですが、それでも充分に満足できる性能のモデルばかりだと思います。
ぜひ、いろいろとCHECKしてみてください。
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