「これからゴルフを始めるけど、初心者用クラブセットじゃなくて、中古でもよいから過去の人気モデルでそろえてみたい」
「テーラーメイドが大好き!予算の範囲で、最低限必要なクラブでセッティングするときのおすすめは?」
以前に、初心者ゴルファーのかたにおすすめするセッティングの記事がありましたが、こちらは30代や40代の年代のミッド世代のゴルファーの方に向けて、メーカーをテーラーメイドに限定した特集記事になります。
そして、中古市場の在庫と価格をふまえて、セッティングした合計金額でのご提案を合わせてご紹介します。

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初心者ゴルファーにおすすめするセッティングをご紹介
キャディバッグの中には14本のクラブを入れることができます。
ただ、ゴルフを始める時期は、たくさんのアイテムを使いこなすのが難しいので、練習を積み重ねていくこと、そして実際にコースラウンドでつかう最低限のアイテムと本数を下記の通り推奨しています。
ドライバー(以下1W)、フェアウェイウッド(以下FW)は5番、ユーティリティ(以下UT)は22度前後、アイアンセットは5番か6番からサンドウェッジまで。合計で10本か11本になります。
ここに、パターとキャディバッグがそろえば、あとはシューズやボールなどのアイテムをそろえていけばコースデビューもOKです。
あとは、11本の組み合わせです。
「なんとなく選んでみた」「安いのが見つかったから」という理由で選んでそろえていくのはおすすめできません。
初心者の方とはいえ、ある程度ヘッドスピードに適したコンセプトのモデルであること。
そして、11本すべてのコンセプトができるだけ揃っていること。
この2点は、セッティングを進めるうえで、外すことのできないポイントです。
今回のテーマは、30代や40代のミッド世代のかたが対象です。
そのため、ヘッドスピードを平均して、40m/s以上と設定します。
また、セッティングをオートマチックにそろえるため、同じ時期に発売されたシリーズでそろえたおすすめセッティングとなっています。
セッティング合計の金額を「10万円以下」「8万円以下」「6万円以下」の3パターンでご紹介
クラブを購入する際、どんなモデルか、どのようなコンセプトか、という点も大事ですが、一番大事なのは、やはり金額かと思います。
予算の範囲内でそろえられるか。
できれば、オーバーしないところでおさえたい、という方は多いでしょう。
今回は、中古市場の在庫と価格をふまえて、そして先にお伝えした推奨のセッティングをしたうえで、合計金額の範囲内で購入することができるおすすめセッティングを3パターンご紹介します。
①10万円以下でそろえることができるセッティング 『M6』シリーズ
2019年に発売されたモデルです。
前後の年代で発売されたモデルの中でも高い評価を得たヒット作。
同年に展開されたモデルの中では、比較的つかまりがよいモデルなので、初心者のかたにも安心しておすすめできるテイストとなっています。
そして、セッティングをするうえで大事なポイント。
フェアウェイウッドからユーティリティ、アイアンセットにいたるまでしっかりラインナップされています。
ドライバーとフェアウェイウッドは純正のカーボンシャフトのSフレックス。
ユーティリティとアイアンセットは、比較的振りやすいスチールシャフト『REAX85 JP』が純正で装着されていて、アイアンはAWまでのセットもありますから、あとは56°か58°を組み合わせればセッティングには問題ありません。
合計で10万円以下でそろえることが可能です。
是非CHECKしてみてください。
②8万円以下でそろえることができるセッティング 『M2 2016』シリーズ
2016年に発売されたシリーズになります。
『M2』というブランドでは2代発売されましたが、こちらは初代のシリーズとなります。
テーラーメイドは、ドライバーとフェアウェイウッドのジャンルではヒット作が多いことで人気が高いメーカーですが、そんな人気メーカーの歴代モデルの中でも、名器と謳われているモデルになります。
年式のこともあり、ややキズが多い品が多くなってしまいますが、性能面では前述の『M6』シリーズに負けず劣らず。
特に、初心者の方にとって大事な『球のつかまり』という点では、評価が高かったモデルになりますので、フェアウェイウッドからアイアンセットに至るまで、おすすめできるタイプとなっています。
こちらも、ドライバーとフェアウェイウッドは純正のカーボンシャフトのSフレックス。
ユーティリティとアイアンセットは、スチールシャフト『REAX90 JP』が純正で装着されていて、SWまでのセットもありますから、セッティングにはこちらも問題ありません。
セッティングをそろえて、8万円以下でそろえることができます。
こちらもCHECKしてみてください。
③6万円以下でそろえることができるセッティング 『GLOIRE F 2014』シリーズ
2014年に発売されたシリーズになります。
かつて、世界のゴルフ界を驚かせた『白いヘッド』が採用されているモデルです。
ヘッドのクラウンにホワイトのカラーリングが採用された斬新なデザインは、2010年代前半のプロのトーナメントも含めて、とてつもないトレンドとなりました。
今でも、クラウンの一部にホワイトが使われているモデルがあるのは、その名残でもあります。インパクト前後の動きの中で、ヘッドの軌道が視認しやすいのでスイングサポートにもなり、膨張色の白はヘッドを大きく見せてくれる効果もあるという点が、採用された理由です。
そして、この『GLOIRE F』というモデルの特徴。
テーラーメイドが日本市場向けに展開したアベレージタイプのブランド『GLOIRE』ですが、2012年に初代モデルが発売されて以降、2023年現在も後継モデルが代々続いている怪物ブランドとなっています。
現在では、軽量級のシニアゴルファー向けのイメージが強くなりましたが、こちらのシリーズは、ややセミハードヒッター向けのテイスト。
シャフトは、ドライバーからアイアンセットまで、純正カーボンの『GL3300』のSフレックスでそろえています。
ある程度の重さもありますので、ヘッドスピード40m/s以上のゴルファーにおすすめできるスペックですし、忘れてはいけない「やさしさ」も兼ね備えています。
白いヘッドであることと、年式が少し古いため、ややキズが目立つ可能性があります。
ただ、おすすめセッティングでそろえて6万以下になりますので、コスパは最強のシリーズです。
是非CHECKしてみてください。
まとめ
今回ご紹介3つのシリーズは、歴代のヒット作でもありますから、年式にしては比較的中古市場の在庫が豊富です。
ひとつのプロセスとして、まずはご紹介したセッティングでそろえて、練習とラウンド数をかさねていった後に、フェアウェイウッドやユーティリティなどのアイテムを少しずつ追加していくことも可能ですし、同じタイプのモデルであれば、やがてドライバーだけでも最新モデルに買い替える、ということもできます。
要注意として覚えていただきたいのは、フェアウェイウッドだけ違うタイプで、ユーティリティだけ違うシャフトで、というチョイスだけはしないでください。
アイテム毎にマッチングしていればOKですが、もしタイプが違ってしまえば、たとえ打ち方が同じでも、マイナス結果になってしまうことは珍しいことではありません。
今後、キャロウェイファンのかたや、タイトリストファンのかたにもご紹介できるセッティングの記事を予定していますので、ファンのかたは合わせてご覧ください。
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